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3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!

『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』(さんねんビーぐみきんぱちせんせい でんせつのきょうだんにたて)は、2004年6月24日にチュンソフトより発売されたPlayStation 2用のアドベンチャーゲーム。第9回「CESA GAME AWARDS」優秀賞を受賞。これまでチュンソフトが制作した「サウンドノベル」に続く新たなジャンル「RPD(ロールプレイドラマ)」という位置づけである。声優によるフルボイス、一部アニメーション付き。TBSのテレビドラマである『3年B組金八先生』のタイトルを冠してはいるが、内容はオリジナルである。これは元々学園を舞台としたゲームを制作していたチュンソフトが、テレビドラマ『かまいたちの夜』を放送した縁のあるTBSに、既にある程度出来上がったシナリオを持ち込み『3年B組金八先生』の名前を使うことを申し入れたためである。これには「学園シミュレーション」や「学園ものギャルゲー」等との差別化を図る狙いがあった。テレビドラマのスタッフは制作に殆ど絡んでいないが、プロデューサーである柳井満のシナリオチェックは受けている。舞台となる中学校もドラマの舞台である「桜中学」ではなく「サクラ中学」という独自の設定(ただし美術的には同じ中学校でのロケ)で、坂本金八や大森巡査などドラマからの登場人物もあくまで特別出演といったポジションで登場しており、ストーリーへの絡みは薄い。キャッチコピーは「一度教壇に立ってみろ。先生の気持ちがよ〜く分かるぞ」。2004年のサクラ中学、名物教師の金八先生こと坂本金八が一年間入院することになってしまう。そこに、暫く教壇を離れていた主人公(プレイヤー)は金八の推薦を受け、代理として教職に復帰する。主人公は3年B組を受け持ち、さまざまな問題を解決しながら、卒業式までの一年をサクラ中学で過ごす事となる。サウンドノベル系のゲームで標準的なグラフィックと文章ウィンドウ(またはオーバーラップというスタイル)ではなく、フルボイスを生かしたグラフィックのみの表示となっている点が特徴。セリフ送りのボタンは用いず、自動的に会話が送られるため、イベントシーンはテレビアニメやテレビドラマを見ているような感覚で進行する(ただし、「読み返し」機能で文章を読む事と一度聞いたセリフはスキップ可能)。全体の一年は10話(10期間)に分かれており、その期間内で1つの、または複数のシナリオの「ザッピング(後述)」が展開する。各シナリオの冒頭および要所では「イベントカード(後述)」を入手する事ができ、主人公が移動した先にいる登場人物にイベントカードを使用することで、情報を収集したり、行動を起こしたりして、ゲームを進めていく。各シナリオには、主人公の行動結果によってグッドエンド、ノーマルエンド、バッドエンドが存在する(グッドエンドとバッドエンドのみのシナリオもある)。バッドエンドになると、プレイヤーは金八先生からの叱咤を受ける(第9話と第10話は例外で即ゲームオーバーとなる)。連続テレビドラマを意識しており、各シナリオは順調にプレイした場合にほぼ1時間でクリアできるよう構成されている(後述のザッピングが絡んだ場合はその分長くなる)。また、各シナリオの前には15秒の「次回予告」が入る。このゲームの最大の特長は、このイベントカードの概念である。これは、それまでチュンソフトが創り上げてきたアドベンチャーゲームやサウンドノベルといったゲームに存在する「コマンド」、「フラグ」、「選択肢」といった概念を一つにした新たな概念で、あるときは主人公が行動を起こすコマンドであり、あるときはシナリオの進行を把握できる明示的なフラグであり、またあるときは他キャラクターからの問いかけに答える選択肢となる。ザッピングの概念は、チュンソフトの『街 〜運命の交差点〜』から形を変えて引き継がれている。今作では、教師である主人公の身に、同時にいくつかの出来事(シナリオ)が降りかかるといった形で提示されている。ある生徒が抱える問題を解決するのと同時に、他の生徒の問題も解決していく形となっている。また、あるシナリオに関わっている人物に他シナリオのイベントカードを使用してみる事で、思いもよらない反応が返ってくる事がある。ザッピングを駆使して、1プレイで全シナリオをクリアした状態でエンディングに到達すると、卒業式後のシーンで特別セリフが追加される。完全版では、全シナリオでなくとも各生徒の問題(シナリオ)を解決をしていると卒業式での演出が変わる。シナリオとは独立に、才能開花システムという一種のミニゲームがある。マップ上にシナリオとは関係のない生徒が出現することがあり、その生徒に「才能カード」を使うと才能が伸び、開花していく。一人の生徒には9+1の才能が眠っている。才能カードは自動的に入手できるもの、シナリオをグッドエンドでクリアする事で入手できるもの、生徒のある才能が開花すると入手できるものがある。特定の才能カードがないと才能を全て開花できない生徒も多く、カード入手の手順はパズル的に絡み合ってくる。この才能開花システムで才能が開花した生徒は、卒業式(エンディング)で仰げば尊しを歌ってくれる。才能開花を全て終わらせれば、3年B組の全員と下パートも付いた合唱を聞く事ができる。ゲーム中のキャラクター総数はゆうに100を超える。※キャラクターの並びは全て出席番号順※印が付いているタイトルは『完全版』で追加されたシナリオキャラクターデザインには社長兼プロデューサーである中村光一の、「沢山の人物が描き分けられ、目が拳よりも大きいようなデザインではなく一般性があって親しみが持てるものを」という意向にそって森川聡子が起用された。武田鉄矢は常々金八先生が他者によって表現されるとき悪意を感じていたというが森川のイラストを初めて見たときには誠意を感じたと語り、コピーを自宅に飾るほど喜んだ。森川聡子の画を再現できるアニメプロダクションが見つからなかったため、森川自身がスタッフを集めてくることとなった。スタッフ紹介に際し、「ジブリの『猫の恩返し』のスタッフ」の売り文句が使われたが、『世界名作劇場』からの馴染みのメンバーである。本作ではほとんどのシーンを実際に撮影し、それを元にアニメーションが作成されている。また風景、建物もシンプルなキャラクターに写実的な背景を組み合わせたいというコンセプトからロケを元に描かれている(サクラ病院は『街 〜運命の交差点〜』に出てきた病院を加工)。通常アニメーションは映画と同様秒間24コマで絵を動かすが、本作は秒間30コマで作成されている。またプログレッシブ出力に対応している。絵が出来た後に音声収録するアフレコではなく、先に収録するプレスコ方式が採用された。殆どの場合においてゲームの音声は小さなブースに座り個別に収録されるが、シナリオを読んだ音響監督の佐藤敏夫の提案により、ラジオドラマのようにその話に登場する全員が集まり頭から順取りすることになった(ただし武田鉄矢、鈴木正幸は別収録)。卒業証書授与のシーンでも実際に出席番号順に並んで名前を呼ばれたら返事をするという方法をとっている。収録は一ヶ月をかけて行われた。多くの登場人物がいながらも、順取りが可能になったのは武田鉄矢、鈴木正幸を除く声優をマウスプロモーション一社に発注したためである。テレビドラマ『金八先生』で乾先生役を演じている森田順平が高峰先生の声を当てているが、マウスプロモーションを意図的に選んだのではなく、実際のところはスタッフがチュンソフト本社から徒歩1分の場所にあったスタジオにアポなしで訪れた際、たまたまテレビドラマ版のビデオがあるのを発見し、森田の所属を知ったという全くの偶然であった。字幕を出すと音声を聴く前に台詞を目で追ってしまい、掛け合いを楽しめなくなるとの考えから表示をしていない。そのため聞き取りやすいよう台詞のテンポを一般的なアニメ作品より1.5倍から2倍ほど遅くし、はっきりとした発音になっている。ディレクターのイシイジロウは仮に字幕を出すとしても相当凝った表示の仕方、台詞の後を字幕が追いかける感じにしたかったが本作のシナリオ量では実現できなかったと語っている。週刊ファミ通2005年4月15日号に、全てのセリフを聴いたセーブデータを用意し特定の日にロードをすれば隠しシナリオが遊べるという記事が掲載されたが、それはエイプリルフールのジョーク記事であり、お詫びと共に「シナリオは実在するが諸般の事情でカットしたので遊べません」との説明がなされた。その後、同誌の2005年6月10日号ファミキング内において、ファンからの要望に応え、発売前の告知等で紹介されながらもCEROレイティングの「全年齢」では収録できなかったシナリオ2本を収録した『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て! 完全版』(レイティングは「15歳以上推奨」)を発売すると発表。完全版は2005年7月28日にセブンイレブン流通専売ソフト(店頭には置かれず6月27日から7月25日の間に予約が必要)として先行発売された。通常のゲーム店では同年の9月29日より発売。なお、通常版と完全版との間でセーブデータの上位互換性はないため、完全版を新たに購入した場合は、再び0からプレイし直す必要がある。これは才能開花システムとの兼ね合いで、シナリオ追加に伴って一部才能カードの入手方法が異なっているためである。このゲームに登場した一部の人物は、チュンソフトの他のゲーム等にも出演している。

出典:wikipedia

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