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相掛かり

相掛かり(あいがかり)は、将棋の戦法の一つ。江戸時代から存在する相居飛車の定跡である。お互いに角道を開けないまま、飛車先の歩を伸ばしていき、まず先手が歩を交換する。その後▲2六飛と引いて後手の歩交換を阻むか、▲2八飛と深く引く。ここから飛車を左翼に展開するひねり飛車(▲2六飛型の場合)や、右銀を活用しての棒銀、もしくは腰掛け銀などのさまざまな変化があり、先手、後手ともに手が広く構想力が問われる。互いの持ち歩を生かした急戦から、囲い合う持久戦まで多様である。まず▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩と飛車先の歩を伸ばしあい、▲7八金△3二金とお互いに角頭を守ってから(角頭を守らずに▲2四歩(△8六歩)と先攻すると不利を招く)、▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩の歩交換が一連の運びである。この後▲2六飛と浮き飛車に構えるか、▲2八飛ともとの位置に戻るかによって戦法は二分される。初手▲2六歩に対し△3四歩と突いた場合は、横歩取りや振り飛車などの将棋になり、相掛かりにはならない(ただし横歩取り模様から先手が横歩を取らずに飛車を引く変化はある)。先手が3手目で▲7六歩とした場合は、角換わりの手順に合流する。棋士の公式戦では1985年度(昭和60年)▲2六飛型は340局指され、同年度の矢倉の290局と並び花形戦法であった。ただし、先手が167勝173敗、勝率49.1%と負け越している。平成10年代(1998年 -)には▲2六飛型は勝率が低いということで廃れてしまい、2009年度(平成21年)はわずか20局、それも先手の5勝15敗、勝率25.0%となってしまった。現在主流の▲2八飛型は同じく2009年度に97局指され、先手の55勝42敗、勝率56.7%となっている。かつて流行した▲2六飛型に対する2010年時点での棋士の見解は次のとおり。飛車の横利きによって後手の歩交換を阻む。以下▲3六歩 - ▲3七銀として右銀を繰り出す中原流相掛かり、▲3六歩 - ▲3七桂から速攻をかける▲3七桂戦法、△3四歩を突いたときに▲3六飛とまわり(△3四歩を突かなくてもまわる場合がある)、さらに左翼に飛車を転換し石田流本組から強襲する縦歩取り(ひねり飛車)、腰掛け銀(駅馬車定跡など)、2筋に再度歩を打ち付けて端攻めと△6四歩を狙う超急戦塚田スペシャルなどがある。いずれにしろ先手が角道を開けた際に後手には飛車先を交換する機会が与えられ、後手も飛車を△8四飛または△8二飛と引く選択肢があるが、多くの場合防御力を重視し△8二飛と引き飛車に構える。▲2六飛に比べると飛車の安定性はあるものの、早い段階で後手に歩交換を与えてしまう。しかし飛車の安定性を生かした棒銀などの戦法があり、先手の勝率が高く、現在では▲2六飛型よりも主流となっている。▲3八銀 - ▲2七銀 - ▲3六銀 - ▲4五銀といった棒銀模様から後手の駒組を牽制し、腰掛け銀に戻すことが多い(下段飛車棒銀、UFO銀などとも言う)。対する後手は先手の棒銀からの速攻を飛車の横利きで受けるため、△8四飛と浮き飛車に構えることが多い。先手は中住まいが主流で、中原流相掛かりとの相性がよい。腰掛け銀には▲6八玉型(△4二玉型)も主流で、中原流相掛かりの後手もこの形が多い。機をみて▲6八玉(△4二玉)〜▲6六角(△4四角)〜▲7七玉(△3三玉)〜▲8八玉(△3三玉)と堅くする場合もある。腰掛け銀に5筋の歩を突いて対抗する場合は▲6九玉(△4一玉)が多いが、銀が壁になっているので、カニ囲いにするなどして解消し、矢倉に発展する場合もある。持久戦では後手は銀冠を用いることも多い。また中原囲いも古くからある。飛車先を交換しており、角がにらみあっているために、持久戦になることは少なく中住まい対△4二玉型のまま戦いになることが多い。

出典:wikipedia

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