YTN(ワイティエヌ)は大韓民国のニュース専門テレビ局であり、ケーブルテレビ・衛星向けにニュースチャンネルを終日配信している。1993年設立。ソウル特別市中区に本社を置く。当初、YTNの出発は「聯合通信(現:聯合ニュース)」所属のテレビ局だったので、その名を「Yonhap Television News」から取ったものだったのでは間違いないのであるが、1998年の分社により聯合通信と縁を切ってからは、「Your True Network」、あるいは「Yesterday Tomorrow Now」の略のように、ニュース番組以外の時間、ちょっとした映像でアピールしてある。1993年9月、聯合通信の子会社として「聯合テレビジョンニュース」が設立され、1995年3月に国内初の24時間ニュース放送を開始した。YTNは当初の英文社名「Yonhap Television News」の略で、1999年2月には社名も「YTN」に変更した。1997年12月、韓電KDN(韓国電力公社の子会社)が聯合通信保有のYTN株式を取得して筆頭株主になった。韓国タバコ人参公社(現在のKT&G)も出資比率2位になった。1998年、聯合通信より分離、独立、現在に至る。2000年4月からは観光名所として知られるNソウルタワー(ソウル特別市竜山区)も所有。子会社による芸能・娯楽番組チャンネルの運営、自社主導コンソーシアムによる地上波デジタルマルチメディア放送 (DMB) への参入も果たし、総合情報企業への発展を目指している。2008年4月から、報道専門FMラジオ局であるYTN FMを開局し、ソウル・仁川・京畿道を中心とした地域に向け放送を開始した。「情報通信政策研究院」の2011年2月の発表によると、YTNのマス・メディア利用率(テレビ・新聞、ON LINE、OFF LINEを含む全ての媒体利用率)は、国内で一番高い。YTNは特に、インターネットよりの利用率の場合も国内媒体利用率1位、インターネットではないテレビよりの利用率の場合も国内媒体利用率1位を記録。ちなみに「情報通信政策研究院」の発表によると2011年の韓国内マス・メディア利用率は、YTNが49.7%で1位を記録し、2位がKBS(47.1%)、その後は、MBC(45.9%)、SBS(24%)、朝鮮日報(16.4%)、中央日報(12%)の順。YTNはこの発表を受け、「国内全てのマス・メディア利用率調査の結果発表からもわかるように、再び全国民から信用されている」と論評(社報 2011年3月 第91号)。上述のとおり公共企業を大株主に持っているため、理事会が政権に近い人物を経営者に迎えようとする傾向があるとされている。盧武鉉政権期には政権に近い人物を社長に据える動きがあったが、労働組合によって事実上阻止されている。2008年7月に公募制度で社長に就任した元文化放送 (MBC) 記者の具本弘は、2007年の大統領選挙において李明博陣営で放送総括本部長を務めるなど李大統領の側近にあたるため、労働組合が報道の公正性が損なわれるとして抗議。これに対して会社側が10月6日、労働組合委員長ら6人を解雇、27人を停職などとする処分を発表したため、10月8日よりアナウンサーや取材記者らが処分の撤回を求めて喪服姿でニュースを伝えるといった異例の事態に発展。また、この解雇処分により、さまざまな事件の映像を流す看板番組『突発映像』の担当プロデューサー3人のチーム中2人が解雇され、同番組は10月9日より放送できなくなる事態に陥った。また、韓国の言論労組も一連の動きを政権側の言論掌握の試みであると主張しており、騒動が広がる気配を見せている。重大ニュース発生時には変更あり
出典:wikipedia
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