『爆裂スーパーファンタジー』(ばくれつスーパーファンタジー)は、嘉門達夫とその他のレギュラー出演者たちがパーソナリティを務めたラジオ番組。略称「爆裂」。正式には「KAMON・○○の爆裂スーパーファンタジー」であるが、レギュラー出演者の交代があるため、ここでは一連の共通するタイトルおよび略称を用いる。JFN系列局で1992年10月から1998年6月まで放送されたが、フルネットではなく時期によってネット局の増減があった。収録はラジオ局のスタジオではなく、当時嘉門たちが所属していた代官山プロダクション(代プロ)で行なわれていた。局によって放送日・放送時間がまちまちだったことから、嘉門たちは番組中に「秘密基地から、時空を超えてお送りしております」と発言することがあった。FM放送の番組としては珍しく、放送時間のほとんどはトークとハガキ紹介で占められており、BGMも流れない。ゲストが登場することもほとんどなく、まれに同じ所属事務所(代プロ)にいるアーティストが出演する程度だった。ゲストの予告の際も「次回は○○さんが遊びに来ます、仕事じゃなくてホントに遊びにきます」と強調していた。番組初のゲストはブレイク直前のLUNA SEAだった。全盛期にはTOKYO FMをキーステーションにJFN系列局において20局弱のネット局があったが、1996年3月最終週をもって東京・大阪・名古屋の3局が打ち切り、地方FM局15局前後に縮小。ネット局数の増減を繰り返しながら1998年6月まで放送された。ハガキ中心の番組であるため、本来1枚50円かかるハガキをリスナーが安価で大量に送付することができるように、この番組では「1ネタにつき1枚のハガキ大の厚紙を、まとめて封筒に入れて送ってきてもよい」というシステムをとっていた。このシステムは好評だったようで、他の番組からも同様のシステムをとりたいという声が多かったと言われている。1996年3月まではリスナーの投稿に対してノベルティグッズが進呈されていた。ただし、読まれたハガキが大してウケなかった場合は出演メンバーの私物(通称・なんぞ)が送られたり、全く受けなかったり大ひんしゅくを買った作品には何もなしになることもあった。また、マロニーが進呈されていた時期もあった。東京・名古屋・大阪での放送が打ち切られた1996年4月以降は、それまでのノベルティグッズを廃止し、1採用につき0ポイント〜5ポイント(オープニングコントは原則10ポイント)を付与する制度に変更された(ただし、オープニングコント以外で10ポイントおよび20ポイントを獲得したネタが各1回ある)。貯まったポイントに応じて以下のような商品が交換できた。なお、最終回では秘密基地ご招待以外のグッズ交換にのみ応じていた。番組内ではシンセサイザーやエフェクター、サンプラー、楽器その他などを鳴らす事による演出がなされていた。新田一郎によるサンプリングボイスは特に有名。地方で番組を収録した場合手元に鳴り物が無く寂しい放送になる事がある。その際は嘉門のギターや手近にあった音のなるものが鳴り物となった。番組内で適宜新コーナーが発案され募集される。多くは一定の期間を経て大量にコーナー新案が発表され募集を行う場合と既存のコーナーの本来の趣旨から脱線したネタをあえて読み続けていたことによってそこから独立したコーナーの二種類。そうして次回以降それぞれのハガキが読まれ、以降ハガキの多かったコーナーは生き残り、少ないコーナーは自然消滅する弱肉強食の様を呈していた。この為、1、2回程度しか行われなかったコーナーも数多く存在する。場合によってはひとネタふたネタというような事もあった。これらで採用されたネタが嘉門のCDに収録される場合は作詞者に「爆裂組」のクレジットが加わる。そのため、これらのコーナーの終わり際には時間合わせのために突然早口になったりゆっくり喋ったりすることが稀ではなく、不審に思ったリスナーからのハガキが番組に届くこともあった。爆裂スーパーファンタジーの収録を公開録音。番組内では秘密基地での録音と織り交ぜて構成。
出典:wikipedia
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