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新世紀GPXサイバーフォーミュラ

『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』(フューチャーグランプリ サイバーフォーミュラ、Future GPX Cyber Formula)は、架空のモータースポーツを描いた1991年に放送されたサンライズ製作のテレビアニメ、およびその後発売されたアニメーションシリーズ、ラジオ、小説、ゲームなどの作品。略称は『サイバー』、『CF』。1991年放送のTVシリーズは2015年、続編のOVA『11』から『SAGA』までは2016年 - 2020年を舞台に、風見ハヤトを主人公として第10回 - 第15回サイバーフォーミュラ(以下、CF)ワールドグランプリ参戦チームの1つ、スゴウアスラーダ(スゴウグランプリ・スゴウウィナーズ)の視点から主に描く。OVA『SIN』は2022年の第17回CFワールドグランプリを舞台に、ブリード加賀(加賀城太郎)を主人公とし、サーキットの若き帝王と呼ばれるようになったハヤトとの壮絶な死闘を描く。企画当初は子供向けの要素が強く、「人工知能を持つ車が丁々発止しながら、障害物レース的な変な場所を走っていく」という作風だった。『マッハGoGoGo』のような作品になる予定で、TVシリーズでのレースはサーキットや市街地コースだけでなく、グラベル路面や氷上を走ることから「モータースポーツのトライアスロン」と評していた。しかし、F1ブームから本格的なレース物に変更された。近未来的なカーデザインは『マクロスシリーズ』のバルキリーで知られる河森正治が担当した。テレビシリーズでは『魔神英雄伝ワタル』と同じくレッドカンパニーが制作に関与し、同社の吉川兆二がシリーズ構成のディレクションを担当した。吉川によると、スポンサーのタカラは「金曜日の放送でレースをやって、その優勝した車を土曜日に発売したい」という意向を持っていた。しかし吉川は「ロボットものより車ものの方が画力が問われる」として、レースは1か月に1回が限界ということになり、年間10レースということになった。どこで誰が勝つかということや最終的な順位表は、最初に作られた。監督の福田己津央(TVシリーズは福田の初監督作品である)と脚本の両澤千晶、音楽の佐橋俊彦(ともに『SAGA』以降)、メカニカル作画担当の重田智(『ZERO』以降)といった制作スタッフは、本作から『GEAR戦士電童』(2000年)を経て『機動戦士ガンダムSEED』(2002年)へとつながる。これらの作品では、重田特有の火花を散らすエフェクトが使用されている。『ZERO』以降には、ガンダムシリーズのニュータイプのような「ゼロの領域」が登場した。『魔神英雄伝ワタル』、『魔動王グランゾート』、『魔神英雄伝ワタル2』と3年間続いたロボットアニメで成功を収めた放送枠でのスタートとなったが、視聴率及び関連玩具の売り上げは振るわず、本来は4クールで全50話程度を1年かけ放送する予定だったが、ほぼ3クール(9ヶ月)の放送、全37話で打ち切りとなった。特に玩具の売り上げ不振は深刻で、結果的にタカラがメインスポンサーを降板したため、打ち切りを余儀なくされている。なお、日本テレビが世界陸上競技選手権大会・東京大会を独占中継したため、その開催期間である8月下旬に2回放送休止している。TVシリーズは商業的には失敗したが、ストーリーが短縮された結果、内容が凝縮された終盤の熱い展開が、玩具の対象年齢外の中高生以上の層から大好評を博し、読者投票による1991年度の第14回アニメグランプリでは『ふしぎの海のナディア』など同じ年の他作品をおさえて作品賞ほかを受賞するなど、打ち切りの結果に終わった作品とは思えない、すばらしい評価と多くのファンを獲得することに成功した。以後媒体をOVAへと移行し、翌1992年の『新世紀GPXサイバーフォーミュラ11(ダブルワン)』から2000年の『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN』完結に至るまで、10年間に渡り新作シリーズが1年も途切れることなくリリースされ続ける異例のロングランシリーズとなった。シリーズ継続期間の長さとしては、サンライズ作品の中ではガンダムシリーズに次ぐ規模の長寿作品である。既存の漫画や小説に原作を持たず、10年間に主要な登場人物がほぼ変更されなかった。1話あたりの製作期間が長いOVAが大部分の期間を占めるとはいえ、アニメ作品全般から見ても異例の存在となっている。OVAシリーズを含め、作品の展開はDVD登場以前のVHSビデオとLDが映像ソフト市場を形成していた時期だったが、通常LD版のほうが売れ行きの良いアニメ市場において、VHS版の売れ行きがLD以上に良かったという。これはメインのファン層が女性であり、この当時女性のアニメファンが所有するAV機器はVHSデッキのみであることが多かったという事情によるものである。監督の福田己津央によると『ZERO』や『11』の頃はアンケートの男女比が「女8、男2」だったそうであるが、『SAGA』で「半々」になったため、『SIN』では「男向け」に制作されたという。緑川光(新条役)と置鮎龍太郎(ハイネル役)はTVシリーズがアニメ初レギュラー作であり、ハヤト役で初主演となった金丸淳一、あすか役で初ヒロイン役を演じた三石琴乃とともに、脚光を浴びた。なお、三石は後の福田の監督作品の『GEAR戦士電童』でもベガ役、『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』でもマリュー役(置鮎もバルドフェルド役)で連続して主要キャストで出演しており、福田が監督を担当した作品には欠かせない声優となっている。※各シリーズの表記は以下の順になっている非公式なものではあるが、PlayStation 2用ゲーム『新世紀GPXサイバーフォーミュラ ROAD TO THE INFINITY 2』では第17回・第18回(2023年)大会が、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ ROAD TO THE INFINITY 3』では第19回(2024年)大会がそれぞれプレイ出来るようになっている。これらのゲームの製作にあたっては本編の制作スタッフも協力しているが、発売元であるサンライズインタラクティブとしてはあくまで「非公式な続編」というスタンスを取っている。水素エンジンや常温超伝導モーターなどの無公害エンジンとナビゲーション用人工知能を搭載した車による、F1とは別カテゴリーの自動車レース「サイバーフォーミュラ」が人気を集めている近未来、父が開発したサイバーフォーミュラマシン「アスラーダ」に偶発的に操縦者として登録されてしまった主人公風見ハヤトはサイバーフォーミュラに参戦し、挫折と勝利を繰り返しながら成長していく。太字はアニメ作品。その他は、ラジオ・CD等の音声ドラマ作品。〔〕は所属チーム。数字はそのチームに所属した年度作品に登場するサイバーフォーミュラは人工知能サポートシステム「サイバーシステム」を搭載し、その適切なアドバイスで人間の限界以上の走行を可能とし最高速度400km/hオーバーを実現するレースマシンである。水素エンジンもしくは超伝導リニアホイールを原動機として、追加速を得るためのブースト機構などを有する。F1などの他のレースと異なり、サイバーシステム(以下、CS)と呼ばれるコンピュータシステムが車体全般を管制することが最大の特徴となっている。自由な発想をうながすため、レギュレーションにより最低重量が高く設定されており、アスラーダGSXなどの市販車(あるいはプロトタイプレーシングカー)に近い形状の4輪車からスーパーアスラーダなどのフォーミュラカーに近いタイプのものまでボディ形状は各種あり、4輪車以外にも6輪車、8輪車といった多輪車や、オートバイと同じ姿勢で乗車するシュティール(発展型に至っては前1・左右各1・後2の5輪車である)のようなものまで様々となっている。いずれも全輪駆動で、基本的に全輪操舵であり、アクティブサスペンションなどの車体制御技術も一通り備える。超伝導リニアホイール搭載車を除き、変速(ギアチェンジ)はステアリングホイールの裏に備えられたスイッチ状のパドルなどを用いた方式であり、アスラーダGSXなどH型のシフトノブで変速を行う車両もあるが、例外なくセミオートマチックトランスミッションとなっている。変速機は各車前段6段(ミッショネル系は7段)、後段1段を基本とするが、CSの管制下にあり、ドライバーがCSに指示することにより走行中であってもギア比を変更することができる。なお、水素エンジン搭載車両でフルオートマチックの変速を行う、あるいは無段変速機を備えた車両は登場していない。フォーミュラカーのような形状を持った車体でも、コクピットは風防ガラスで覆われており、悪天候時などはその全面に周囲を再構築したCG映像をリアルタイムで表示し、ドライバーの視界を保つという機能が存在する。サイバーフォーミュラに参戦する多くの車両はダウンフォースを発生させるエフェクトファンやローターを搭載している他、走行条件に合わせて車体を変形させられる車両も存在する。ウィングの可変やグランドエフェクトカーのように、リアカウルをウィング状のフォルムとしているマシンが多いが、CSの管制技術によって各ウィングを適時に制御できるため主流となっている。この時代の市販車であるサイバーホイールにもサイバーフォーミュラで培われた技術が応用されており、2022年時点で、スゴウのアスラーダGSXをモデルにしたGSX-NEO ベルサーティスがGIO社より市販されている。サイバーバイカーズという二輪車レースも行われている。名称の横の括弧( )内は英語名とカーナンバー(該当カーナンバー車の搭乗者と使用した年度も含む)。GSXを除く全車両は6輪車だが、いずれもティレル・P34のような前4輪・後2輪の形態を採用。同様にブーストはいずれも車体後部に2基搭載した形となっている。但し、アスラーダ系とガーランド系では、アスラーダが比較的大きなブーストポッドを車体左右末端に設けている(GSXのみ車体の後方中央部に搭載)のに対し、ガーランドは比較的小さなブーストポッドを車体中央部に寄せて設けているという差異がある。そもそもサイバーホイールや、サイバーマシンのパーツ製造会社であるスゴウは、車体製造技術という点ではともかく、車体開発という点においてスゴウ自体の開発能力は定かでなく、アスラーダGSXは元より、スーパーアスラーダ01以降のアスラーダ、ガーランドともに、元々はスゴウ以外で開発、もしくはスゴウ以外で研鑽したクレア・フォートランの独力に負うところが大きい。エンジンは自社で製造していたが、アスラーダについては投入初年度はまだしも、翌年以降はエンジンパワーの不足を慢性的に抱える傾向があり、後にユニオンセイバー、GIOからの供給を受けるようになった。OVAシリーズにおいては劇中にも、たびたび社屋が登場しており、ロビーにはGSXをはじめ、歴代の主力サイバーマシンが展示されている。アオイ開発部門による車両は、ステルスジャガーを除き、いずれも6輪で、前2輪・後4輪の形態を一貫して採用している。変形機構は、エクスペリオンZ/A-8で初めて導入されて以降、名雲チームで開発されたアルザードも含め、いずれもエアロモードで車体前部をすぼめる形状へと変形することを大きな特徴とする。これは凰呀のスーパーエアロモードも同様である。伝統的に高速仕様を重視しているといえる。ステルスジャガーを除く各車両は、ブーストポッドのために車両後部に比較的大きくスペースを割いており、スペリオン系とアルザードは比較的大型な2基、エクスペリオンと凰呀は比較的小型な4基のブーストポッドを備え、それらが展開することでブーストモードとなる。アルザード、凰呀を除く各車両のブースト(ブーストモード)には「〜ウィング」との名称がついている。エンジン、シャシー共に自社製で、安定して高性能を発揮している。車体開発技術も高く、性能面で遅れを取ったことは少ない。ファイヤースペリオン、ステルスジャガーを同時開発していたことからもわかるように、当初はサイバーフォーミュラ開発に潤沢な資金を投入していた。2020年には前年から体制を一新し、新機軸を投入したアルザードNP-1を投入し序盤を席巻したが、重大な規則違反がその後白日のもととなり、この「アルザード事件」で企業イメージが失墜したことから状況が変わった。2015年当初使用していたナイトセイバーはドイツのコンストラクター(車体製造者)のケルンから供給されていた市販のレースカーで、チームとしては車体を製造していなかったが、カール・リヒター・フォン・ランドルの加入以降は自社で車体製造も手がけるようになり、従来から製造していたエンジン開発のノウハウにランドルの資金力が加わりユニオンセイバー製レースカー、イシュザークは強力な戦闘力を発揮した。基本的にイシュザークはダウンフォース発生用のウィングは備えておらず、回転するローターによってダウンフォースを能動的に発生・非発生させる点に特徴があり、イシュザークはアオイ、スゴウの車両とは異なり、変形機構は搭載しないが、これもダウンフォースローターの特性から必然的なことである。ブースト機構は巨大なブーストポッドを1基のみ搭載する。水素エンジンを搭載したイシュザークのブーストモードの名称は「メッサーウィング」。その名の通り、通常は刃のようにそそり立っている車体中央部の垂直尾翼状のウィングが左右に大きく展開し、巨大なブーストポッドが露出するという仕組み。イシュザーク00-X1などリニアホイール搭載車両を含め、この垂直尾翼状の巨大なウィングはイシュザークシリーズの大きな外観的特徴となっている。ドイツの自動車会社シュトロブラムス製の超伝導リニアホイールを搭載することを最大の特徴とし、電気モーターを使用する特性上、燃焼機関を用いる他チームの車両に対しては、加速(トルク)性能において、絶対的な優位性を持つ。マシンデザインはドライバー兼マシンデザイナーのフランツ・ハイネルが手がけ、いずれも奇抜なデザインで知られる。コクピットも独特で、シュティール各モデル、シュピーゲル、いずれもドライバーには一風代わった着座姿勢を強いる。シュトロゼックプロジェクトとしてデビューした2016年は銀色だが、2017年以後、シュトルムツェンダーに移籍したジャッキー・グーデリアン車は金色、シュトロゼックプロジェクトのフランツ・ハイネル車は銀色となっており、2022年のシュピーゲルからはグーデリアン車が再び銀色となり、ハイネルに代わって参戦しているマリー・アルベルト・ルイザ車の色はショッキングピンクとなっている。初代シュティール以降、シュトロゼックの車体色が銀色である理由は、デザイナーでもあるドイツ人、フランツ・ハイネルの「シルバーアロー」への憧憬からである。ロシアのコングロマリット企業オーバル・エンタープライズ社をバックに持つが、サイバーフォーミュラへの参戦は余技といったところでそれほど熱心ではなく、車体開発も自社ではなくドイツのケルン社が行っている。他チームがオーソドックスな前6段を採用する中、伝統の7段を採用し続けている。駆動系においては、最新型のストラトミッショネルMS-3/Bですら4輪駆動ではあるが4輪操舵とはなっていないなど、古さも残した設計。それでも中団を争うチームよりは頭ひとつ抜けた存在であり、ドライバーのエデリー・ブーツホルツの能力であれば表彰台を争うことすら可能な程度の車両は常に用意している。エンジンはいずれもXi社から供給されたものを搭載する。いずれの車両もフロント部が顔を模したペイントもしくは形状となっている。車両の設定上のスペックについてはOVA『SAGA』の製作にあたって大幅な見直しと変更が行われたため、OVA『11』と『ZERO』に登場した各車両については新たに作られたものと古いものとで、2種類のスペック表が存在する。現在では後期設定が公式設定となっているが、テレビシリーズの車両については設定の扱いが棚上げとなっている。以下は設定上で公開されたGPXの優勝者と優勝マシン。第4回・第5回を連覇したジョン・グリーブと第7回優勝者ピタリア・ロペの2人は作品内に登場しており、第9回のピタリア・ロペは新世紀GPXサイバーフォーミュラ内で前大会の優勝者と語りで紹介されている。以下は作品内でのGPX優勝者と優勝マシン。特に表記の無いものは全シリーズ共通。EDテーマの入り方は一貫して、「本編のラストシーンからエンディングがフェードインしてきて、そのままEDテーマ曲に突入する」と言うスタイルである。日本テレビ - 札幌テレビ、ミヤギテレビ、テレビ新潟、福島中央テレビ、テレビ信州、山梨放送、静岡第一テレビ、中京テレビ、テレビ金沢、読売テレビ、広島テレビ、西日本放送、福岡放送、熊本県民テレビ、長崎国際テレビ、沖縄テレビなお北海道では本放映終了後、系列外のテレビ北海道で1993年度の毎週火曜日19:00に放送された。発売元はサンライズインタラクティブ。PROJECT YNPが制作している、コミックマーケットが先行販売している同人ゲームだが、初代以外の作品はサンライズ公認を取得したため本項は正式のゲームシリーズとして扱う。

出典:wikipedia

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