姫路競馬場(ひめじけいばじょう)は、兵庫県姫路市にある地方競馬のための競馬場である。正式名は姫路公園競馬場(ひめじこうえんけいばじょう)。主催者は兵庫県競馬組合。本項では併設されている中央競馬の場外勝馬投票券発売所であるウインズ姫路(姫路競馬場内)(ウインズひめじ ひめじけいばじょうない)についても記述する。後述するとおり、2012年9月以後は非開催が続いており、事実上休止競馬場扱いとされていたが、2018年度中に再開される見込みである。前身の淡路競馬場が廃止された際に、それに代わる形で1949年(昭和24年)に開設された。姫路公園競馬場の名の通り競馬場全体が公園となっており、コース内側は場外発売時の駐車場やイベント等に対応可能な芝生広場、児童遊園が整備され、馬場内公園への入り口も設けられている。2005年8月よりD-Net(地方競馬全国統一電話投票システム)に加盟し、それに付随してオッズパークにも加盟している。姫路競馬開催以外では、園田競馬開催時の場外発売の他、地方他場の交流重賞などの場外発売、中央競馬の場外発売も行われている。2003年より、中央競馬の場外発売所としても活用されている。発売開始初年の2003年は毎週日曜だけだったが、2004年から土・日の開催に拡大された。なお、名称は姫路場外であったが、2012年1月よりウインズ姫路(姫路競馬場内)に正式名称が変更されている。近年まで近畿地区のJRAの場外発売所の中で唯一磁気馬券を発売していたが、2008年6月上旬から2Fスタンドの自動券売機の更新工事が始まり、2008年6月14日をもってJRAの磁気馬券は近畿地区の全競馬場・WINSから姿を消すこととなった。2011年2月13日、小倉競馬場で行われた3歳未勝利戦で、1950万7010円というJRA史上最高配当が飛び出し、2票中1票がここで発行された馬券だった。当施設は平日払戻も行っているが、月曜の10:00から14:30までとなっている。また基本的にはハッピーマンデー、年始の平日や代替(続行)競馬開催日に園田競馬が開催されない場合はJRAの馬券を発売する。ただしJRAが開催中止となった際の代替開催日が園田競馬開催日と重複する場合、園田競馬場外発売を優先させるため、JRAの馬券の発売を行わない。当施設はJRAの発売システムを利用しているため、地方競馬共同トータリゼータシステムを利用してJRAの場外発売を行っているJ-PLACEよかわ(DASHよかわ)で購入した投票券は払戻できない。○…発売 ×…発売なし姫路競馬本場(園田競馬場外や他の地方競馬の場外も含む)や中央競馬場外における3連単の発売は全レース行っている。2012年に開催された重賞を記載する。2009年4月より、スカパー!の鉄道チャンネル(255ch)で開催日に無料放送(ノースクランブル放送)の「姫路競馬」中継(2013年は開催がなく、園田競馬のみ)を放送していたが、標準画質放送の終了に伴い2014年3月末で終了した。2014年4月からは地方競馬ナイン(701chか702ch)で中継を開始している。当初は当チャンネルの開局を機にスカパー!での中継から撤退するとしていたが、開局直前になって急遽中継を行うことが決まった。ただしばんえい競馬、ホッカイドウ競馬、名古屋競馬場、高知競馬場での中継を優先するため、中継しない日がある。そのため、地方競馬ナインで中継しない日は寄席チャンネル(542ch)で中継を補完している。かつては7月・11月・3月に3開催ずつ、計9開催を行っていたが、組合の予算が厳しくなってきたことや園田競馬場に比べて集客力で劣ることなどの理由で姫路競馬の開催日数は縮小され、概ね年間3開催まで減少した。2012年に園田競馬場で始まった金曜日のナイターが春から秋にかけての目玉となることもあり、ナイター開始後は開催が行われていない(全日程を園田のみで開催)。近年は毎年存続すべきかどうか議論されており、廃止の危機に追い込まれている。
出典:wikipedia
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