プロゲーマー(professional gamer)とは、ゲーム(コンピューターゲーム)をすることにより報酬を受ける人のこと(ゲーマー)。また米国では、『League of Legends』などの一部ゲーマーにP-1Aビザが発行された(eスポーツ)。プロゲーマーはゲーム会社などがスポンサーとなって生活基盤を保証した上で活動したり、海外の大会への遠征費やパーツ(ビデオカード、ヘッドセット、マウス、マウスパッドなど)の提供を受けて活動する者もいる。プロゲーマーとして得る金銭だけで生活している人もおり、これは特にPCゲームが一般に浸透している韓国に多い。韓国ではプロゲーマーチームの試合を中継するテレビ番組が放送されているほどである。『Quake』の大会で優勝賞品としてジョン・D・カーマックからフェラーリ・328GTSを贈られた「thresh」が一般メディアで初めて取り上げられたプロゲーマーとする意見がある。採用されるゲームの種類としてはFPS(ファーストパーソン・シューティング)やRTS(リアルタイム・ストラテジー)が多い。特にFPSの一つである『カウンターストライク』については世界中にプロゲーマーが存在し、(CPL)などの世界大会では賞金総額が数十万ドルにのぼる。日本ではアーケードゲームの対戦型格闘ゲームが盛んにプレイされており、数名のトッププレイヤーが全国大会の開催やインターネットによって著名になり、プロゲーマーとして活動しているが、アーケードゲームは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)や、各地の条例(青少年保護育成条例など)による法的規制の影響を強く受けるため、賞金や金品をかけた大会の開催がほぼ不可能である。そのため、彼らは大会賞金ではなくイベントの出演、ゲーム雑誌や攻略本への執筆、攻略ビデオのプレイヤーなどを収入源としたり、別の職業のかたわら、副業として行っていることが多く、地方への就職や転勤・転職を理由として練習時間がとれなくなったり、離職により経済基盤を失うことなどによって活動そのものを辞めてしまうケースも多い。アーケードゲームは基本的にゲームセンターの店舗に行かないとプレイできず、また個人で筐体を所有するのは(金銭面、騒音などの理由で)不可能ないし困難なため、地方に在住のプレイヤーが拠点としていた店舗が閉店ないし縮小するか、または筐体が撤去されるなどの理由で活動停止を余儀なくされることも発生している。日本国内のPCゲームでは競技性の低いアドベンチャーゲームが主流であり、そのほとんどがアダルトゲームである。日本国内でプロゲーミング的要素を含んだPCゲームというと、アーケードからの移植作(『ストリートファイターIV』など)を除いた場合、海外から並行輸入もしくはローカライズされた海外制作のソフトに限られている。2007年頃より取り上げられるようになってきているPCゲーミング系でも、有志やゲーミングデバイスメーカーがスポンサーとなり、少額の現金やデバイスを大会の優勝賞品として賭けられる大会も出てきてはいるが、それらを勝ち上がったトッププレイヤーですら、国際大会になると海外勢の前に予選敗退という事例が相次いでいる。TCG(トレーディングカードゲーム)にもプロ制度がある。TCGにおいては、『』や『ディメンション・ゼロ』(2009年を最後に終了)などに賞金制大会やプロ制度があり、トッププレイヤーにはブースターパックや遠征費が主催者から提供される。TCGのプロ制度は、ゴルフ同様に生活基盤が保証されず、上位入賞による賞金やスポンサーがなければ無収入である。2013年頃からはTCGショップが設立したプロチームが登場し、2015年ではTCGに関係なかった会社『Cygames』がプロチームを設立している。ゲームをプレイすることによって金銭を得る方法は多種多様に存在するが、これらは通常プロゲーマーと呼ばれることはほとんどない。欧米ではゲーム実況と称する「Twitch」などといったゲーム用ライブ配信サイトで広告収入を得て生活している例もある。
出典:wikipedia
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