日通航空（にっつうこうくう）とは、日本通運の航空事業部の呼称。航空会社ではなく、エア・フレイト・フォワーダーである。日本通運の一事業部であるものの、採用等は事業部で行うなど、社内でも独立性が高い部門である。日通航空では国際航空輸送、国内航空輸送の2本柱を持っており、国内外一貫した輸送サービスを提供している。顧客に対しては慣習から「日本通運」の名前を使用せず、「日通航空」の名前を使用しているケースが多い。エクスプレスハイスピード・エクスプレスカーゴジェットパックは日通航空扱いの商品である（2009年4月1日のペリカン便事業のJPエクスプレスへの移管後も、日通航空のまま）。2006年1月、「特定信書便事業」（「日通航空特定信書便/ビーエスピー」）で郵便事業に参入を表明。国内での、貨物取り扱いも積極姿勢に転換か。また、同じく2006年1月には「日本貨物航空」との資本関係強化や「日本郵政公社」との合弁国際輸送会社設立など、国内外に積極的な展開を進めている。羽田空港,成田空港,中部国際空港,関西国際空港,福岡空港では、帰国者の手荷物の別送品（旅行鞄,土産品,会議資料などの手荷物を、旅行者自身が携行せず、物流業者に自宅などへ配達させること）扱いでの輸送を受け付けている。なお、成田,羽田,中部ではJALエービーシー,関西ではANAエアーサービスのカウンターが受付窓口になっている。また、羽田空港（国内線旅客ターミナル）,那覇空港では、空港内に宅配カウンター（那覇空港では関連会社、沖縄日通エアカーゴサービスの運営）,新千歳空港,函館空港では、空港内での宅配取次所にて、空港利用者の日通航空扱いでの宅配貨物を受け付けている。

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