死喰い人(しくいびと、Death Eaters)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の集団である。映画版の翻訳では英語読みであるデスイーターが使われている。ヴォルデモートの思想に賛同し、彼に忠誠を誓った闇の魔法使いや魔女の中でも特に重要な人物を指す。フェンリール・グレイバックのように、ヴォルデモートの配下であるが死喰い人とはされず、格下とされている者も大勢いる。政財界に深く入り込んで権力を持つ者もいる。純血主義を標榜し、メンバーの多くは純血かつスリザリン出身である。1930年代に発表された「純血一族一覧」で「間違いなく純血の血筋」と認定された「聖28一族」出身の者も多い。ただし作者によればマグル生まれのメンバーも少数ながらいる模様で、ヴォルデモートも純血ではない。基本的に黒のローブを身にまとい、戦闘時にはフードや仮面を装着する。魔法使い以外の種族にも勢力を拡大しており、巨人や狼人間も味方している他、終盤ではアズカバンに勤務していた吸魂鬼全員が合流している。ヴォルデモートが最も台頭した時代には不死鳥の騎士団側の20倍の勢力を誇り、反対勢力を多く殺害、弾圧し民衆を恐怖に陥れた。闇の魔術に精通していることから総じて戦闘に秀でており、主要メンバーは不死鳥の騎士団や闇祓いといった優秀な魔法使いとも互角に渡り合う実力を持つ。差別的な純血主義者が中心でヴォルデモートの権力・実力に惹かれて集まり、絶対の忠誠を誓っているが、中には恐怖から従う者や服従の呪文によって従わされている者も多い。ヴォルデモートがハリーの殺害に失敗してからは、一部の者は服従の呪文や脅しにより無理やり従わされたと訴え、ヴォルデモートに忠実な者は騎士団員や闇祓いによって投獄、あるいは殺害され、一旦組織は解体された。4巻でヴォルデモートが復活してからは多くのメンバーが再集結して再び勢力を拡大、アルバス・ダンブルドア、魔法大臣ルーファス・スクリムジョールの殺害にも成功し、ホグワーツや魔法省までも掌握した。7巻では総力を挙げてホグワーツに攻め込み、ハリーを守ろうとするホグワーツ防衛隊と激戦を繰り広げた。防衛隊側の半数を死傷させたが、主君ヴォルデモートがハリー・ポッターとの戦いの中で死亡し、主要メンバーも殆どが敗北。完全に壊滅した。死喰い人の印。マークは、口から蛇が出ているドクロ。死喰い人は、反対勢力に対する破壊活動を行う際、「モースモードル(闇の印を)」と呪文を唱え、上空に闇の印を打ち上げる(例えば民家を襲った場合、襲われた家の上空に印が打ち上げられている)。この印は死喰い人しか作り方を知らず、民衆の恐怖の象徴とされる。死喰い人は全員、左の前腕に闇の印を刻まれている。ヴォルデモートが一人の印に触れると全員の印が黒く変色して熱くなる(これがヴォルデモートによる招集の合図である)。印は消すことができず、また印の変色・発熱は痛みを伴わないが、直接ヴォルデモートから印に触れられた場合は激しい苦痛が伴う(ピーター・ペティグリューは触られることを拒んでいた)。なお、ハーマイオニー・グレンジャーは、この方法にヒントを得て、ダンブルドア軍団の集合時間を知らせる方法を編み出している。
出典:wikipedia
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