シアン(cyan)は色のひとつで、やや緑みの明るい青。水色に近い青緑色。色の三原色のひとつで、寒色に含まれる。シアンとは古代ギリシア語で「暗い青」を意味するcyanosという単語から派生している。青写真(cyanotype)、チアノーゼ(cyanosis)などと同様の語源を持つ言葉である。藍緑色(らんりょくしょく)が同じ色をさすことがあるが、藍緑色と表記した場合にはアクアマリンを表すのが一般的である。シアンは色料の三原色(絵具の三原色)のひとつであり、カラー印刷でのインク・トナーに使われる。通常、マゼンタ(magenta)・イエロー(yellow)・ブラック(black)と共に使われるため、CMYKと呼ばれる。印刷技術における専門用語になりつつあるが、この意味ではアオまたはアイと呼ぶことも多い。ちなみにCMYK値で表すとC=100 M=0 Y=0 K=0となる。マゼンタと区別する目的でorange red(橙赤)とも言われる、光の三原色のひとつとしての赤(primary red)の反対色で、シアン色の物体(顔料等)はL錐体が反応する波長を多く吸収する。日本工業規格(JIS)でもシアンを色名として採用している。これは印刷用の原色としてのシアンとほぼ同じ色合いである。光の三原色である青(#0000FF)と緑(#00FF00)を一対一の割合で混合した色に該当し、RGB値ではで表される。ウェブカラーでCyanを指定すると、#00FFFFと同等に扱われる。これは、aquaと指定したものと同じ色である。色合いとしてはかなり青緑に近い青で、赤の反対色である。シアンは青に比して緑が少ない傾向にある。この点に注目すると赤の反対色は概ね青緑色といった色相であると言える。
出典:wikipedia
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