小砂焼(こいさごやき)は栃木県那須郡那珂川町にて焼かれる陶器磁器半磁器。水戸藩主、徳川斉昭が1830(文政13?)藩主になった翌年に、殖産興業政策として、陶土を探させる。同年、12/10に小砂に陶土発見。(同政策より、常陸大田でも発見されている。)藩窯 ( 当時の資料では、御用瀬戸 御用陶器焼 と表現)して庇護されており。高札原稿が残されている。現在も那珂川町小砂地区には数軒の窯元が存在し、閑静な焼き物の里を築き、日用雑器を焼き続けている。近郷には馬頭温泉郷があり、土産物向けの食器も多い。小砂焼の特徴として、陶器、磁器(おもに青磁)、半磁器(国山窯のみ?)ともに作成されている。陶器の特徴は何と言っても「金結晶」と呼ばれる黄金色の釉薬であり、素朴な意匠ながら瀟洒な上品さがある。他に桃色がかった辰砂釉も特徴的。徳川斉昭の殖産興業政策の一環として、那珂湊の反射炉を建造(1856 嘉永7)した際に、小砂の陶土を利用している。また駅弁のお茶の容器が陶製だったころには、小砂でも量産されていた。那須の御用邸の青磁のいくつかは、小砂焼である。モースコレクションにも、小砂焼があるが、kosunaと表記されている。
出典:wikipedia
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