株式会社東急百貨店(とうきゅうひゃっかてん、英称:"TOKYU DEPARTMENT STORE CO.,LTD.")は、東京都渋谷区道玄坂に本店を置く日本の百貨店である。日本百貨店協会に加盟。東急電鉄の完全子会社で東急グループの中核企業。東京横浜電鉄(現東京急行電鉄)が渋谷駅に1934年に開業した「東横百貨店」が、呉服店系の老舗百貨店「白木屋」と1958年に合併して現在へと至る。白木屋との合併は、実業家として名を馳せた横井英樹が白木屋株の買占め(M&A)を行い経営権獲得を目論んだものの難航し、五島慶太総帥率いる東急側に持株分を譲渡し白木屋が傘下に入った経緯による。合併の際、白木屋を存続会社としたため法人格は白木屋のものが生きており、設立年も1919年と、東急電鉄(1922年)より早い。日本の百貨店は呉服店系と鉄道系に大別されるが、現在の東急百貨店は鉄道系であると同時に、白木屋との合併により呉服店系の伝統も受け継いだ。その白木屋の流れを直接汲み、都心の主力店舗の一つだった日本橋店は、売上不振のため、1999年に336年の歴史に幕を下ろし閉店。東急不動産と三井不動産による跡地と周辺の一体再開発により、2004年に賃貸オフィスと商業テナント「コレド日本橋」を複合した日本橋一丁目ビルディングが竣工・開業している。東急グループの名残として東急ストアによる食料品スーパー「プレッセ」が出店していたが、それも2014年に閉店した。連結売上高は2,700億円以上になり、売上高営業利益率は1.94%である(2009年1月期)。旗艦店の一つである本店の売上高は1,243億円(2008年度)で、店舗別の売上高では全国8位だが、若者の街渋谷では、慢性的な売上不振が続いているといわれている。決算後などにメディアで報じられる本店の売上高は、本店、東横店、法人外商事業部、通信販売事業部の売上高を合わせて、「本店の売上高」として発表しており、本店単体の売上高は非公開。また、子会社で総合スーパーの「東急バラエティストア」(2007年撤退)、百貨店(たまプラーザ店、青葉台店、日吉店、港北店)を出店し、多摩田園都市の流通分野の中核を担っていた。スローガンは「上質な日々、ごいっしょに。」TOKYUポイント加盟店。2012年に、東急文化会館跡地の再開発ビルである渋谷ヒカリエへの新店舗「ShinQs」をオープンした。本店と東横店は見せかけ上独立したものとなっているが、売上高は合算(外商、通販含む)のみで、内訳を公表していない。バブル崩壊後、赤字脱却を目指し、郊外の支店の直営売り場を廃止、家賃収入を得られるよう専門店ビル化した。また、食料品は日銭が入るので、食料品売り場だけに特化した展開にシフトしている。1998年、アジア通貨危機に端を発して赤字になった海外事業からの撤退を決定。順次閉店した。東京横浜電鉄の社章と同一。「TOYOKO」を組み合わせた形。手斧を交差させた形。材木商として開業したことによるもの。現在はハワイのシロキヤ・ホールディング・LLCが保有。以前より東急百貨店の食品売場では、レジ袋を不要の場合には「スタンプカード」を発行し、一定のポイントで現金やポイントの還元等を店舗毎に付与していたが、2009年(平成21年)1月2日より「東急百貨店エコポイントカード」として統一した。
出典:wikipedia
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