川西能勢口駅(かわにしのせぐちえき)は、兵庫県川西市にある阪急電鉄・能勢電鉄の駅である。両者による共同使用駅となっている。駅番号は阪急電鉄がHK-50、能勢電鉄がNS01。当駅は宝塚線の開業時から設置されていた駅ではなく、その駅名の示す通り1913年に能勢電気軌道(現在の能勢電鉄)との連絡を目的として設置された駅である。当初は能勢口駅を名乗ったが、市名を駅名に入れることを川西市が要望したため、1965年に現在の駅名となった。なお、能勢電側の駅は一時的に川西駅を名乗ったこともある。当駅は開業時から長らく地上駅であったが、利用者の増加に伴い駅の改良に迫られるようになった。さらに、駅西側で県道川西篠山線を横切る踏切があったが、ニュータウン開発により交通量が増加した上に、2つの路線に踏切があったため慢性的に渋滞が発生するようになった。このため当駅付近の連続立体交差化事業が持ち上がり、当初の計画より3年遅れた1996年に当駅の高架化が竣工した。以下、地上にあった旧駅について詳説する。高架化以前は、阪急の駅と能勢電鉄の駅は並列していたものの、改札はそれぞれ分離されていた。両駅に跨がるホーム上には、1980年にラッシュ時の改札口混雑緩和対策として連絡改札が設置された。この連絡改札は、阪急の下り線が高架化された段階で廃止され、両者の間で改札を経ずに乗り換えることが可能になった。阪急と能勢は全ての営業列車が停車する。島式1面2線と櫛形2面3線、合計3面5線のホームを有する高架駅。改札口(東西に2か所)とコンコースは2階、ホームは3階にある。改札内には、ブックファーストの1号店がある。阪急は島式ホームとその対面にある1 - 3号線、能勢は櫛形ホームのうち北側の4・5号線を使用する。ただし、阪急・能勢間を直通する特急「日生エクスプレス」は阪急用の3号線を通る(詳しくは後述)。備考行き先の発車案内については、2015年12月22日、能勢電鉄がいち早くLED方式に変わり、阪急はまだ反転式を使用している。当駅以北の川西市内や川辺郡猪名川町のニュータウン群(萩原台・錦松台・南野坂・湯山台・鶯台・けやき坂・清和台・つつじが丘・猪名川パークタウン・阪急日生ニュータウン・大和団地・多田グリーンハイツなど)の住民にとっては、大阪市内方面への玄関口の一つとなっている。近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。駅の高架下の、スーパーや飲食店・専門店などが入居する商業施設は『ベルフローラかわにし』と名付けられており、道路を挟んで「EAST」と「WEST」に分かれる。また、屋上の一部は駐車場となっている。駅の北側・南側共に市街地再開発事業が完了しており、駅前にはロータリーやペデストリアンデッキが整備され、再開発ビルやマンションが立ち並ぶ。以下の金融機関のうち、特記しないものは「川西支店」である。阪急バスが乗り入れており、駅前にロータリー状の「川西バスターミナル」、駅の東を南北に通る兵庫県道12号川西篠山線沿いにも「パルティ川西前」停留所がある。川西バスターミナルパルティ川西前
出典:wikipedia
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