『ガンフロンティア』(GUN FRONTIER、海外名"Gun & Frontier")は、1990年にタイトーが制作・発売したアーケードゲームである。ジャンルは縦スクロールシューティングゲーム。22世紀初頭、宇宙開拓時代を迎えた人類は、ゴールドラッシュの流れに乗って、辺境の惑星へ次々と移民していった。そんな開拓惑星のひとつグロリアでは、開拓団の人々が夢と希望に胸を膨らませながら平和に暮らしていた。しかしそんなある日、宇宙賊ワイルドリザードが大軍団を引き連れて突如襲来。多くの住民が殺害され、残った人間も奴隷として過酷な生活を強いられていった。そして時は西暦2120年。荒れ果てたグロリアの空に、二機の戦闘機が降り立った。本作は、その演出面において現在でも特に評価が高い。当時のシューティングゲームとしては珍しかったストーリー性、西部開拓時代を彷彿とさせる舞台設定、リボルバー拳銃をモチーフにしたメカニックデザインといった独特の世界観が展開されている。またゲーム中においても、印象的なBGMや効果音に加えて、各ステージボスの派手な登場・撃破シーンなど、数々の意欲的かつ斬新な演出が盛り込まれていた。これらが後続に与えた影響は非常に大きく、本作で用いられた手法は、その後の様々な作品において窺うことができる。特に1996年にライジングが発表した『バトルガレッガ』は、製作者が「ガンフロンティアのようなゲームを作りたかった」と公言している通り、本作のオマージュと言える外見の作品となっている。また、本作における弾丸をかたどった棒状の敵弾は、その進行方向が直感的に判別しやすいため、後の弾幕系シューティングにおいて「針弾」として多く採用されている。1990年当時の作品としては弾幕が厚くかつ当たり判定が大きく、またショットの同時発射数に制限があることや、様々な要因でランクが上昇していくシステムなどから、ゲームとしての難易度はかなり高かった。しかし当時からゲーマーの人気は高く、1991年のゲーメスト大賞においても多くの部門にノミネートされ、編集部特別賞を受賞している。
出典:wikipedia
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