サンノゼ(、)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州にある都市。San Joséはスペイン語で「聖ヨセフ」を意味する。スペイン語本来の発音は「サンホセ」に近いが、英語での発音は転訛して(サノゼー)、(サノーゼー)、(サンホーゼー)となり、アメリカ英語では(サンホーゼー)となる。サンノゼ市の発行する日本語のパンフレットには「サンホセ」と表記されている。中国語表記は「聖荷西」。半導体・コンピュータ関連の産業が集積するシリコンバレーの中心都市で、「Capital of Silicon Valley(シリコンバレーの首都)」を名乗る。他の大都市に比べて所得水準が高く、アメリカ国内の人口25万人以上の都市を対象とした全米安全度調査の第1位である。1777年にスペイン軍の軍事補給基地として集落を創設。カリフォルニア州の最初の州都となり、発展した。1864年のサンフランシスコ鉄道開通後は肥沃な農業地帯から産出される果樹、野菜の集散地として発展した。その後は乾燥フルーツ、果物缶詰加工工業で知られるようになる。20世紀に入り、サンフランシスコ都市圏の拡大により人口が急増し、1970年代に人口45万人を突破した。1970年代後半からはシリコンバレーの中心地となり、20世紀末からのアメリカ経済復興の狼煙を上げた。人口はその後も増え続け、2010年あたりに人口は100万人を突破するだろうとの予測がなされていたが、2009年にはすでに突破していた。サンノゼはサンフランシスコ湾南岸の北緯37度18分15秒、西経121度52分22秒(37.304051, −121.872734)に位置している。アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積461.5km²(178.2mi²)である。このうち452.9km²(174.9 mi²)が陸地で8.6km²(3.3 mi²)が水地域である。総面積の1.86%が水地域となっている。ケッペンの気候区分では地中海性気候(Csb)に属する。2000年現在の国勢調査で、この都市は人口894,943人、276,598世帯および203,576家族が暮らしている。人口密度は1,976.1/km²(5,117.9人/mi²)である。622.3/km²(1,611.8/mi²)の平均的な密度に281,841軒の住宅が建っている。この都市内の住民は26.4%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が9.9%、25歳以上44歳以下が35.4%、45歳以上64歳以下が20.0%および65歳以上が6.3%にわたっている。中央値年齢は33歳である。女性100人ごとに対して男性は103.3人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は102.5人である。この都市の世帯ごとの平均的な収入は70,243米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は74,813米ドルである。男性は49,347米ドルに対して女性は36,936米ドルの平均的な収入がある。この都市一人当たりの収入(per capita income)は26,697米ドルである。人口の8.8%および家族の6.0%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の10.3%および65歳以上の7.4%は貧困線以下の生活を送っている。サンノゼはオレンジ郡と並んでベトナム系アメリカ人の多い都市であり、2010年の統計によれば人口の1割をベトナム系が占める。公共交通機関にも英語・スペイン語のほかにベトナム語の掲示が多い。サンノゼ・アースクエイクスは、2005年にヒューストンに移転してヒューストン・ダイナモと名称を変更した。その後リーグ拡張で同名のチームが2008年から活動を開始したが、2014年までは市内ではなくサンタクララで試合を行っていた。2011年12月時点で市のトップ雇用者は以下の通り。サンノゼ地域には、3つの州間高速道路国道・州道があり、高速道路は良く発達している。しかし、主要な"2桁"台州間高速道路がない最大の都市である。加えて、など、サンタクララ郡高速道路システムの多くの自動車専用道路がある。サンノゼまでのおよび市内の鉄道には、がある。サンノゼ歴史博物館からの歴史的市街電車は休日にダウンタウン内のライトレール路線で運行される。BARTを誘致しイーストベイを経由してサンノゼまで延ばす長期計画がある。ディリドン駅は、サザン・パシフィック鉄道によって1935年に建設され、1994年に改築された駅で、この地域内のすべての通勤用鉄道が集まっている。サンタクララバレー交通局(VTA)はサンノゼおよび周辺地域内で複数のバス路線を運行し、同じく地元住民に対してパラトランジットの提供も行っている。加えて、Highway17急行バスはサンタクルーズとサンノゼ中心部を結んでいる。ダウンタウンの北西2マイル(3km)に位置するノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港と、レイドヒルビュー空港 が利用される。また、北西35マイル(56km)に位置するサンフランシスコ国際空港と、北35マイル(56km)に位置する中規模空港オークランド国際空港も利用している。現存するアメリカ最古の3つの日本人街の1つがある。19世紀末に入植した日本人が、火事で消失した中華街の跡に築いたのが始まりである。その後、日本人排斥、太平洋戦争中の強制収用などを経て、現在でも一世を含む日系人が経営・勤務する料理店やスーパーマーケットはもとより、旅行代理店、眼鏡店などが立ち並び、シニアの日系人の暮らすアパートもある。ほぼ中心にある仏教寺院「サンノゼ別院」では毎年盆踊りの催しが行われ、ユニオンバンクには年2回程度サンフランシスコ総領事館の出張サービスが訪れる。日本人街の外や周辺の市にも日系スーパーマーケットや日本料理店が散在している。全世界で第2位の規模を誇るサンフランシスコ日本語補習校のサンノゼ校(小学部生徒数約600人、校舎はサニーベールにあるクパチーノ学校区の借用校)もあるが、近年は企業の駐在社員の子弟よりもアメリカ人と結婚した日本人や夫婦で移民してきた永住者の子女のほうが多い。サンノゼは以下の7つの姉妹都市を有している。括弧内の年度は、姉妹都市として認められた年を指す。
出典:wikipedia
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