小岩駅(こいわえき)は、東京都江戸川区南小岩七丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。乗り入れている路線は総武本線であるが、当駅には緩行線を走る中央・総武線各駅停車のみが停車する。特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。東隣の市川駅が千葉県であることから、当駅が総武本線における東京都区内の東限となる。また、武蔵野線の西船橋駅以遠・京葉線の南船橋駅以遠から葛西臨海公園駅経由で東京都区内に直通する場合でも、東京都区内発着の乗車券と当駅発着の乗車券を併用することで乗車可能となっている(旅客営業取扱基準規程155条)。また当駅は、総武本線の貨物列車用の支線である越中島支線・新金貨物線の書類上の起点駅となっているが、物理的には当駅 - 新小岩駅間にある新小岩信号場駅構内から分岐している。当駅が起点になっているのは、本来の起点駅であった新小岩操駅(現在の新小岩信号場駅)が1986年(昭和61年)にいったん廃止された際に、起点が当駅に変更され、翌1987年(昭和62年)に新小岩操駅が再開された後も、起点は当駅のままとなっているためである。当駅 - 新小岩信号場駅間(2.3km)は本線と重複扱いとなったため、貨物線および設備は一切ない。同様の理由により、総武快速線は当駅を通過するが、日本貨物鉄道(JR貨物)による第二種鉄道事業区間は当駅以東となっている。島式ホーム1面2線を有する高架駅である。駅下は1階・地階の2層構造のショッピングセンターShapo小岩になっている(後述)。みどりの窓口(営業時間 7:00 - 21:00)、Suica対応自動改札機、指定席券売機が設置されている。駅構内の改札の前には、かつての大相撲の横綱であった栃錦の像があり、待ち合わせ場所の目印にもなっている。栃錦は東京都江戸川区小岩出身の力士であり、当駅近くの江戸川区立下小岩小学校の卒業生である。駅はバリアフリー化が進んでおり、エレベーターやエスカレーターが至る所に設置されており、階段を使わなくても駅内及び地下ショッピングセンターを自由に移動することが可能である。2015年度の1日平均乗車人員は64,565人で、JR東日本の駅の中で第68位。総武線快速の通過駅では西船橋駅に次ぎ、この数は快速停車駅の市川駅、稲毛駅より利用者が多い。なお、強風が発生すると安全のために当駅から隣の市川駅まで徐行運転が行われることが多い。近年の推移は下記の通り。駅周辺は歓楽街、商店街が密集している。京成本線京成小岩駅までは徒歩で20分程、京成バス利用で10分程である。駅東側を通る小岩中央通りの北口側にはハングルの看板を掲げた韓国料理店や韓国物産店が立ち並び、小規模ながら「コリア・タウン」の様相を呈している。フラワーロード商店街の中にエフエム江戸川(84.3MHz)がある。ショッピングセンター「Shapo小岩」は、1972年(昭和47年)7月15日に「小岩PoPo」としてオープンし、2007年(平成19年)3月23日にリニューアルオープンした。リニューアルオープン後の店舗面積は1万3559平方メートル、店舗数は103。全店舗がSuicaショッピングサービスに対応している。駅改札口を中心に東西方向に細長く展開し、東西線路方向の通路延長は約380m。各店舗にはシャッターが取り付けられ、館内営業時間内に限られていた東西方向の通路の開放が初電から終電までに拡大された。地階では南北方向の横断通路も新たに開放された。地階にはイメージマスコット「ポポちゃん」を模った子供向けの「ぽぽちゃん広場」、水で安らぎを演出する休憩スペース「ぽぽの泉」、休憩所、抽選会など催し物に使用できる「ぽぽちゃんの森」が新設された。 2016年(平成28年)4月15日に「Shapo小岩」となった。Shapoとして統合されたことにより、JR東日本の駅ビル共通のポイントカード「JREポイントカード」が利用可能となった。最寄りの停留所は、駅南口交通広場にある小岩駅と、駅北側約200メートル程のところを通る蔵前橋通りにある小岩駅北口となる。以下の路線が乗り入れ、東京都交通局、京成バス、京成タウンバス、東京空港交通により運行されている。
出典:wikipedia
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