SMBIOS(System Management BIOS)とは、BIOS内のデータ構造の配置(およびそのアクセスメソッド)に関する仕様である。SMBIOSにより、そのPCに固有の情報をユーザやアプリケーションが格納したり使用したりすることができる。1999年ごろ、Distributed Management Task Force(DMTF)がSMBIOSを扱うようになった。それ以前は、SMBIOSはDesktop Management Interface(DMI)の一部として知られていた。ほぼ同じ時期にマイクロソフト社はOEM各社とBIOSベンダー各社に対して認定を受ける際にSMBIOS情報(インタフェースとデータ)を提供するよう要求している。2014年現在、DMTFがリリースしている最新の仕様は2013年4月3日のバージョン2.8である。2014年Q4に3.0.0が予定されている。バージョン2.7.1のSMBIOS仕様では、以下の structure type を定義している。LinuxカーネルにはSMBIOSデコーダがあり、SMBIOS情報に基づいてシステム管理者が特定のワークアラウンドの有効/無効を設定できる。ユーザ空間のコマンド行ユーティリティ dmidecode を使えばSMBIOSデータを見ることができる。WMIを使えば、Windows上でSMBIOS情報にアクセスできる。XPおよびそれ以降でサポートしている。一部のSMBIOS情報はコマンドプロンプトでWMICコマンドを使って表示することができ、レジストリにも同様の情報がある。SMBIOSデータをそのまま取得するユーティリティも各種あり、例えば "smbiosw" や "SMBIOS Peek" がある。UEFIでは、"SmbiosView" というシェルアプリケーションでSMBIOSデータを見ることができる。
出典:wikipedia
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