江若交通株式会社(こうじゃくこうつう)は滋賀県の琵琶湖西岸を中心に路線バス営業などを行う京阪グループ(京阪電気鉄道系列)の会社。かつては江若鉄道という社名を名乗り、琵琶湖西岸で鉄道を営業していたが、JR西日本湖西線(当時は日本国有鉄道)建設に伴い1969年に廃止した。路線バスにおいては、スルッとKANSAI対応カード、および京阪グループ共通バスカードは、江若交通では使用できない。なお、堅田営業所管内の路線(一部を除く)において、IC乗車カードのPiTaPaが利用可能である。「整理券」のことを「発駅券」と呼んでいる(ただし路線バス車両の整理券発行機のボックスパネルには「整理券」と表記されている)。また車両の運転席側窓下の裾部に「KEIHAN」のCIロゴが入っている。メーカーは日野自動車、いすゞ自動車がほとんどである。三菱ふそうトラック・バスの車両は、バスの運行開始以来購入車が非常に少なく、現在も3台在籍しているのみである。ボンネットバスを1982年2月まで一般路線で運行し(最後まで残ったのは堅田葛川線で、いすゞ自動車BXD30)、引退時には記念乗車券が発行された。これは近畿地方でも遅くまで一般路線営業をおこなった部類に属する。車両タイプ別では、大型路線車、流用車(ハイバックシート装備)、中型車、小型車、マイクロバス、ワンボックスカーおよび、最近導入された中型ノンステップ車など多種多様の車両が在籍している。ボディカラーは緑地に青と赤のラインが入ったデザインが基本だが、琵琶湖をイメージした別デザインのものもある。一時期、「奥琵琶湖定期観光バス」事業を担っていた経緯から、同事業用と通常の路線バス運行を兼用できる汎用車を在籍させていたことがある。2012年3月17日、自転車を搭載できる「自転車ラックバス」の運行を日吉台線A区間で運行を開始した。日野自動車セレガが在籍。京阪国際観光自動車(1998年6月解散)より移籍の車両もある。大津 - 堅田間を国道161号に沿って走る路線。朝晩概ね20分おき、昼間30分おきと比較的本数が多い。小野 - 和邇間は平日のみの運転となり、本数も少ない。堅田町内循環線浜大津線の一部で、堅田駅より旧堅田町内を回る路線。終日15-30分間隔で運転されている。朝晩には東洋紡総合研究所構内に乗り入れる直通の110系統も運転される。休日の日中には浮御堂の前へ乗り入れる。京阪電気鉄道が開発したびわ湖ローズタウンを循環する路線。小野駅 - 西地区ローズタウン間を中心として運行され、系統が複雑である。堅田駅より琵琶湖大橋を渡る路線。琵琶湖大橋東詰交差点を右折して佐川美術館、免許センター(滋賀県公安委員会警察本部交通部運転免許課)方面に向かう路線、直進して守山駅へ向かう路線がある。堅田駅と守山駅を結ぶ路線は「びわこ横断エコバス」としてバイオディーゼル燃料車を導入し、エコ交通を推進するとして滋賀県から補助を受けている。また、近江鉄道バスと共同運行している。2011年9月30日をもって、82系統堅田駅 - ラフォーレ琵琶湖線が廃止された。おごと温泉駅より仰木の里の住宅地を循環する路線。堅田仰木の里循環は、堅田への買い物等の利用に応じ、主に日中運転される。江若交通では、JR西日本が駅名を雄琴駅からおごと温泉駅へ改称した際、停留所の改称を行わなかった。堅田駅から仰木へ向かう路線。2008年3月15日から2010年7月2日までは平日の朝夕におごと温泉駅へ乗り入れる便が運行されていた。堅田駅より、国道477号を西進し伊香立、葛川方面へ向かう路線。途中どまりのバスが運転されている(伊香立途中町まで行く)。JR西日本湖西線及び京阪京津線、石山坂本線の終電後に山科駅から運行される深夜急行バス。山科駅以外は降車専用である。山科駅では高速バス乗り場の5番乗り場から発車する。安曇川支所の路線・系統では方向幕に系統番号を表示しない。当線は、安曇川駅におけるJR西日本湖西線(京都方面)列車との接続が考慮され、おおむね数分から十数分以内で乗り継ぎが可能なダイヤ設定となっている。当線は主に午後の時間帯(12時台から最終まで)を中心に、安曇川駅では朽木線とほぼ同時刻での発車となるため、ここでも前節の朽木線と同様に安曇川駅でのJR西日本湖西線の列車との接続を考慮して、概ね数分以内での相互乗り継ぎを可能にしている。安曇川支所が運行を受託している。2011年4月1日、高島市の交通体系見直しによる乗合タクシー制度導入に伴い、同日をもって一部路線が乗合タクシーまたは高島市営バスに移管されたほか、江若交通が引き続き運行する路線も一部経路が変更された。以下は高島市コミュニティバスの路線。(2011年4月1日廃止)堅田葛川線(堅田駅 - 下在地 - 生津・途中・細川)は、一部に途中停留所が(名称が「途中」であるにも関わらず)終点となる便があることから面白地名としてテレビ番組で採り上げられた。同停留所は同線のほか京都バス比良線のものが併設されている。なお、かつては集落の中心といえる旧街道の交差点にあったが、2008年現在は双方ともにバイパス上に移転している。
出典:wikipedia
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