小美玉市(おみたまし)は、茨城県中南部にある人口約5万人の市。市内の東部に航空自衛隊百里飛行場があり、民間施設として茨城空港が併設されている。「小川町」「美野里町」「玉里村」の頭1文字をとって「小美玉市」と命名された。これらのうち「小川」と「玉里」は歴史ある(少なくとも町村制以前にまでさかのぼれる)地名だが、「美野里」は1956年の美野里村成立に際し名づけられた新しい地名である。「小川の流れや美しい自然とともに、玉のように輝き飛躍する市」「小さな美しい宝物、あるいは小さな美しい心を持つふるさとになるように」「小さな玉が美しく磨かれていく、そんな夢の持てる市になるように」など、さまざまな思いが込められている。小美玉は、すでに広域消防の名称としてなじみがある。ちなみに住民公募では「百里市」が1位であった。関東平野の一角にあり、霞ヶ浦に面する。合併前、茨城県庁の分類で、小川町・美野里町は県央地域、玉里村は県南地域であったが、合併後は全域が県央地域となり、県の出先機関の管轄も変更された。陸運事務所も、車のナンバーを、小川町・美野里町は「水戸ナンバー」、玉里村は「土浦ナンバー」と定めていたが、同じ理由で、合併後は「水戸ナンバー」となった。美野里地区の西部を常磐線が通り、羽鳥駅がある。ただし、同駅は旧美野里町時代における交通機関の中心駅であったこともあり、小川地区や玉里地区からは隣の石岡市の石岡駅や高浜駅が至近であるため、羽鳥駅が必ずしも市の中心駅となっているわけではないがJTB時刻表によると、羽鳥駅が中心駅の扱いとなっている。かつて玉里・小川地区には鹿島鉄道鹿島鉄道線が通っていたが、2007年3月31日限りで廃止された。石岡駅・高浜駅を起点としたバス路線が市内を経由するが、小川・玉里地区と美野里地区を直接結ぶ路線は運行されていない。2013年10月1日から運行を開始した羽鳥駅を起点とした小美玉市内を循環する循環バス。土曜・日曜・祝日は全線運休となる。最寄りのインターチェンジは、常磐自動車道の千代田石岡ICと岩間IC、石岡小美玉スマートIC、東関東自動車道の茨城空港北ICである。
出典:wikipedia
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