サークルK（サークルケイ、）は、アメリカ合衆国発祥の国際的なコンビニエンスストア・ガソリンスタンドチェーン店である。アリゾナ州テンピに本社を置く、サークルKストアーズ(Circle K Stores Inc.)が、アメリカ合衆国での商標権を保有し、アメリカ国内の店舗の多くを運営している。国外の多くでは、別会社が運営している。同社はカナダに本社を置くコンビニエンスストア本部「Alimentation Couche-Tard Inc.」（アリマンタシォン・クシュタール）の完全子会社である。多くの国では、赤い四角の中に白丸を抜き、その中に赤くKと書かれたロゴが使われている（右上画像参照）。日本では、外がオレンジで内が赤い白抜き丸の中に赤くKと書かれたロゴが使われている。これはアメリカ本国では1957年から使われていた古いロゴで、焼印の図案化である。台湾でのみ、赤い四角の中に白い楕円を抜き赤くOKと書かれたロゴが使われている（「#台湾」節参照）。中国語圏では「サークル・ケイ」は発音が難しいのとロゴの「Ⓚ」が「OK」と分解できることから、通常「OK」にちなんだ名で呼ばれている。1951年 - 実業家のフレッド・ハーヴェイがテキサス州エルパソの の3店舗を購入した。これがサークルKの始まりとされる。彼はザ・サークルK・コーポレーション（現 サークルＫストアーズ Inc）を創始した（ は の頭文字でありかつ、発音が同じ）。1957年 - 10店舗に拡大。アリゾナ州に進出するにあたり、現在日本に残る「Ⓚ」字形のロゴが導入された。1983年 - 960店舗のユートーテム () を買収し、店舗数が2180に増えた。1990年 - 破産1996年 - 石油精製のトスココーポレーション () が買収2001年 - トスコ自体がフィリップス石油 () に買収された。2002年にはフィリップス石油がコノコ () と合併しコノコフィリップス ()となった2003年 - カナダのモントリオールに本拠を置くコンビニエンスストアチェーンアリマンタシォン・クシュタール () がコノコフィリップスからサークルKを購入し、自社のブランドとした2006年 - 旧オーナーのコノコフィリップス社がサークルKブランドをライセンスされ、西部でガソリンスタンドをサークルKとして運営できるようになった。ファミリーマート（2016年9月1日、サークルKサンクスより社名変更）が、日本での商標権を保有し、サークルKの店舗を運営している。香港・澳門（マカオ）では、利豊有限公司（）の子会社の利亜零售有限公司（）を中心とした「CRA集団」により「OK便利店」として運営されている。香港と広東では、利亜零售有限公司が運営している。澳門では、利亜零售有限公司と澳門工芸有限公司（）の合弁会社の澳門OK便利店有限公司が運営している。豊群企業集団（）との合弁企業の来来超商股份有限公司（）が「OK·MART」（漢字では「OK超商」）として運営している。元は中国と同様に「OK便利店」としていたが、2007年に「OK·MART」に変更された。

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