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OpenDocument

(オープンドキュメント・フォーマット)とは、XMLをベースとしたオフィススイート用のファイルフォーマットである。構造化情報標準促進協会 (OASIS)、国際標準化機構 (ISO) / 国際電気標準会議 (IEC)および日本工業規格 (JIS) (JIS X 4401)、韓国工業規格、ブラジル、南アフリカの標準規格に認定されている。競合国際規格として、「ISO/IEC 29500:Office Open XML(OpenXML, OOXML) 」がある。ODFは、複数のXMLファイルをZIP形式でデータ圧縮したファイルである。一つの規格でありながら、テキスト、表計算(スプレッドシート)、プレゼンテーションの他、数式、グラフィックドキュメント、データベースの各形式をサポートしている。多言語対応となっており、仕様上は、文章・段落・文字列について、各々「言語」及び「国又は地域」を指定できるようになっている。データの記述方法とその(画面上および紙上での)表現方法については一定の規格があるが、詳細な表現方法については各アプリケーションに依存している。そのため、閲覧するオペレーティングシステムやアプリケーションによって、表示される結果が異なることがある。しかし最近ではソフト間の対応によって、これらの問題は改善されつつある。ODFファイルの中身となっているXMLファイルはそれぞれ次のような内容となっている。ワープロ専用機の時代から利用者が作成したデータの保存には、個々のベンダーがそれぞれ独自に開発した専用のファイル形式を利用するのが一般的であった。これらのファイル形式は互換性が低く、特定の製品で作成したデータは、基本的に他社の製品では使用することができず、また、同一の製品であっても、ベンダーによってファイル形式が変更されると、表示したときの体裁が崩れるなどの問題があった。確実なファイルの交換はプレーン・テキスト形式での交換の方法以外なかった。さらに、それらのファイル形式は基本的に仕様が公開されていないため、第三者が相互変換のためのツールを作成するなどの対策を行うことや対応するシステムを開発することは困難であった。このことは、既に広く使われている製品を選択せざるを得ない状況を生み、特定製品に依存するシステムを生むため、営業戦略において効果的であった。実際、MS-DOS全盛時代において表計算ソフトLotus 1-2-3、日本国内でワープロソフト一太郎を普及させ、Windows全盛期においてはオフィススイート製品の分野においてMicrosoft Officeの独占に近い状態をもたらした一因ともなっている。このように、特定ベンダによって独占されたファイル形式に依存すること(ベンダロックイン)は、コンピュータの環境が変わると過去のドキュメントの参照や編集ができなくなるなど、知的資産としてのドキュメントの存在意義を低下させる上に、電子文書の活用を妨げるものでもあった。そのため、特定ベンダに独占されないオープンなファイル形式(オープンフォーマット)の要求がおきた。また、Microsoft Officeが提供されていないOS(Linuxなど)の普及に伴い、Microsoft Officeとデータを交換できるオフィススイート向けファイル形式も必要とされていた。これらの影響をうけて、オフィススイート共通のドキュメントファイル形式を策定する動きが起こり、特定のベンダーに依存しないオフィススイートのためのファイル形式として、OASISのオフィス文書のためのオープン文書形式技術委員会によって策定された。なお、策定開始時の仕様は、サン・マイクロシステムズが「OpenOffice.org」のファイル形式をもとに作成したものである。OpenDocumentは、一部の公共団体、企業とソフトウェア製品から支持されている。ODF1.0、1.1は、規格の完成度が低いという批判が構造化文書の専門家から為されてきた。

出典:wikipedia

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