釧路港(くしろこう)は、北海道釧路市にある港湾。港湾管理者は釧路市。港湾法上の重要港湾。特定貨物輸入拠点港湾(穀物)、港則法上の特定港である。国土交通省より、穀物の国際バルク戦略港湾に選定されているとともに、臨海部産業エリア形成促進港の指定を受けている。24時間運用の国際貿易港である。。地理的に扇状に広がる東北海道の要、釧路川の河口に位置し同地における港湾物流拠点として古くから発達した大規模不凍港である。釧路川が内陸との輸送に便利であることから、明治時代から(安田,三井,三菱,明治)財閥により、硫黄(釧路鉄道)・石炭・木材・水産品等の積出港として発展した。道東の物流拠点であったことから鉄道も釧路を起点に帯広、根室、網走へと内陸に伸びた。港湾後背地に北海道有数の工業団地である西港工業団地と釧路白糠工業団地が形成され、大規模な工業集積地になっている。大きく分けて東港区と西港区に分けられる。東港区は明治時代からの港湾区域として、海上保安庁の基地、造船、漁港などが置かれている。西港区は石油コンビナート、国際コンテナ埠頭(国際コンテナ定期航路)、内航貨物専用埠頭のほか(エネオス)が整備されている。2011年(平成23年)に国際バルク戦略港湾に選定され、2014年(平成26年)度から、西港区第2ふ頭地区において、パナマックス級の大型船舶に対応した-14m岸壁の整備が着手されている。ニューオリンズ港,スワード港が姉妹港である。岸壁総延長(10036m)と北海道最長の長さとなる北海道を代表する国際貿易港湾である。現在は貨物のみで旅客は扱っていない。かつては東京港との間に旅客航路があり、末期は十勝港にも寄港していた(当時の近海郵船、現・近海郵船物流)。釧路港は水産のイメージがあるが、入港船舶総トン数では、1700万tのうち25%が外国商船、70%が内航商船で、漁船は3%となっている。
出典:wikipedia
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