ドメラーズ2世(ドメラーズにせい)は、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』に登場する架空の宇宙艦艇。ここではその拡大発展型である、円盤形白色旗艦(えんばんがたはくしょくきかん)も解説する。ガミラス帝国銀河系方面作戦司令長官ドメルの乗艦の一つ。全長80メートルと小型で、塔型の艦橋がない円盤型の艦体には反動推進用のノズルの類が見当たらず、高速飛行時の空飛ぶ円盤のような特異な機動が特徴。攻撃装備はミサイル発射管4門、艦底から投下する爆雷など小規模なものだけだが、七色星団におけるヤマトとの決戦前に装備した瞬間物質移送器は、ワープ機能を持たない戦闘機や重爆撃機をもワープさせることができる。第22話の七色星団では三段空母3隻及び戦闘空母1隻からなる機動艦隊を指揮してヤマトに大ダメージを与えるものの、重爆撃機が放ったドリルミサイルが真田志郎とアナライザーによって逆行させられたために空母は全滅し、ドメルはただ1隻残ったドメラーズ2世を艦体固定用のワイヤーとマジックハンドでヤマトの第三艦橋に貼りつかせ、自爆する。ドメル艦隊は全滅したが、ヤマトは艦底を破壊され、多くの犠牲者を出しながら辛くも生き延びた。松本零士の漫画版では七色星団の決戦の描写はなく、ドメルは本艦で暗黒星雲航行中にヤマトに忍び寄り、アニメ同様、艦底へと貼り付き、スクリーンを介して沖田との直接会話を行った後に自爆する。瞬間物質移送機を搭載しているのかは不明。またゲールは乗っておらず、後にデスラー艦に同乗して姿を現すこととなる。何故、異次元空洞で使用した本来の旗艦やドメル艦隊を用いなかった理由は不明である。基本的な設定はアニメ版と変わらない。名称は「ドメラーズ2」となっており、ドメルが代々の乗艦に付けてきた「ドメラーズ」の名を継ぐ2代目で、ドメルが若い頃に乗っていた艦艇である。ドメルの部下からは旧式の小型艦と言われている。『宇宙戦艦ヤマト』(以後、旧作と表記)のリメイク作品である本作では、完全に独立した艦級ではなくドメラーズIII世の艦橋部となっており、艦本体から分離することで独立戦闘指揮艦として運用できる。艦尾には明確な推進ノズルが存在する。武装は艦首に空間魚雷発射管を6基、さらに多目的アームと物質転送機を備えている。第20話において旧作同様七色星団の決戦に敗れ、さらにドメラーズIII世本体をも失ったドメルは本艦を分離し、旧作同様ヤマトの第三艦橋への自爆攻撃を行うが、真田志郎が間一髪で波動防壁を再起動したため、目立った損傷を与えることはできなかった。なお、本作でのドメラーズIII世にはゼルグートII世とデウスーラI世の2隻の同型艦が存在するため、本艦も同型艦が2隻存在するが、ゼルグートII世は『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』において分離直後に火焔直撃砲によって撃沈され、デウスーラI世は第15話において分離することなく本体もろとも爆沈した。『宇宙戦艦ヤマトIII』でガルマン・ガミラス帝国軍の将軍ダゴンが座乗する艦隊指揮艦。デザイン担当は出渕裕。ドメラーズ2世の拡大発展型。2隻の同型艦を艦底部で接合したスタイルで、通常は連結しているが分離して行動することも可能。艦自体はドメラーズ2世よりも強力に武装されており、艦首に三連装無砲身砲塔×2基、艦尾に砲身付き三連装砲塔×1基、左右舷側に砲身付き三連装砲郭×4基、さらに特殊兵器として強力な牽引ビーム発生器を備える(1隻毎。接合状態だと兵装は2倍になる)。第10、11話でガイデルから打倒ヤマトの最終機会を与えられたダゴンが座乗し、新鋭空母艦隊を率いて決戦するも敗北する。最後の悪あがきに牽引ビームでヤマトを白鳥座のブラックホールへ叩き込もうと画策するが、逆に自艦がブラックホールの藻屑となった。
出典:wikipedia
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