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SIREN (ゲームソフト)

『SIREN』(サイレン)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が開発及び発売したPlayStation 2用のホラーゲームである。2006年2月9日には続編の『SIREN2』が発売された。同年にはその『2』をベースにした映画『サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜』も公開された。また、ゲーム・映画のアナザーワールドとして漫画『サイレン 〜ETERNAL SIREN〜』がある。2008年7月24日、PS3で第3作『』が発売された。2014年7月17日には本作のコミカライズ版『SIREN -赤イ海ノ呼ビ声-』が連載中。ヨーロッパでの名称は「Forbidden Siren」。韓国版及び中国語版では「死魂曲 SIREN」となっている。SIRENは昭和78年(作中では「昭和」の年号が続いている設定である)の日本を舞台に、土着的・民俗的なモチーフを題材とした3Dアクションホラーゲームである(パッケージには「ジャパンダークサイドモダンホラー」と明記されている)。一種のテレパシーのように敵が見ている映像を盗み見る、「視界ジャック」というシステムを特徴としている。ストーリーやビジュアルには、和製ホラーのドラマや映画からの影響が数多く見られる。難解なストーリー構成や謎をあえて残したまま終わるエンディング、また近年の和製ゲームの中でも群を抜いた難易度などは賛否両論あるものの、ホラーゲームには珍しい日本的テーマや独特のストーリー、挑戦的なシステムなどから一部で熱狂的な人気を集めた。『SIREN』は現実世界との融合をはかるため、「オカルトランド掲示板」「都市伝説調査隊」などのサイトを開設している。「オカルトランド掲示板」では須田恭也(SDK)が羽生蛇村へ発つ直前に書き込みを残している。ディレクターは外山圭一郎。シナリオライターは佐藤直子。このコンビは『サイレントヒル』を手掛けた。ジャケットの絵は『屍鬼』、スティーブン・キングやディーン・R・クーンツの文藝春秋版でカバー絵を担当している藤田新策が起用されている。開発初期には「SIREN」ではなく、「呪海(じゅかい)」というタイトルで制作が進められていた。また、「SIREN/サイレン」という名称も当初は商標登録が絶望的と見込まれていたが、2003年4月4日に登録がなされた。作品の発売前後にプレイステーションの枠で放送されていたTVCMが「子供が怖がる」などの苦情により予定より2日早く放送中止になった。なお、CMは、屍人化した前田知子が両親に呼びかける・理沙が屍人化した美奈と対面するという2パターン放送された。2004年10月7日、様々な追加要素を加えた『SIREN SPECIAL EDITION』が発売予定であったが、発売中止となっている。また、2006年には、サム・ライミが主宰する「ゴーストハウス・ピクチャーズ」に映画化権が許諾され、『SIREN』を原作にした映画版が制作される予定になっていた。しかし結局その後の進展はなく、実際には制作されていない。『』はこの映画版と連動して発売する予定であった。本作では、日本を舞台に戦闘に慣れていないキャラクター達が、後述の「視界ジャック」を駆使して敵から身を隠しながらシナリオを進めていく。敵を倒さなければならない状況でも、使用できる武器は基本的に、鉄パイプやバールなどの日用品である。銃器なども警察官の持つ拳銃や村田銃など、日本でも手に入れられるものに限られる。さらには、武器すら手に入らないキャラクターも多く、戦闘を回避せざるをえない状況が少なくない。シナリオの攻略には、本作品の敵が倒してもしばらくするとその場で復活すること、および、キャラクターが走り続けていると次第に息を切らし移動速度を落としてしまうことを考慮しなければならず、敵を力業で全滅させながら進む、といった方法が許されない。これらは、『バイオハザード』シリーズが確立したような、アメリカなどの西欧を舞台に、銃火器の扱いに慣れた重装備の主人公らが、ゾンビなどの敵を殲滅しながら物語を進めていく形式の3Dホラーゲームとは対照的である。シナリオ中のクリア条件が2つ用意されているのは、それぞれの世界の異常性を表したものであり、『SIREN』の羽生蛇村は「永遠にループする世界」の中の僅かな行動の相違によってシナリオが分岐・変化していくというものである。シナリオ全体は、複数のキャラクターが時間・場所を違えながら進んでいく。それぞれがとった行動が、他のシナリオやプレイ難易度に影響を与えることもある。特に、メイン主人公である須田恭也、竹内多聞、宮田司郎の3人は、物語の進行に大きな影響を与えていく。このゲームは普通にクリアしただけでは謎は解明しない。アーカイブを全て見つけ、関連書籍を全て読むことにより、ようやく窺い知ることが出来る。どちらかというとゲーム内の謎を考察してネット上の掲示板で自分たちの意見をやりとりしながら、自分なりの回答を見つける事の方が重要である。公式ホームページに掲載されているSIRENの外伝「羽生蛇村異聞」で、少しずつ謎を明かしてはいるが、逆に新たな謎が派生することの方が多い。本作を進める上で欠かせない視界ジャックとは、一時的に他人の視覚と聴覚を盗用する能力である。主人公達は、視界ジャックを駆使して敵との戦闘を回避したり攻略のヒントを得たりする。視界ジャックの際、画面にはキャラクターの視界と、盗用した相手の視界(盗用視界)とが映し出される。物語では「幻視」と呼ばれている。視界ジャックでは、まず、キャラクターが目を閉じ視覚と聴覚を盗む対象をサーチする。サーチ中は画面上の盗用視界側に、ノイズ(スノーノイズ)が走っているだけだが、ジャック対象を確保すると盗用視界が映し出される。それと同時にスピーカーからは、ジャック対象が聞いている音声が流れてくる。ジャック中は、盗用視界にキャラクター自身の位置が十字マーク(自身は青、同伴の仲間は緑)で表示される。視界ジャックを終えた後でも、最後にジャックした敵の位置は、キャラクターの視界に赤い十字マークでしばらく表示される。これらのマークは壁などに隔たれていても見える。視界ジャックが攻略上欠かせないのは、地図上にキャラクターおよび敵の位置が表示されず、また、キャラクターからの視界が数歩程度に短く周囲の状況を察知しづらいからである。そのため、視界ジャックにより、敵の位置とその行動パターンを把握することが必要となる。それ以外に、攻略上必要なアイテムを隠す敵の視覚や、攻略のヒントをつぶやく敵の聴覚を盗む必要もある。本作の敵は、キャラクターを発見したとたんに襲い掛かってくるため、視界ジャックをおこなわない場合、このようなアイテムやヒントを収集することが極めて難しくなってしまう。ジャックした敵の視界は、キャラクターの視界よりも遠くまで見渡せるようになっている。また、その鮮明度は、キャラクターと敵との距離や、視界ジャック能力の高さ、半屍人化の進行度等によって異なるようである。視界ジャックは、同行するキャラクターにもおこなえ、登場人物の一人が犬の視界をジャックして活動している場面なども見られる。映像は、メニュー画面を除き、すべてフル3Dポリゴンで構築されている。ゲーム中に登場する各3Dポリゴンキャラクターは、実在の俳優を基に作られており、キャラクターの体型および顔のテクスチャが俳優から再現されている。また、キャラクターの声も同一の人物があてている。ただし、メニュー画面に表示されるキャラクターの顔は、3Dモデルのものではなく、モデルとなった俳優の実写真である。顔の表情は、口やまぶたのポリゴンを動かして付けているのではなく、豊富なテクスチャパターンをフェードインするように切り替えて付けている。このテクスチャとして取り込まれた実物の人間の顔は、3Dゲームにありがちな左右対称の完全に整った顔立ちとはまた趣の違う(実際の人間の顔は万人みな左右非対称である)、生々しく写実的な雰囲気を生み出しており、特に暗い場面などの視認性の悪い状況では、実写映画と錯覚させるほどである。本作の舞台である羽生蛇村は陸の孤島である地方の村で、モデルは埼玉県秩父郡の廃村。怪異の発生後には村の周囲が赤い海によって寸断され、現世と隔絶されている。地方の寒村が舞台となった経緯としては、サイレントヒルの制作に携わっていたシナリオライターの佐藤直子が同作の舞台であるアメリカの地方都市を描くうちに、日本人にとってなじみ深い日常を描写することでホラーゲームの不安感を作り出すことができるのではないかと考えたことに端を発している。全体的な世界観はシリーズ共にクトゥルフ神話から影響を受けており、その元凶となった異形の神と上位の神の存在や関係性など、設定も近い。伊藤潤二の短編漫画に『サイレンの村』という作品があり、設定も酷似しているほか、小野不由美の小説『屍鬼』や諸星大二郎らの漫画作品などの影響を色濃く受けている。100個設定されたアーカイブ(作品世界を理解するための資料)が作品世界の現実感を演出している。音楽や題材には映画『八つ墓村』(1977年野村芳太郎監督版)の雰囲気も醸されているほか、『呪怨』や『仄暗い水の底から』などといった日本のホラー映画の影響が随所に見られる。また、主人公が架空の伝説を捜索しに行く点や、作品のメディアミックス展開においては、映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の影響が見られる。どうあがいても、絶望。昭和51年8月3日深夜0時、××県三隅郡に位置する羽生蛇村が大規模な土砂災害により壊滅した。27年後の昭和78年8月1日、羽生蛇村でかつて大量虐殺が起きたという都市伝説に興味を持った高校生・須田恭也が単身で村を訪れるが、深夜の森で村人たちが怪しげな儀式を行っているのを目撃する。その姿を村人に見られ逃げ出す最中に、突如として村に大音量のサイレンが鳴り響いた。様子のおかしな村人たちが徘徊し、山中にあるはずの村の周囲が赤い海で囲まれてしまう。逃避行の最中、須田は一人の盲目の少女・神代美耶子と出会う。ともに行動する中で、恭也は彼女が数十年おきに行われる村の儀式の生贄だと知る。そんな彼女を救うべく、恭也は二人で村から脱出しようと美耶子と行動を開始するのであった。時を同じくして、村の秘祭を調査に訪れていた民俗学者・竹内多聞とその教え子の安野依子、村の若き医師・宮田司郎、儀式に失敗した求導師・牧野慶、村の暗部に気付きつつも過去の経験から沈黙を守っていた老猟師・志村晃、テレビ番組の取材で村を訪れた元グラビアアイドル・美浜奈保子、数年ぶりに帰郷してきた村の住人・恩田理沙、村の小学生四方田晴海とその教師・高遠玲子、親子喧嘩の末家出し、外で道草していた中学生・前田知子は、それぞれ境遇を異にしながらも怪異に巻き込まれ、村を徘徊する屍人からの逃避行を重ねていく。そして慈愛に満ちた表情で人々の前に現れる謎多き女・八尾比沙子は、次第にその本性を露わにし、自らを呪いから解放すべく儀式を強行しようと暗躍する。怪異の元凶である異形の“神”・堕辰子の復活を阻止せんと、人々は絶え間なくループする3日間を戦うことになる。※印のついている人物は操作できるキャラクターである。なお、登場人物の外見はすべて演者の外見をモデルに作成されている。人が赤い水を体内に吸収し、その状態で死ぬか吸収量が一定を越えるかすると屍人化する。半屍人が流している血の涙は、赤い水と入れ替わりに自分の血を出している生理現象である。そもそも屍人は<神>に近づく経過の途中の形態であり、まずは人としての原型をある程度とどめた半屍人に変容し、海送り・海還りを行うことによって犬屍人・蜘蛛屍人・羽根屍人・頭脳屍人といった完全な屍人へと変化する。最終的には赤い海と一体になり神の一部になる。屍人化した人間は、いかなる傷を負っても治癒し、再生するため不死身の存在となり、その目には幻想的な風景が見えるようになる。そのため普通の人を見ると、自分たちと同じような素晴らしい世界に招き入れる為に、赤い水を飲ませようとして襲いかかる訳であって、ゾンビなどのように人間を食べる訳でない。ただし屍人からは、人間の方が化物に見えるようである。屍人の中には、生前の名前が判明しているものがおり、戦闘能力が他の屍人より高いことが多い。作中ではプレイヤーに攻撃されて一時的に「死んだ」屍人は、平伏し御辞儀をした様な状態でダンゴ虫のように丸まって動かなくなり、しばらくすると息を吹き返して立ち上がる。このため、一時的に無力化することはできても完全に抹殺することはできない上、首や筋肉を切断し、解剖しても再生する。「宇理炎」(うりえん)と呼ばれる神器でその身を焼き尽くすのが彼らを消滅させる唯一の方法である。この世とは異なる別の世界から落ちてきた<神>の一種。かつて羽生蛇村の村民がその肉を喰らったことから、村に呪いが降りかかる事になった。日光を極端に嫌い、わずかに曝されただけで身を焼かれる。そのため堕辰子を迎える場である屍人ノ巣のある一番奥の層には日の光が届かないようにしている。日に4回聞こえるサイレンの音は堕辰子の鳴き声で、村に溢れる赤い水は堕辰子の血である。堕辰子の首は神の花嫁の儀式を行うための御神体で、冒頭で美耶子に破壊されたが、別の時間から来た比沙子が持ってきたことにより、儀式は再び行われることとなる。美耶子が完全な生け贄になると思われたが、須田に血を分け与えた際に美耶子自身も須田の血を微量取り込んでしまったため儀式は失敗、堕辰子は不完全な復活を遂げ暴走する。その後は牧野(宮田)に屍人ノ巣を破壊されたことで日の光を浴びて瀕死状態となり、"いんふぇるの"へ逃げ出す。そして比沙子が自らの身を捧げたことで完全体へと変貌。須田と激突するが、宇理炎で再び身を焼かれ"木る伝"を宿した焔薙(日本刀)で首を落とされて敗北。その首は比沙子と共に首を必要とする時代へと運ばれることとなる。攻撃回数に制限がない近距離用の武器。全6種。攻撃方法は大攻撃と小攻撃の二種類あり、攻撃する武器によってはリーチが長かったり攻撃範囲が狭かったりするので、うまく使い分けることが重要となる。弾数に限りがあるものの、高威力を誇る中-遠距離用の武器。全5種。拳銃は距離や明るさ、ロックオンしている時間によって命中率が左右され、特に中距離で威力を発揮する。狙撃銃は構えるとスコープ画面になり、遠距離の敵でも容易に倒すことができるが、近づかれると不利になってしまう。

出典:wikipedia

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