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名探偵ポワロ

『名探偵ポワロ』(めいたんていポワロ、原題:"Agatha Christie's Poirot")は、1989年から2013年にかけて、イギリスのロンドン・ウィークエンド・テレビ("London Weekend Television")が主体となって制作した、アガサ・クリスティ原作による探偵エルキュール・ポワロを主人公としたテレビドラマ。原作を重んじた丁寧な作りが放映開始当初から支持を集め、「エルキュール・ポワロ・シリーズの映像化作品における決定版」といわれる本作は、初期は短編の映像化をメインに、短編を消化した後は長編に移行して制作された。そのため原作全ての映像化が期待され、本作でポワロ役を演じたデヴィッド・スーシェ自身も前向きであったが、シリーズ中期以降、企画当初からのプロデューサーの退任や制作母体の変遷など苦難が続き、一時期は制作されない時期もあった(近年では2007年に予定されていた第11シーズンの放送が2008年にズレ込み、告知のあった『オリエント急行の殺人』を含む各エピソードも先送りされるなどしていた)。こうした困難を経ながらも、長年のファンの期待に後押しされるように、断続的に制作は続けられた。そして2013年6月、第13シリーズをもってついにほぼ全ての原作の映像化という偉業を達成。放映開始から24年目にしてシリーズ完結となった。最も原作に近いポワロとしばしば賞賛されるデヴィッド・スーシェの演技が良く知られている。スーシェは原作を徹底的に研究し、多くの俳優に演じられてきた「名探偵エルキュール・ポワロ」のイメージを決定付ける名演を見せた。原作においては部分的な登場であった助手のアーサー・ヘイスティングズ大尉(ヒュー・フレイザー)、スコットランドヤードのジェームス・ハロルド・ジャップ警部(フィリップ・ジャクソン)、秘書のミス・レモン(ポーリーン・モラン)をほぼレギュラーとして登場させることで、ポワロを取り巻く人間関係にドラマオリジナルのキャラクター性を加えられている。彼らのユーモラスな掛け合いもドラマ版ポワロの魅力として認識されており、2004年の第9シリーズ以降登場していなかったが、最終シリーズである第13シリーズにおいて再集結を果たした。またゲストヒロインを始めレギュラー以外の登場人物の年齢が原作より高めに設定されており、「大人のドラマ」という側面が強調されている。原作の「エルキュール・ポワロ」シリーズは第一次世界大戦直後の1920年代から時代が進んでいくのに対し、このドラマでは1930年代に概ね固定されている。特にジャロー十字軍(『ヒッコリー・ロードの殺人』)やフレッド・ペリーの全仏オープン優勝(1935年)などのエピソード(『ベールをかけた女』)が物語に絡められている事から、第二次世界大戦前夜の1930年代後半期が背景にされていると見られる。こうした時代設定を踏まえて、美術面などでアール・デコ風の世界観が作り出されており、原作の持つ独特の雰囲気を演出することに成功している。日本ではNHKが1990年から日本語版の放映を開始。ポワロの吹き替えにはベテラン声優の熊倉一雄を起用し人気を博した。熊倉とスーシェの声質は必ずしも似ているわけではないが、その独特の語り口はスーシェ同様日本におけるポワロのイメージとして定着するに至った。スーシェ本人からも「熊倉の声が最もポワロの声によく似合う」とお墨付きをもらっている。助手役であるヘイスティングスの吹き替えは第45話(『もの言えぬ証人』)まで富山敬が担当、富山の死後となる第47話(『エッジウェア卿の死』)から安原義人が新たに担当した。NHKの日本語版はオリジナル版とは放送順が替えられていたり、放送時間の関係で数分のカットシーンが存在する(カットシーンについてはソフト化の項を参照)。アール・デコ調なポワロの横顔を模した特徴的なオープニング・エンディングは、オリジナル版では後期シリーズから使用されなくなったが、日本語版では短縮された形で使用され続けた。新作が作られる度に、版権処理や日本語化作業のためオリジナル版から1年から3年程遅れて、主にNHKの海外ドラマ枠として年末年始や夏休みに放送されていたが、後期シリーズは衛星放送のみの場合が多かった。再放送も随時行われているが、近年ではケーブルテレビに供給しているAXNミステリーやチャンネル銀河でも放送されている。最終第13シリーズの日本語版初回放送に際しては、ドラマ制作にまつわる秘話・最終収録に臨む想いなどをまとめた特別番組『さよならポワロ!〜世界が愛した名探偵・25年の軌跡〜』が先立って放送された。イギリスにおいてリマスター版が制作されたことを受け、2015年10月24日よりNHK BSプレミアムにて『ハイビジョンリマスター版 名探偵ポワロ』の放送が開始された(カットシーンのない完全版。ソフト化の項参照)。イギリスでの初回放送順に準ずる。なお作品間の時系列は不特定で、台詞を確認すると細かく前後していたりする。日本での放送日は初回放送日。放送当初から数社がVHSでの発売を行っていたが、これらは全て英語音声日本語字幕で、サブタイトルもNHK版には依っていなかった。NHKの日本語版がメディア化されたのは2001年から2002年にかけてビームエンタテインメント(現ハピネット)より発売されたDVDが最初で、第47話まで発売された。しかし、NHK総合で放送された第49話までは放送時間の都合上カットシーンが存在したため、その部分のみ英語音声日本語字幕での収録だった。その後2005年に、カットシーンにNHK版と同じキャスト(ヘイスティングスは逝去した富山の後任の安原が担当、ゲスト声優も可能な限り同じ)で追加吹き替えを行い、パッケージも一新した完全版が第49話まで発売された(旧DVDに収録されていない第48、49話のパッケージはリバーシブルになっており、裏返せば旧DVDのフォーマットに揃えることができた)。2007年には第9シリーズ第50~53話が、仕様は完全版ながらパッケージを旧版に戻した『ニュー・シーズン DVD-BOX 1』として発売されると、それ以降シリーズが制作される度に、第10シリーズ収録の『同 DVD-BOX 2』から最終第13シリーズ収録の『同 DVD-BOX 5』まで発売された。なお、NHK BS2で放送されるようになった第50話以降はカットシーンは存在しないため、完全版とは表記していない。また2011年にデアゴスティーニ・ジャパンから『名探偵ポワロ DVDコレクション』としてDVDマガジンが発刊(隔週刊行で1巻1作)。2013年7月9日発行の65巻で完結し2013年6月以降放送の最終シリーズは収録されていない。マガジンではあらすじ、原作との相違、作品の時代背景やクリスティの生い立ちの解説がなされ、レギュラー出演者へのインタビューとあわせた出演者紹介・ロケ地・撮影の裏話なども掲載されている。ただし収録されている吹き替えは〔演出:椿淳、録音・編集:恵比須弘和、翻訳:安本熙生、制作:高砂商事(CROSS-GATE)〕によりデアゴスティーニが新録したものとなっており、登場人物の項に記載のとおりNHKの日本語版とはキャストが異なる。また、ゲストキャラクターは何人かの声優が話数によって役柄を変えながら演じているため、キャストが重複している。Blu-Rayディスクメディアについては、イギリスにおいてITVスタジオとAcorn Media制作によるリマスター版が発売され、2015年日本においてもそれを元にしたBOXが第49話まで発売された(NHK完全版仕様)。

出典:wikipedia

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