樺岡駅(かばおかえき)は、北海道(宗谷支庁)稚内市大字声問村字樺岡にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)天北線の駅(廃駅)である。電報略号はカハ。天北線の廃線に伴い1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。当時は互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡していた。駅舎側(東側)ホームが上りの1番線、対向側ホームが下りの2番線となっていた。そのほか2番線の南稚内方から対向側ホーム手前まで分岐した行き止まりの側線を1線有していた。無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の木造駅舎が残っていた。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部に接していた。1983年(昭和58年)時点のホームには500本の上り藤を植えた花壇があり、8月には一斉に花を咲かせた。当駅の所在する地名より。広大な酪農地帯が広がっていたが、離農が進み、限界集落地域である。旧駅前周辺は廃校になった樺岡小中学校跡とバス停のみとなっている。2011年(平成23年)時点では本物の駅名標が残存している。但し駅跡とは逆側に設置されている模様。この駅名標は道路に移設され樺岡の天北線バス停留所に設置されている。駅跡は原野になっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。