神坂峠(みさかとうげ)は、木曽山脈南部の岐阜県中津川市と長野県下伊那郡阿智村の間にある標高1,569 mの峠である。位置は、。木曽山脈南部の主稜線の富士見台(富士見台高原である)と恵那山との鞍部である。木曽川水系落合川支流の冷川と天竜川水系阿知川の支流園原川との分水嶺となっている。岐阜県側からは林道大谷霧ヶ原線で峠までの車両乗入れは可能であるが、長野県側の峰越林道は崩落の危険がありゲートが設けられ一般車両の通行が禁止されている。岐阜県の胞山(えなさん)県立自然公園(本来の山の名前は「恵那山」であるが、県立自然公園の名称としては「胞」を使用する。因みに恵那という地名自体がイザナギとイザナミが天照大神を産んだときにその胞衣(えな)を納めたという伝説から来ている)の一端をなしている。古代には信濃坂と呼称され、東山道はこの急峻な峠を越えて伊那方面に抜ける形になっていたが、中山道は比較的緩やかな馬籠峠を経由して木曽方面へ行くように整備された。西側の強清水から神坂峠まで林道を何度も横切るルートとして、東山古道の登山道として整備されている「歴史は繰り返す」というが岐阜県恵那市から長野県塩尻市にかけてほとんど中山道と並行している形となっている国道19号に対して、中央自動車道の恵那山トンネルはこの峠の約1km北側に掘られており、中央自動車道の道筋もまたそのほとんどが奈良時代以前の東山道沿いとなっている。峠は、恵那山、富士見台高原、神坂山などへの登山口となっている。峠から北北東500m程の林道終点には、阿智村の山小屋「萬岳荘」があり、無雪期に営業を行っている。
出典:wikipedia
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