ルース台風(昭和26年台風第15号、国際名:ルース〔Ruth〕)は、1951年(昭和26年)10月14日に九州に上陸し大きな被害をもたらした台風である。この台風の上陸は10月中旬で、海水温も8~9月の最盛期からすれば下がっているはずであったにも関わらず、上陸時の勢力は935hPa(歴代4位)とかなり強く高潮の被害も発生した。また、台風本体も大きかった上に猛スピードで駆け抜けたため広い範囲で強風が吹き荒れた。さらに、山口県を中心に大雨による被害も起こっている。これらの要因により全体として1,000名近くの犠牲者が出るに至った。1951年(昭和26年)の夏は干ばつで、各地で水不足が続いていたが、ルース台風の降雨により一息ついた所が多かった。当時の首相吉田茂の命令により、警察予備隊(現在の自衛隊)が山口県内において発足後初とされる災害派遣出動を行った。
出典:wikipedia
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