『バンパイヤン・キッズ』（Vampian Kids）は、Production I.G制作の日本のテレビアニメ。フジテレビ系で2001年10月13日から2002年3月30日まで放送された。全26話（内、3話は未放送）。1999年にはテレビシリーズ企画用として約20分のパイロットフィルム「なんちゃってバンパイヤン」が監督湯浅政明で製作された。デザイナー・吉田すずかはタツノコ創設者である吉田竜夫の長女であり、タツノコプロのテイストがある作品。高い年齢層を対象とした作品を制作するI.Gとしては『クレヨンしんちゃん（ただし、原作は2000年まで青年誌連載）』（シンエイ動画制作）、『パラッパラッパー』（J.C.STAFF制作）に次ぐ子供向けアニメで、元請制作としては初となる。ナンチアーテ伯爵役の愛川欽也は、かつて1960年代から1970年代初期にかけて声優として活躍して以来、久々の声優復帰作となったが、主演は本作が唯一。DVD全7巻がバンダイビジュアルから発売され、第1巻には映像特典として前述の「なんちゃってバンパイヤン」が収録されている。なお2013年時点において、フジテレビの土曜18時30分から19時00分（JST）の枠で放送された最後のアニメ番組でもある。なお、ローカルセールス枠だったため、自社製作番組や系列内外の遅れネット番組を編成した関係で、未放送または遅れネットとなった地域も多かった。発明に凝るあまり人間を驚かさないという罪により、住み慣れた故郷のモンスターランドから人間界（いわゆる地球）に追放されてしまったナンチアーテ伯爵一家。死神裁判官は一家に「人間1,000人を驚かせたら一家をモンスターランドに帰す」という条件を付けた。果たして伯爵一家は1,000人を驚かし、故郷に帰ることが出来るのか。ローカルセールス枠だったため、系列内外の遅れネット番組や自社制作ローカル番組を放送した関係上、遅れネットや未放送となった地域が多い。

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