今津駅(いまづえき)は、兵庫県西宮市にある、阪神電気鉄道・阪急電鉄の駅。駅番号は阪急がHK-21、阪神がHS 16。阪神本線と阪急今津線(通称・今津南線)が接続し、このうち今津線は当駅を始発駅とする。西宮市道今津西線を横断する阪神線踏切の廃止を主目的として2001年に完全高架化された。今津線の西宮北口駅 - 今津駅間延伸に伴い、阪神と阪急の接続駅として双方ほぼ同時に開設された駅である。なお、当駅の開業前は隣駅の久寿川駅が今津駅を名乗っていた。開業以来地上駅であったが、平成に入ってから阪急、阪神の駅ともに高架化された。阪急と阪神の駅はペデストリアンデッキで結ばれている。この連絡通路にはエレベーターも2か所設置されており、バリアフリーにも配慮されている。相対式ホーム2面2線を有する高架駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口・コンコースは2階にあり、1か所のみ。ホームは3階にある。ホームは高架化時に延伸され、有効長は19m級車両6両編成分(約120m)から8両編成分(約160m)となった。近畿日本鉄道の21m級車両6両編成の停車も可能となっている。コンコースはエキーマ今津(後述)2階部分と直結している。また、終電前後には若者がダンスの練習をしている光景がよく見受けられる。区間特急・急行停車駅であり、土曜・休日は快速急行も停車する。島式ホーム1面2線を有する高架駅。改札口は2階にあり、阪神線寄りに1か所のみ。ホームは3階にあり、有効長は4両編成対応となっている。阪神線との連絡通路には売店(ラガールショップ)があったが閉店している。その向かいにはかつてほっかほっか亭が営業していたが閉店し、その後は金券ショップ → マッサージ店 → 理髪店へと変わるなど、入れ替わりが激しい。阪神国道駅との駅間距離は700メートル強しかない。これは阪急電鉄で最も短い駅間距離であり、直線でもあるため互いの駅同士が肉眼で確認できる(電車の動きもよく分かる)。駅高架化の際に駅間距離が短縮され、その影響で甲東園駅までが初乗り区間(大人150円)となるなど一部の駅で当駅までの運賃が値下げされた。通常は2号線(画像参照)に発着するが、初発である5:00発と今津行き最終(今津駅到着後は回送として折り返す)は1号線を使用する。阪急今津線が当駅まで延伸した当時は現在とほぼ同じ位置に駅があり、阪神線とはL字接続であった。後に阪急今津駅は編成増強などもあり、約200メートル南へ移転し、現在ある阪神今津駅北側のロータリーのあたりでほぼ直角の単線急カーブとなりながら阪神線とほぼ平行になるよう延伸された。阪急線の線路は、戦時中に軍需物資輸送を目的として阪神線と繋げられたが、戦後に阪急車両が久寿川駅まで暴走した(阪急今津線暴走事故を参照)こともあって分断され、高架化されるまで続いた。この当時有効長6両編成分のホームがあったが、1984年に西宮北口駅で今津線が分断されて以降は3両編成しか発着しなくなったため、ホーム中央部には柵が設けられ、東側の3両編成分には立ち入りできなくなった。また、阪急ホームの北側には阪神の保線車、事業用車などが留置される線路が伸びていたが、これらは堀切信号場に移設されている。高架化される直前までは、北側に阪急線の降車ホームと乗車ホームが阪急の線路を挟んで並び、金網を挟んで南側に阪神線の上りホームと下りホームが阪神の上下線線路を挟んで並ぶという構造であった。また阪急線の降車ホームと乗車ホームとは改札口が完全に別になっていた。阪急線、阪神線ともにいずれのホームも神戸方面端部にのみ改札口があった。また、阪神線ホームには構内地下道が設けられていた。阪急線と阪神線下りホーム相互の乗り換えは、改札口外にあった地下道(現在は廃止)か、改札口西側の踏切を横断しての連絡であった。近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。パチンコ店、居酒屋、カラオケ店、ラブホテルなどがある歓楽街である。以前は、TOHOシネマズ西宮OSができるまで西宮市内で最後の映画館となっていた「今津文化」があった。同館はピンク映画のみ上映していたが、阪神・淡路大震災後の一時期は、通常の映画を上映していた。この他、やや離れた臨港線沿道には多数のロードサイド店舗が集まっている。北側阪急駅舎の横に阪神今津駅前停留所があり、阪神バスの路線が乗り入れる。
出典:wikipedia
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