笠岡ふれあい空港(かさおかふれあいくうこう、英名:Kasaoka Airstation)は、岡山県笠岡市にある、かつて農道離着陸場として整備された空港である。1988年にはじまった農林水産省の農道離着陸場整備事業(通称:農道空港)の一つとして建設された。農道空港としての名称は笠岡地区農道離着陸場。農道空港は、当時の航空法第79条但し書き「運輸大臣(現:国土交通大臣)の許可を受けた場合はこの限りではない。」を適用し、農道を利用し場外での離着陸を行う場所として農産物を出荷するために整備されたもので、当空港も笠岡湾干拓地の中央部に設置されたものである。当初は岡山空港との間で小型機による輸送も行われたが、他の農道空港と同様にコスト高であることや、スピードの点でも高速道路(山陽自動車道)によるトラック便の方が断然優れていることから、現在では当初の目的での使用は皆無である。地元自治体や関係団体からなる運営協議会も、事業の継続は非常に困難として2008年8月6日付で解散した。一般人も事前に申請すれば利用が認められている。他の農道空港と同様に遊覧飛行や模型飛行機の利用がメインである。遊覧飛行は2005年度には4月から10月にかけてセスナ 172により15回実施されている。また毎月第1日曜には申し込みがあれば実施しているようである。模型飛行機(ラジコン飛行機)については随時利用されているようで、模型飛行機界では西日本のメッカといわれている。1995年には模型飛行機世界選手権が開催され、毎年8月には「大空と大地のひまわりカーニバル」が実施されている。また、毎年空港の周辺の農地には、春には菜の花、夏にはひまわりが植えられている。なお、滑走路の東側は農道と交差しているため、飛行機使用時は農道が閉鎖されるが、実際にはほぼ常時開放されている状態である。滑走路内は立ち入り禁止。
出典:wikipedia
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