高知学芸中学校・高等学校(こうちがくげいちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、高知県高知市槙山町にある私立中学校・高等学校(中高一貫校)。中高一貫教育を実施している。1957年開校。もともとは高知大学に附属高等学校を設立しようとした運動があったが、実現が困難であったため、私立学校を設立する運動に転換し、その結果として開設された学校である。開学以来より男女共学であり、1960年に中学校を併設し中高一貫教育を開始した。入学者は県内全域から集まるものの、県外からの入学者は少ない。1964年に男子寮「養正寮」が開寮。1986年には同一敷地内に、既卒者を主な対象とする大学受験予備校「高知学芸進学アカデミー」を設置した。中高一貫教育を実施しており、円滑な生徒把握のために、中学校から高校に進学(進級)する際、中学校時の担任のうち1,2名は高校時にも担任となる。2007年度からは毎朝10分間の読書時間を設けた。また、中学校においては読書の前と帰りのHR前に各5分間ほどの瞑想の時間が設けられている。さらに週に1回、月曜日の7時間目にLHRを設けている。教員らは所属(それぞれ、中学校・高校・高知学芸進学アカデミー)はあるものの、所属外の授業を受け持つことも一般的である。なお、自校出身教員の割合が高い。服装・頭髪に関しては、週1回の朝礼時での頭髪・服装検査が実施されることもある。男子は耳に髪が掛かってはいけない、女子は肩にかかった場合はゴムで束ねるなどの規則がある。A〜Eの5クラスで定員250名。1年から2年に上がるときにクラス替えが行われる。かつては編入試験が行われ毎年10人程度が2年次に編入学していたが、2005年度より廃止された。A〜Gの7クラス。1年次はA・B組が高校からの外部入学生のクラス(進度の違いから補習がある)、C〜G組は併設中学校からの内部進学生のクラスとなっている。2年次以降はA〜C組(普通、βクラス)が文系クラス、D〜F組(普通、βクラス)が理系クラスとなる。理系クラスの中でも、理科で生物・物理のどちらを選択するかでクラスが分かれており、生物選択者はD・E(2009年度はDは男女混合、Eは女子のみ)組に、物理選択者はE・F組(2009年度はFは男女混合、Eは男子のみ)に在籍する(地学は選択できない)。G組(校内ではドイツ語風に"ゲー組"や"αクラス"と呼ばれる)は文理混合の特進クラスであり、基本的に年3〜4回(2009年度より3回)ある学力テストの成績の平均で学年50位内程度に位置する生徒が在籍する。3年のクラス替えはαクラスとβクラスの入れ替えのみ。男女共通で、上は白の長袖又は半袖体操服、下は青色の長ジャージ又は紺色のハーフパンツを着用する。冬用に体操服の上から着るための白色のトレーナーもある。体操服には上下とも上履きの色と同じ色での苗字の刺繍が義務付けられている。土佐道路(国道56号バイパス)と高知県道38号高知土佐線(旧国道56号)に挟まれた、旧春野町に近い位置にあり、学校横には「学芸高校」というとさでん交通のバス停がある。<2016(平成28)年9月30日を持って廃止)。また学校から徒歩3分ほどの高知県道38号(旧国道56号)沿いに上り下りでやや離れてとさでん交通鵜来巣バス停、国道56号土佐道路上に学芸高校前バス停がある。最寄の駅はJR四国朝倉駅及びとさでん交通朝倉駅前電停(徒歩20分、自転車で10分ほど)。周囲には高知朝倉西郵便局、ファミリーマート(コンビニ)、金高堂朝倉ブックセンター(書店)、国立高知病院などがあり日常の通学時に不便は感じない。ただし、高知市街までかなり遠いので、市街に遊びに行く場合や、塾・予備校に通う生徒などは多少不便を強いられる。
出典:wikipedia
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