洞爺湖町（とうやこちょう）は、北海道胆振総合振興局にある町。北海道中央南西部、支笏洞爺国立公園内に位置しており、湖（洞爺湖）と山（有珠山）と海（内浦湾（噴火湾））に囲まれている。多くの観光資源があり、年間250万人以上の観光客が訪れる観光地となっている。2008年（平成20年）に『第34回主要国首脳会議』（北海道洞爺湖サミット）が開催され、2009年（平成21年）には町域のすべてとなる洞爺湖有珠山ジオパークが日本国内初の「世界ジオパーク」に認定された。地勢は、羊蹄山麓から洞爺湖を配し内浦湾（噴火湾）までの間に位置している。地質は、主に新第三紀以降の火山活動によるローム層や安山岩などの火山岩、火山灰で形成されている。太平洋西部気候区に属しており、北海道内では最も温暖な地帯で冬の降水量は少なく気温もマイナス10℃以下になることは稀である。7月から8月は夏型の気候となって気温も上昇するが、季節風（モンスーン）の関係で夏でも涼しい。「洞爺湖町の歴史」参照「平成25年度財政状況資料集」参照主な産業構成は農業、漁業、商工業、サービス業となっており、観光地であることから第三次産業が全体の70%を占めている。また、国や北海道と比較すると第一次産業の割合が高く、洞爺地区では野菜をはじめとしていも類、豆類、水稲などの生産や畜産が行われ、漁業では内浦湾（噴火湾）のホタテガイの養殖やホタテ、ウニ、カレイの水産加工も行われている。町内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「支笏洞爺ニセコルート」になっている。50音順行政産業観光

出典:wikipedia