『Foot!』(フット)は、2000年からJ SPORTSで放送されているサッカー専門のスポーツ番組である。2010/11シーズンまでは「WORLD SOCCER NEWS Foot!」として週1回(2002/03シーズンから2005年末までは週2回)放送。2011/12シーズンより、「デイリーサッカーニュース Foot!」として月曜日から金曜日までの帯番組となった。2012/13シーズンの放送開始は2011年8月20日。初回放送は2013年3月1日まではJ SPORTS 3(旧・J sports ESPN)、同3月4日以後はJ SPORTS2月曜日は22:00-23:00、火曜日-木曜日までは22:00-22:30、金曜日は「FRIDAY "ESPECIAL"」として22:00-23:00に放送(放送日時はいずれも初回放送。以下同じ)。かつては放映権を保有しているリーグを中心に取り上げていたため、その変動によってシーズン毎に番組内容が変化していたが、2003年のリーガ・エスパニョーラ放映権喪失(放映権 (サッカー)#「リーガ、ゲッツ!」参照)以降は放映権を持っていないリーグも取り上げられている。ゲストによってその週で取り扱う内容が変わる。かつてはJ SPORTSが放映権を持っている映像しか使えなかったため(UEFAチャンピオンズリーグ・UEFAヨーロッパリーグはスカパー!が映像を提供)、リーガ・エスパニョーラや放映権を持たないリーグを取り上げる際はバルサTVの対バルセロナ戦(チャンピオンズリーグなど)のものを使用するなどしていた。J SPORTSでは2010/11シーズン途中からセリエAハイライトの放送を開始するとともに、2011/12シーズンからは、リーガ・エスパニョーラとブンデスリーガは映像が使用できるようになった。2012/13シーズン現在、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグの場合スカパー!が、リーガ・エスパニョーラの場合WOWOWが日本での放映権利を持っているため、これらの映像を使用する場合、映像提供としてクレジットされる。また、セリエ・Aとブンデスリーガはリーグから直接ハイライト映像の使用権利を提供されているため、画面にリーグロゴのウォーターマークが出ている。なお、基本的には欧州サッカーのシーズンオフには番組も休止するが、近年は南米サッカーやJリーグも取り上げるようになったため、休止時期は不明確になっている。また、年末年始にも休止期間がある。1999/2000シーズンにSKY sports(J SPORTSの前身)で放送されていた。60分番組でプレミアリーグとセリエAのハイライトを2部構成で扱い、前者は金子勝彦、後者は八塚浩が担当。2000年4月、SKY sportsがJ-SPORTSと経営統合、J SKY SPORTSにチャンネル名変更。これに伴い、同年8月より旧J-SPORTSのコンテンツだったリーガ・エスパニョーラが加わり90分番組、3部構成に。番組名も「Foot!」に変更。※東本貢司による「コージーコーナー」、粕谷秀樹(当時ワールドサッカーダイジェスト編集長)による「編集前記」というコーナーがあった。番組構成は前シーズンを踏襲。このシーズンより現在Foot!の顔となっている倉敷保雄がリーガ・エスパニョーラ担当としてコメンテーターに加わる。※高木琢也の「大砲バンバン」、宮内聡の「今週のメディアーノ(イタリア語でディフェンシブ・ハーフ)」というコーナーがあった。スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー、現スカパーJSAT)からサブライセンスを受けていたプレミアリーグ・セリエAの放送試合数が減少したことから、リーガ・エスパニョーラ中心の番組構成に。金曜(プレビュー)と火曜(レビュー)の週2回放送となる。このシーズンから、「原博実のスペイン紀行」が恒例企画となる(2003年はサン・セバスティアン(レアル・ソシエダ)、2004年はラ・コルーニャ(デポルティーボ)、2005年はバルセロナ・セビージャ、2006年はマジョルカ・ヘレス・カディス)。2003年8月29日、WOWOWがリーガ・エスパニョーラの放映権獲得を電撃的に発表。リーガ・エスパニョーラの映像はダイジェストであっても使用できなくなったため、発表直前に初回放送された金曜第1回の放送はリピート放送が不可能となる。その後しばらくは、ディレクターの石神丈志が描いたイラストを使ってリーガ・エスパニョーラのハイライトを放送(以後、彼は「石神画伯」と呼ばれるようになる)していたが、J SKY SPORTSが既に放映権を持つアルゼンチンサッカーに加えて、W杯南米予選、コパ・アメリカ、コパ・リベルタドーレス、ブラジル全国選手権など南米サッカーのコンテンツを次々に取得。「Foot!」でも金曜放送分番組前半の特集コーナーに藤原清美によるセレソン(ブラジル代表)密着レポート、亘崇詞(元ボカ・ジュニアーズ、スポルティング・クリスタル)によるアルゼンチンレポート等が加わり、南米色が強くなる。一方、スカパー・フジテレビと共同でUEFAチャンピオンズリーグの放映権を獲得したことにより、チャンピオンズリーグ特番(司会・倉敷保雄(エールディヴィジ代表)、ゲスト・富樫洋一(セリエA、リーグ・アン代表)、東本貢司(プレミアリーグ代表)、幸谷秀巳(リーガ・エスパニョーラ代表)、鈴木良平(ブンデスリーガ代表、2005/06シーズンのみ))が不定期で組まれるようになった(2005/06シーズンまで)。週2回の放送のうち西岡明彦担当の火曜放送分が木曜に移動、Jリーグも扱う「Foot! Thursday」に、倉敷保雄担当の金曜放送分は「Foot! Viernes(スペイン語で「金曜」)」にタイトル変更。2004年12月3日放送の「Foot! Viernes」に平畠啓史がゲスト出演、「家に帰って初回放送を必ず見る」、「番組のTシャツをインターネット通販で購入した」など番組の大ファンであることを披露。以降、司会者不在時の代役を何度か務めるとともに、2005年よりJ SPORTSで放送開始した「バルサTV "Historia"(2007-08シーズンより「"PARTIDO"」に番組名変更)」でコメンテーター(実質的に実況)を担当。Jリーグアフターゲームショー(スカパー!)の司会を担当するなど、サッカー番組に深くかかわるようになる。金曜放送分は幸谷秀巳がレギュラーから外れ、粕谷秀樹が加わることでスペイン色が多少薄まる。タイトルからも"Viernes"が取れ、「Foot!」に戻る。開始当初はサッカートピックスに多くの時間を割き、番組プロデューサーの田口賢司がジャズの名盤を紹介するコーナーがあったが、ほどなく前半は特集コーナー、中盤にサッカートピックスという形に変更されている。また、J SPORTSがFCバルセロナのオフィシャルTVである「バルサTV」の放映権を獲得したことから、「Foot!」内でFCバルセロナのリーグ戦ダイジェストやトピックスを放送するようになった。2006年1月から「バルサTV "バルサ・エス・バルサ"」として独立、放送時間が60分から45分に15分短縮されている。一方、木曜放送分は「Foot! Thursday」のまま2005年12月まで放送。同じくJリーグをテーマにしたドキュメント番組「フットボール・アンチクライマックス」と共に、2006年は「Jリーグプレビューショー」に引き継がれている。2006年8月18日放送開始、2007年6月29日終了(全44回)。このシーズンより「特集主義」を掲げ、プレゼンテーター(ゲストコメンテーター)による特集をメインに据える。トピックスは当初、独立したコーナーを設けず、番組中に倉敷が「Foot! NEWS」として随時紹介するという形を取ったが、2006年10月6日(#8)より、ブルータス八戸による「ウィークリートピックス」のコーナーも加わっている。なお、南米ニュースについては、別途倉敷が番組中に紹介していた。また、このシーズンより内巻敦子によるイラストが紹介されている。シーズン開始当初は金曜23時からの45分番組であったが、2006年11月3日(#12)より番組初の生放送を開始。放送時間も金曜20時からの1時間番組となる(2007年2月23日(#26)まで)。2007年3月2日(#27)より金曜23時からの録画放送に戻るが、放送時間は1時間のままとなった。番組恒例企画であった「原博実のスペイン紀行」は「新 世界フットボール紀行」にリニューアル。現在の取材先はスペインのみ(パンプローナ(オサスナ)、ハビエル・イルレタ(ベティス監督)・当時のペップ・グアルディオラ(現バルセロナ監督)・チキ・ベギリスタイン(FCバルセロナGM)へのインタビュー、シチェス(バルセロナ郊外、1982年に日本代表の遠征で滞在した地))だが、タイトル名から、スペイン以外にも取材先が広がる可能性を感じさせた(#13では欧州観戦旅行の写真を紹介している)が、原が2007年シーズンよりFC東京監督に復帰したため、2006年12月15日(#18)でひとまず最後の出演となった。2007年6月2日(#40)および9日(#41)では、倉敷自ら高原直泰にインタビューを行っている。2007年8月17日放送開始、2008年6月20日終了(全44回)。昨シーズン同様「特集主義」を掲げ放送。ただし、オープニングは倉敷の一人しゃべりから、ゲスト(およびブルータス八戸)を交えたトークに変更となっている。トピックスは2007年9月7日(#4)より「News Supplement」(ニュースサプリ)というタイトルが付いている。2007年11月2日(#12)から2008年3月21日(#31)までは生放送であった。2007年8月31日(#3)では、倉敷がスウェーデン・マルメで自身のアイドルであるヤリ・リトマネン(当時マルメFFに所属していたが、インタビュー2日後に退団が発表された)に行ったインタビューが放送された。2008年6月18日には、番組開始以来初の公開収録が行われた。この模様は同年6月20日(#44)に放送された。2008年8月15日放送開始、2009年6月19日終了(全43回)。基本的なフォーマットは2007/08シーズンと同じ。2008年11月7日(#13)から2009年3月27日(#31)まで生放送であった。なお、2009年2月13日(#25)は原が日本サッカー協会技術委員長(強化担当)に就任後最初に出演したテレビ番組となった。2009年6月14日には第2回公開収録が行われ、同年6月19日(#43)に放送された。2009年8月21日放送開始、2010年6月4日終了(全40回)。基本的なフォーマットは前シーズンと変わらず。番組開始10周年ということで、MC・ゲストが今シーズン最初の出演時にこの番組に初めて出演した模様が流された。なお、今シーズンは生中継は行われなかった。2009年8月28日(#2)では、「原博実のスペイン紀行 特別編」と銘打って、原が団長を務めたU-20サッカー日本代表のスペイン遠征の模様が放送された。2010年5月15日には第3回公開収録が行われ、同年6月4日(#40)に放送された。2009/10シーズン終了後に放送されている。全10回。なおロケ物が多い理由は、スタジオ収録の回は試合映像の割合が多く、権利関係から試合映像はカットしなければならないためである。2010年8月20日放送開始、2011年6月4日放送終了(全41回、うち1回放送休止のため実際の放送回数は40回)。オープニングトークは2006/07シーズン以来倉敷の一人しゃべりとなった。また、トピックスのコーナーが「Foot! BUZZ」に変更されている。2010年9月24日(#6)、10月8日(#8)には、倉敷自らがセビリア在住の木村浩嗣を訪ねスペインで取材したときの模様を放送。2011年3月11日の#29は城福浩をゲストに迎え放送する予定だったが、この日発生した東北地方太平洋沖地震のため収録が中止。放送する予定だった時間帯には#28を再放送した。2011年3月18日の#30は、金子達仁がゲストの予定だったが、都合により幸谷秀巳が代わりに出演した。2011年5月29日に公開収録を行う。昨年までと異なり会費を徴収し、会費及び当日に行われるチャリティーオークションで得た全額を東日本大震災の復興を目的として日本赤十字社に寄付する予定。公開収録の模様は翌週の#41で放送した。今シーズンより、月曜から金曜の帯番組「デイリーサッカーニュース Foot!」にリニューアル。2011年8月15日放送開始。番組宣伝では「日本初のデイリーサッカーニュース」と紹介している。月曜から木曜は西岡明彦が2005年のFoot! Thursday以来6シーズンぶりに番組復帰。旧来の「E.N.G. 〜English News Gathering〜」の流れから、試合ハイライト・トピックの映像(ナレーション入り、現地メディアの論評や選手採点も伝える)と、西岡によるスタジオパートでの解説が入る。一方、金曜日は倉敷保雄が担当。「FRIDAY "ESPECIAL"」として、2010/11シーズンまでの「特集主義」を継承。ゲストを迎え様々な視点から紹介する。さらに、2014 FIFAワールドカップがブラジルで行われることを受けて、ブラジル・アルゼンチンなど、南米のサッカー事情やリーグ戦のハイライトも放送。また、UEFAヨーロッパリーグがミドルウィークにある場合はそれも取り上げる。なお、サッカー中継の放送予定の告知は、10/11シーズンまではJ SPORTSで放送する分のみの告知だったものが、11/12シーズンはFoot!で取り上げるすべてのリーグの予定を他局衛星波も含めて(NHK BS1の放送分を除く)告知している。Jリーグの放送予定のみ木曜日に告知する。Jリーグの放送予定は2012シーズンより、地上波(全国ネット)およびBS(NHK BS1、BSスカパー!、J SPORTS)での放送予定も紹介するようになった。再放送はJ SPORTS 2で23:00からその日の内容の再放送(本放送から1時間遅れ)。毎週金曜日は金曜日分の再放送の後、月-木の分の再放送も行う。土曜日09:00には、1週間の分すべての番組の再放送がまとめて行われる。J SPORTS 2以外でも適宜再放送を行う。また、エンディングのタイトルやクロマキーセットも月曜〜木曜と金曜「ESPECIAL」とでは分けている。さらにタイトルコール(アイキャッチ)もデザインは同じながら、やはり月〜木と金曜とではアタック音を変えている。2012年3月30日より、金曜日は10分拡大して放送時間が60分になった。2012年4月2日より、スマートフォン向け放送局NOTTVにも配信を開始した。初回放送はJ SPORTS 3と同時刻。翌日8:00にリピート放送あり。2012年5月21日をもって2011/12シーズンの放送を終了。6月、7月の末に90分の新作を放送。2012年8月20日放送開始。今シーズンの変更点は以下の通り。番組開始時から、バーチャルセットや番組Tシャツなどアート・ディレクションはHELP!の北山雅和が、オープニングやエンディングの映像はorange filmsの北山大介が手掛けている。ちなみに、バーチャルセットに使われているクロマキーはブルーバックではなくグリーンバックのため、かつてゲスト出演した向笠直は緑色の服(ブラジルのテレビ局・グローボのジャンパー)を着用して出演、服の部分が透けて透明人間状態になってしまったことがある。2011-12年度シーズンの日刊化に併せたCMではキャスターを模した人物(声は本人で、多少エコーがかかっている)を含め、数名がこのグリーンバックを意識した緑色全身タイツで出演したものが放送された。2006/07シーズンよりオープニングのトークに流れるBGMは倉敷が選曲している。また、2007/08シーズンからは毎年そのシーズンの最終放送(大体6月初旬か中旬)は観客を募集し、都内某所で盛大な公開収録を行っている。2010 FIFAワールドカップ期間中放送されていた「デイリーハイライト〜ジャンルカなう〜」(スカパー!)では、MC:倉敷保雄、ナレーター:八戸優のほか、ふだんFoot!に関わっているスタッフやゲスト出演者が多数参加している。2011-12年度以後のデイリーハイライトでは試合の経過時間は前後半の区切りではなく、試合開始からの通しの時間(後半は46分〜90分。トーナメント戦の延長はさらに91分〜120分)をコメントしている。また既定の前後半45分を超えた場合は従来の「ロスタイム」ではなく「アディ(ッ)ショナルタイム」としてアナウンスする。
出典:wikipedia
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