豊富村(とよとみむら)は、千葉県千葉郡にかつて存在した村である。1954年(昭和29年)4月1日に船橋市へ編入し廃止した。現在の船橋市北部地域に当たる(地域「豊富町」が現存する)。1889年(明治22年)に小室・小野田・車方・行々林・金堀・古和釜・楠ヶ山・大穴・坪井・大神保・八木ヶ谷・神保の12村が合併して誕生したが、神保内で金堀台を1つに数え、十余り3地区の意味で「豊富」の字を当てたといわれている。豊富村内では、印旛郡白井村(白井町を経て現在の白井市)や千葉郡八千代町(現・八千代市)との合併を望む傾向があったが、1954年(昭和29年)に船橋市に編入された。属性としては、同じ千葉郡でも特殊で、地域の属性としては、白井や八千代などの北部一体の地域に比較的近いといえる。なお、小室や鈴身のように豊富村の各村落は、古くから成立した集落がほとんどで、自立した村社会を形成している場合が多い。中心となる駅鉄道を利用する場合には、省線津田沼駅か船橋駅を利用していた。病院等は津田沼周辺を利用。南部が一部の土地が接する戦前までの街道交通の主は、馬か徒歩、人力車、自転車(自動自転車も含む)が主で、物資輸送の場合は、荷馬車や牛車、大八車が使用された。道は狭く、舗装もほとんどされていなかった。警察署及び分署はなく、はじめは、大和田次に二宮分署、船橋警察署の管轄となり、駐在1名が派遣されるのみ昭和29年2月調査村々は山林と農地に囲まれ、商工を本業とするものは少なく、一般に農業に従事している。
出典:wikipedia
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