『よしえサン』は、1988年から、「モーニングパーティ増刊」(講談社)で連載が始まり、連載途中で雑誌の休刊に伴い、「月刊アフタヌーン」(講談社)に移籍され、2000年まで連載された、須賀原洋行の漫画、また、その主人公の名前。須賀原をモデルとした「実在漫画家S」の妻である「よしえサン」を主人公とした、名古屋市を中心に繰り広げられるホホホな日常を描いたギャグ漫画であり、『気分は形而上』の「実在OL(実在ニョーボ)シリーズ」のスピンオフともいえる作品である。『気分は形而上』の「実在OLシリーズ」とは違い、この作品では家庭での様子を描いている。この「よしえサン」の連載終了から数年後に始まった連載『よしえサンち』を経て、竹書房から出版されている雑誌「本当にあった愉快な話」に、『実在ニョーボよしえサン日記』として連載された。このように「よしえサン」を主人公にした一連の連載はシリーズと化していて、自分の家族や親族を見守るかのように、雑誌の連載を逐一チェックしたり、単行本を購入したりと、この家族の様子を追う人々は決して少なくはない。なお、正式なタイトルは『ニョーボとダンナの実在日記よしえサン』である。単行本は全8巻、文庫本版は全5巻が刊行され、絶版であるが電子書籍として復刊している。『モーニング』(講談社)で、2001年27号から2003年16号にかけて連載された。『気分は形而上』と同じ4コマ形式が取り入れられた。成長に伴い、アユちんが幼稚園入園、ツッくんが小学校に進学をした点が前作とは異なる。しかし、単行本の売れ行きは悪くはないものの、固定したファンの人々が雑誌中心から単行本中心へとサイクルの変化を見せたことから、新規読者の獲得が難しくなり、アンケートの結果があまり良くないこともあって、誌面リニューアルに伴い連載が終了した。『よしえサン』から続けて読むと、設定が変わっているので違和感があるが、それは『それはエノキダ!』に『よしえサンち』の連載開始までの合間の出来事をネタにしているためである。単行本は全3巻が刊行され、絶版であるが電子書籍として復刊している。1『本当にあったゆかいな話』および『本当にあったゆかいな話増刊・○○スペシャル』『本当にあった仰天スクープズキュン!』(竹書房)で連載。内容は「よしえサンち」とほとんどそのままであるが、連載雑誌が投稿漫画誌であるため、『気分は形而上』の「実在OLシリーズ」以来の読者投稿コーナー「ちまたの○○」が新設された。アユちんが小学校へ、タクミくんが中学校へとそれぞれ進学をし、ニョーボよりも成長している子供たちに関する話が増えている。なお、増刊では、読者投稿コーナーのみの連載である。"(「ちまたの○○」とは異なる。)"「よしえサン」や「よしえサンち」と比べると、タクミくんの学校関連のネタよりも、ツッくんやアユちんの学校関連のネタが増えているが、タクミくんを配慮してネタにするのを自粛しているためである。現在は単行本第1〜5巻が発売中。単行本では、構成の都合で時系列がバラバラになっている。『本当にあったゆかいな話』で現在連載中。「よしえサン日記」で時々行なわれていた、料理紹介に特化したシリーズとなっている。『イブニング』で連載。ダンナが所有する地酒と、それに合うツマミ(とそのレシピ)を紹介する、という内容の作品。基本的にダンナとニョーボは毎回出演しており、3人いる子供達の誰かが登場することもある。2013年10月22号にて、主要登場人物であるニョーボが既に逝去していたことを執筆、最終回をむかえた。ダンナとニョーボは、複数の呼称があるが、ここでは利便性のため、ニョーボとダンナに統一する。シリーズを通して、パロディがしばしば使われていたが、『よしえサン日記』からは、その割合が少し減った。なお、東京ディズニーランドのアトラクションなど一部の施設、企業などをシリーズに出す場合、場合によっては著作権や商標権などの関係で絵や名称をそのまま用いることができず、作者特製のいわゆる「ホホホフィルター」でカバーすることがある。
出典:wikipedia
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