東扇島(ひがしおおぎしま)は、神奈川県川崎市川崎区にある人工島および地名である。1942年(昭和17年)から1972(昭和47)年から本格的に埋め立てが始まる。1974(昭和49)年11月に扇島の東に位置する島であることから東扇島という町名が付けられた。千鳥町から川崎港海底トンネルを、水江町から JFE海底トンネル(一般車通行禁止)を介して結ばれている。JFE海底トンネル側から、東扇島へ入場するルートは無い。また扇島とは、扇島大橋で結ばれている。島全体が川崎港の一部となっており、埠頭は東京湾側の外航船用埠頭と京浜運河側の内航船(国内貨物)埠頭に分けられる。その立地条件から物流・食品関係の倉庫が集中しており、食品では神奈川県の50%の貯蔵能力を持ち物流関係の戦略拠点である。しかし川崎市街と結ぶ川崎港海底トンネルの交通量が増加し危険物積載車の通行は禁止されているため、2014年(平成26年)を目標に東扇島と水江町を結ぶ臨港道路東扇島水江町線の整備が進められている。水江町とは橋梁で結ばれる予定である。平成元年ごろよりはシビルポートアイランドという名称も使われていたが、普及することなく現在に至る。島内道路の管理状況は宜しくなく路面の表示は消えている箇所や、路面が波打っている箇所が多く目立つ。この島の周囲は、魚種が豊富で、公害都市「川崎」のイメージは、もはやない。周辺では、多くの遊漁船の姿を見ることができる。また、島の西側には釣りが可能な東扇島西公園、東には、人工海浜を有する東扇島東公園があり都心から近い釣りやレジャーのできる公園として賑わっている。しかし、公園周囲に路上駐車や、ごみの放置、公園内へのバイクの侵入など課題も多い。なお、東京湾側の埠頭(外航船埠頭)は海上における人命の安全のための国際条約(SOLAS)により関係者以外立ち入りが禁止されている。
出典:wikipedia
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