エキゾティクス(Exotics)は、日本のロックバンド。沢田研二のバックバンドとして「オールウェイズ」(1980 - 1981)を経て、1981年に結成。リーダー兼バンドマスターは吉田建。結成から1ヵ月余りはバンド名がなく、当時の沢田研二の新曲「渚のラブレター」に肖り、暫定的に「渚のラブレターバンド」と名乗った。沢田研二と活動を共にした後、1984年9月に解散。沢田研二自身は「バックバンド」という裏方集団とは考えておらず、当時の作品にJULIE&EXOTICSとクレジットされたものがあったり、沢田研二と同じコンセプトの衣装を纏うなど、「沢田研二がエキゾティクスのリードボーカル」というスタンスであったようだ。当時の彼のレギュラーTV番組であるバラエティ「沢田研二ショー」、ラジオ番組「日産ミッドナイトステーション 沢田研二の夜は気ままに」にも出演した。ブリティッシュ・パンクを基調とした鋭角的なギターサウンドが特徴だが、井上陽水が全曲作詞・作曲を手掛けた「MIS CAST」(1982年)では、ムーンライダーズの白井良明によるアレンジで豪奢なジャズサウンドも披露しており、確かな技術に裏打ちされたテクニカル・バンドであった。また沢田研二のプロデュースにより唯一の単独作品「Library」も発表している。それぞれプレーヤー、作曲家、アレンジャー、プロデューサー等として活動している。中でも吉田建、西平彰は現在まで第一線のスタジオミュージシャンとしてその名を知らしめている。吉田建が手掛けたミュージシャンとしては氷室京介、吉川晃司、吉田拓郎、ウルフルズ等、西平彰は同じく氷室京介、オフコース、中森明菜、岡村靖幸、宇多田ヒカルなどが殊に著名である。また吉田建と柴山和彦は沢田研二のバックバンド「JAZZ MASTER」(1989 - 1995)にも参加しており、特に柴山和彦は現在に至るまで沢田研二のライブでのギタリストを勤めている。安田尚哉は1984年2月に脱退、その後上々颱風にベーシストとして参加。現在はバンド「Light Headz」を率いている。吉田建と柴山和彦は同時期に泉谷しげるのバンドにも参加しており、泉谷がライブ(「REAL TIME」)で二人を紹介する際「オレより人気がある」と語っていることから、アイドル化している様子が伺い取れる。1983年10月に発売されたEXOTICS唯一のアルバム。ゲストプレーヤーとして、武川雅寛(Violin&Trumpet)、野宮真貴(Vocal)も参加している。+ SIDE ONE ++ SIDE TWO +All songs arranged by EXOTICS
出典:wikipedia
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