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土浦全国花火競技大会

土浦全国花火競技大会(つちうらぜんこくはなびきょうぎたいかい)は、茨城県土浦市で開催される花火競技大会である。日本三大花火大会及び日本三大競技花火大会の一つに数えられる。日本煙火協会が後援。毎年10月第1土曜日(荒天時は延期)に開催。秋季である10月に定期開催される数少ない花火大会の1つである。2015年現在はスターマイン(速射連発花火)の部、10号玉の部、創造花火の部の3部門で競われている。日本三大花火大会では唯一大都市圏での開催。毎年約80万人の見物客が訪れる。1925年、霞ヶ浦海軍航空隊と親交が深った新治郡土浦町(現:土浦市文京町)の神龍寺24代住職秋元梅峯が私財を投じて航空戦死者を慰める趣旨の花火会を霞ヶ浦湖畔の埋立地において行ったことが始まりである。当初は、9月に開催されていた。第二次世界大戦による中断があり1946年に再開したが、住職の財産が無くなると共に中止が検討された。その後は日本煙火工業会(現在の日本煙火協会)の会長を務めた北島義一が出品者確保や入賞者に贈る賞の設立など大会の運営に尽力し、日本三大花火の1つに数えられるまでとなった。1959年には初めて「速射連発の部」を設け、それまで仕掛け花火の一部として見なされていた速射連発花火が独立した分野として扱われるきっかけを作った。1971年からは現在の桜川にかかる学園大橋付近の開催となり、開催も原則10月第1土曜日となった。1988年には昭和天皇の病状悪化に伴い「自粛」した。会場は土浦市の桜川に架かる茨城県道24号土浦境線の学園大橋付近下流側河川敷で、打ち上げは桟敷席の対岸にある市民運動広場において行われる。打ち上げ時間は例年18時から20時30分まで。荒天の場合には翌日曜日または翌週に延期される場合があり、後述する2006年は大雨による川の増水により1週間延期された。雨天であっても開催はするが、この場合本来の目的である花火審査に影響しかねないこともあり問題視されている。実際に、2013年は雨天の影響があり、10号玉部門で審査ができない(審査席から目視不可能な)花火があったため、審査不可能な花火は最初に打ち上げる審査標準玉と同点とする措置を行った。競技大会の出品方法は事前選考を行わず、業者も指定しない自由エントリー制(自由出品)となっている。この自由参加制度は出品者を多数集めるのに有用になっている、出品者は日本国内の花火製造会社がほとんどで、2011年は合計で69社が出品、うち24社は2部門にエントリーしていた。見物客にとって単調とならないように打ち上げは10号玉、創造花火、スターマインで2〜5出品者ずつ打ち上げ、これを最後まで繰り返す。1つの出品者がスターマインの打ち上げに要する時間は5分以内の場合が多く、歌や音楽に合わせて打ち上げられる場合も多い。10号玉・創造花火・スターマインが繰り返されている途中で何度か、地元企業等による広告余興花火が打ち上げられる(この花火は審査には含まれない)。とりわけ、土浦市および大会実行委員会などによる余興花火である「ワイドスターマイン 土浦花火づくし」は、打ち上げ区域全体を利用して打ち上げる、規模の大きな余興花火である。なお、全てのエントリー打ち上げ終了後にはエンディング花火として、7号玉をその大会の回数分打ち上げて終了となる。総合優勝者には内閣総理大臣賞(2000年から)、スターマインの部優勝に経済産業大臣賞、10号玉の部優勝には中小企業庁長官賞、創造花火の部優勝に茨城県知事賞が与えられる。内閣総理大臣賞は、3部門の優勝作品の中から、技術的・芸術的に最も優れた作品1作品に授与される(前述の2013年は、10号玉部門の審査に支障があったため対象から除外し、創造花火・スターマインのみで審査)。2015年は土浦市役所新庁舎開庁を記念して、打ち上げ総数を25,000発へと増やした。2016年からは通常の20,000発に戻った。打ち上げ会場対岸の河川敷及び堤防に桟敷席(招待席も含む)と無料の一般観覧席が、堤防を挟んだ後方に団体専用桟敷席が用意されている。桟敷席は毎年8月に申込を数日間受け付け、後日抽選を行い当選してから代金を主催者の口座に入金する仕組みである。また違法な場所取り合戦が大会の半年前から横行していたため、一般観覧席の大会数日前からの場所取りは2007年から禁止された 。その代わり、大会前日の12時に一般観覧席が無料で開放され先着順で場所取りをすることになった。桟敷席と一般観覧席は塚田ポンプ場を隔てて隣り合っており、桟敷席後ろにある堤防は危険防止の観点から桟敷券や招待券を提示しないと通れない。また、花火を見渡せるエリアは多く、後述の大会公式パンフレット付録の交通規制図などでおすすめ観覧エリアが記載されてある。大会の半月ほど前から土浦市の各店舗などで1部100円で公式パンフレットを販売している。パンフレットには土浦の観光案内をはじめ、当回の花火の出品業者、花火のプログラム、帰りの常磐線列車の時刻などが記載されている。交通規制図、お帰りマップが付録となっている。基本的に通常通り営業しており、中には特別営業を行う施設もある。2009年5月28日にオープンしたイオン土浦ショッピングセンター(現・イオンモール土浦)に関しては、花火大会開催日における危険防止他のための立入禁止区域に建設された為店舗駐車場への無断駐車なども考慮した結果打上げ場所は変更せず、当日臨時休業することになった。同ショッピングセンター発着の路線バスも終日運休する。花火大会終了後には、観覧客が出したと見られる食べ物の容器や包装などがごみとなって会場内に放棄されている。当然こうしたごみ放棄を主催者は認めていないが、毎年地元中学生等のボランティアや市職員で大会終了後にごみの片付けを行っている。その作業は時間が掛かり、5時頃から行っている団体もある。土浦駅を通過する特急列車がこの日に限り臨時停車したり、臨時列車が運行される特別体制となる。上り(上野方面)の臨時列車の大半は我孫子駅(土浦駅から32.5km)止まり、一部は松戸駅(同48.1km)止まりで東京都内を目前にして終着としている。これは車両運用上の都合の他、東京寄りの区間で線路容量に余裕がないことから本数が増える駅で定期列車に接続させているためである。一方、余裕のある下り(水戸方面)の臨時列車は、水戸駅(同51.5km)、勝田駅(同57.3km)まで通し運行している。帰宅時間帯(20 - 22時台)には臨時・特急合わせて概ね10分に1本の割合で発車するよう臨時ダイヤグラムが組まれる。観客動員数の割には少ない本数であるが、普通列車の場合通常時と同じ10 - 15両の長編成で大量の帰宅客を捌く。年によっては回送特急車両を乗客に開放し土浦駅から我孫子駅まで無停車の「快速」運転をすることもある。常磐自動車道からのアクセスは、桜土浦ICから国道354号、国道6号を経由し、土浦北ICからは国道125号、国道6号を経由する。

出典:wikipedia

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