『快傑のーてんき』(かいけつのーてんき)は、ダイコンフィルム製作による、自主制作実写作品名および作中に登場する変身ヒーロー名。1977年に東映が製作した特撮ヒーロー作品『快傑ズバット』をモチーフとしたパロディ作品であり、主人公である早川健を、同製作グループの中心人物であった武田康廣(現・ガイナックス統括本部長)が演じている。モチーフとなった「快傑ズバット」自体、ニヒルな主人公が活躍する日活無国籍アクションのテイストを取り入れた異色作であったが、「のうてんき」ではそのストーリー展開を踏襲しつつ、ニヒルな役どころの主人公を愛嬌のある武田が脳天気なコスチュームで無理やり演じるという怪作である。第一作のみ「のうてんき」と表記され、それ以降は「のーてんき」と長音の表記になる。本作主人公の「のーてんき」は映像作品を飛び出し、長年にわたり演者である武田康廣の第2の顔としてもてはやされている。そのため近年のSF系イベント等でものうてんきのコスチュームで登場したり、自身のサイン等にものーてんきの似顔絵を入れている。2001年の日本SF大会では、ステージイベントのみではあるが愛娘と共に親子2代の「のーてんき」として登場し、場内の喝采を浴びた。またCS放送のチャンネルであるMONDO21の番組『侵略放送パンドレッタ』にも同コスチュームで登場し、ダイコンフィルム作品の紹介を行った。アニパロ誌、ファンロードの『今月の見たいもの&見せましょう』のコーナーにて読者から『桑田次郎調快傑のーてんき』が投稿され、のーてんき役の武田康廣が気に入り漫画化を熱望、マンガ・ファンロードにて『快傑のーてんき 荒野に燃ゆる薔薇』のタイトルで読み切り作品として掲載されている。本作の作者の緋本こりんは、後に日本航空123便墜落事故の犠牲者となっている。
出典:wikipedia
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