天王寺都ホテル(てんのうじみやこホテル)は、大阪府大阪市阿倍野区松崎町にある近鉄グループの都ホテルズ&リゾーツに加盟するホテル。株式会社近鉄・都ホテルズが運営する。近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅に隣接する「阿部野橋ターミナルビル東館」に設置されたホテルで、JR西日本・天王寺駅東口の向かいに位置する。近畿日本鉄道(近鉄)が所有、子会社の近鉄ホテルシステムズが運営し、客室数は200室。会議室・宴会場、レストラン、ラウンジを有する16階建ての白亜の建物である。前身は1962年に国鉄天王寺駅の天王寺ステーションビル(同天王寺区悲田院町)の開業と同時に上層階にオープンした大阪都ホテルである。当初は客室95室と6つの宴会場、結婚式場を設けた施設であった。その後、1964年と1968年に増築が行われたことで151室となった。天王寺ステーションビルに大阪都ホテルを開設するに当たっては、近鉄もステーションビルへ出資したほか(現在は撤退)、運営会社として近鉄と都ホテルの共同で「株式会社大阪都ホテル」を設立している。1983年に上本町駅ターミナル整備に伴い、近鉄は同駅に隣接して高層ホテル「都ホテル大阪」を建設することになったのに伴い、当ホテルは大阪都ホテルから「天王寺都ホテル」に改称、運営会社名も「株式会社天王寺都ホテル」と改められた。近鉄は、阿部野橋ターミナル整備事業によりターミナルビルの増築工事が完成した(1988年)のに続き、新宿ごちそうビルを挟んだ東側にホテル棟となる東館を建設、1992年に現在の建物となる「天王寺都ホテル新館」が開業した。以後、天王寺ステーションビルの旧館(営業時は本館)と新館の2館体制であったが、2001年8月に旧館は閉鎖し、新館に集約した。2006年1月1日にスカイラウンジ「エトワール」のランチバイキングが全席禁煙となる。運営会社の株式会社天王寺都ホテルは1999年に近鉄ホテルシステムズ(初代)に営業譲渡し、天王寺都ホテル社はアール・イー・エム天王寺に称号を変更し2003年に清算した。近鉄ホテルシステムズ(初代)は2005年に吸収分割により近鉄に合併、ホテル営業は近鉄ホテルシステムズ(2代目・2015年4月に近鉄・都ホテルズに社名変更)。
出典:wikipedia
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