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E電

E電(イーでん)とは、1987年(昭和62年)の日本国有鉄道(国鉄)分割民営化に伴い、「国鉄(近郊区間の)電車」の略称である「国電」に代わるものとして、東日本旅客鉄道(JR東日本)が決めた愛称。しかし一般にはこの愛称が定着することはなかった。英語表記の場合は「INTRA-CITY AND suburban TRAINS」(「都市近郊区間列車」の英訳)。当時、「国電」という言葉が広く使われていたが、国鉄民営化により"国鉄電車"でなくなったため、意味上のずれが生じることになった。そこで、「国電」に代わる新たな呼称が分割民営化直後の4月20日から5月5日に一般公募され、59,642通(2,513案)の応募があった。応募では1位は「民電」5,311通となり、以下2位「首都電」2,863通、3位「東鉄」2,538通、4位「日電」2,281通、5位「民鉄」1,786通と続いた。その中から小林亜星及び沼田早苗並びに山之内秀一郎副社長はじめ同社役員6名による選考委員会によって、2位の「首都電」、20位の「E電」の2つにしぼり込まれた。なお8位までは1,000通以上の応募があったが、20位の「E電」は390通に過ぎなかった。5月13日には「E電」と発表、翌14日には「E電」のヘッドマークを装着した列車も走りだした。なお他の候補が選ばれなかった理由として、1位の「民電」は「民営化されたことを示す名前で、その他の私鉄(民鉄)電車とも紛らわしく、長く定着するとは思えない」、2位の「首都電」は「『スト電』と揶揄(やゆ)される可能性があり、さらに言いにくい」、 3位の「東鉄」は「語感が堅く、国鉄時代の『東京鉄道管理局』の略称と同じで、新鮮味がない」などといったことがあったとされている。上位には、「日電」、「民鉄」、「東電」、「都電」、「関電」などの応募もあったが、既に他の企業・団体や路線の略称として使われていたために除外された。「EにはEast、Electric、Enjoy、Energyなどの意味が込められている」と説明された。ローマ字で「Eden」と書けるので、「エデン」と呼ばれたこともある。当時のJR各電車内の中吊りでは、「ウィッキーさんのワンポイント英会話」(日本テレビ『ズームイン!!朝!』内の企画)で知られたアントン・ウィッキーを登用し、PR広告を行った。大々的にネーミングされたが、結局は普及せずにほとんど使われなくなった。「国鉄」の代替呼称である「JR」が、広く元の「国電」を含むものとして定着し、多くの人は「JR」または「JR線」を「E電」の代わりに使用するか、路線名(例:山手線)を直接呼ぶことで代替するようになった。不動産会社の広告でも「E電○○駅下車徒歩何分」といった表現はほとんど使われなかった。JR以外の私鉄なども、乗換の案内や駅の表示でJRの路線をひとまとめにして「JR線」とするか、路線名を直接案内している。なお、「国電」という言葉が一般人の間で復活し、再度広く使用されるようになる事も無かったため、現在では元の「国電」に対応する一般的な呼称は無くなっているが、その事による利用上、案内上の問題は特に生じていない。そもそもどの範囲をE電とするか(電車特定区間か、東京近郊区間か、中距離電車を含めるか)が曖昧であった。

出典:wikipedia

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