『ロックマンX8』(ロックマンエックスエイト)は、2005年3月10日にカプコンから発売されたアクションゲーム。PlayStation 2版とWindows版が同日に発売された。ソースネクストバージョンは、2006年5月19日に発売。PlayStation 2版と同時発売となるWindows版では、高解像度グラフィックと、日本語と英語の2か国語音声を収録。さらに字幕は7か国語に対応と、幅広いユーザーがプレイできる環境を実現している。ロックマンXシリーズの第8作で、ナンバリング上では最新作にあたる。ゲーム構成は前作『ロックマンX7』のような奥行きのある3Dステージなどが存在した3Dアクションでは無くなり、グラフィックこそ3Dであるものの、今までの2Dアクションとなっている。『ロックマンX5』以降継続されていたシステムの仕様変更がされている。まず、「しゃがみ」アクション、レプリロイド救出システムは本作で廃止された。オペレーターは3人に増え、それぞれ特徴が用意されているほか、オペレーションをOFFにする事もできるようになった。ミッションリザルトは簡素化されランクに影響する項目が減り、ステージごとに評価される方式に変更された。そのランクもS・特A・A・B…のように、「ハンターランク」の設定に相応するものに変わっている。本作では、一度クリアしたステージなら何度でもプレイでき、クリアしていないステージでもエスケープできるなど、過去作と比べて異例である。また、ステージで死亡した際に再開できる回数は予め決まっており(チップ開発で増減、難易度でも変化)、シリーズでは珍しく、残数を増やすアイテムが存在しない。前作と同じくボス戦前に会話が入るが、スキップ可能。レプリロイドのたび重なる騒乱により荒廃に歯止めがきかない地球を見限った人類は、生存の途を“宇宙”へと求めた。その計画は、軌道エレベータ“ヤコブ”の完成により本格的に始動。開拓・建設のために多くのレプリロイドが、衛星ムーンへと送られていった。本計画のために新たに誕生した“新世代型レプリロイド”は、DNAを利用することによって誰にでも変身できるという脅威の性能を備えていた。それは、あの滅んだはずの“シグマ”のDNAも例外ではなかった。そして、計画が段々と進む中、またしても勃発するイレギュラー群の反乱。エックスは事態の究明のため、ゼロやアクセルと共に宇宙へと向かう。前作と比べキャラクターグラフィックがスリムにアレンジされており、ディティールにもその変化が表れている。プレイヤーキャラが3人なのに対し、オペレーターはそれぞれのプレイヤーキャラに適応した能力と性格を持つ3人という設定になっている。各ステージの最奥に潜む新世代型レプリロイド達。本来持つ自身の戦闘能力だけで挑んでくる。本作のボスは必殺技を個々持っており、体力が減ると使ってくる。発動中は無敵で、難易度がeasyでは使用してこないが、hardではnormalよりも早い段階で使用し、ある程度時間が経過すると何度でも使ってくる。なお、必殺技を使う前に倒すことは不可能であり、必ず体力が1残る。終盤のボスラッシュでは従来と違い、彼らをコピーした他の新世代型レプリロイドと戦うことになる。"斜体"は異名。一定の条件で出現する、リトライ数無限のミニゲーム。中には1人しか出撃できないものもある。エックスは8ステージの各ボスを倒すとそのボスが所有する特殊武器を入手できる。また、アームパーツの入手によりチャージが可能になる。発動時に技名を叫ぶ。本作では地上でしか発射できないものが多い。※ 名称の記述は「入手する特殊武器 - 所有するボス」とし、以下に述べる今作は、全アーマーの基礎となるニュートラルアーマーの各部位に、アーマーパーツを装備させることでエックスを強化する。各部位のパーツは組み替えることが可能で、一定のカスタマイズができる。また、登場するアーマーの効果は、各部位を特定のパーツで統一することで機能する。ただし、アルティメットアーマーは一つのものとして完成しているため、組み替えることはできない。最初にカプセルを訪れた際に受け取る灰色を基調としたアーマー。このアーマーをベースに各パーツ・アーマーを装備することでパワーアップが可能。無装備の状態では、エックスを強化する効果はない。赤色を基調とするアーマー。戦闘力を重視した能力を多く備えている。パーツ統一によるアーマー装備時、エネルギーの放出によって画面内の敵を一掃するギガクラッシュが使用可能になる。青色を基調とするアーマー。機動力を重視した能力を多く備えている。パーツ統一によるアーマー装備時、各パーツ能力を一定時間飛躍的に強化するエクスドライブが使用可能になる。紫色を基調とするアーマー。全アーマーの中で最高の性能を誇る。アーマー装備時、空中でのみ強力なエネルギーを纏ってのエアダッシュアタックを繰り出すノヴァストライクが使用可能になる(一定時間で回復)。見た目に関しては、『X4』から前々作『X6』まで登場した物とは異なり、ニュートラル・イカロス・ヘルメスを紫色基調としたものになっている。ゼロは、ボスを倒すと必殺技(一部、特殊武器)を会得する。エックスとは違い、その大半は武器ゲージを消費せずに使用することができる。技の多くはコマンド入力によって発動する。デフォルトの設定では、通常攻撃ボタンが□ボタン、特殊攻撃ボタンが△ボタンである。また、同じコマンドでも装備する武器により技が変化する。ラーニングする技 - 習得しているボスゼロは初期装備のZセイバー以外にも武器を取得する。一部の必殺技が変化する。アクセルは、初期装備のアクセルバレット以外に、各ボスを倒すとそのボスが所有する特殊武器を入手できる。アクセルバレット同様様々な方向に撃てる。なお、使ってもエネルギーを消費しない。入手する特殊武器 - 所有するボス前作ではDNAコアを取ると強制的に発動してしまうものだったが、今作ではDNAコアを取ると特殊技にAトランスが追加され、好きなタイミングで発動可能になった。DNAコア効果発動中は、武器エネルギーゲージが少しずつ減っていく。ある条件を満たすと使えるようになる、アクセルの隠しスタイル。ダッシュの距離が長くなり、速度も上がる。更にホバーショットの時間及びAトランスの使用時間が無制限となる。この時、顔にあるはずの傷が無くなっている。ボディの色が白くなっており、どことなくルミネを思わせる。ボディが白いため、ブラックゼロに対してホワイトアクセルなどと呼ばれる。本作では隠し要素として、エイリア、レイヤー、パレットの3人をプレイヤーキャラクターとして使用することができる。ただし彼女達を一人でもプレイヤーとして選択するとオペレーターは無しとなり、またボスとの会話やアニメーションが全てカットされる。チップ開発画面で△ボタンでキャラチェンジをすればエックス達同様パワーアップができる。ゼロがレイヤーに「地球を滅ぼすためのウイルスを作るためシグマに利用された」と説明するシーンがあるが、X5のシグマは「ウイルスを利用してゼロを覚醒させようとした」のであり、ゼロウイルスの発生を狙っていたわけではない。ゼロを利用してウイルスを作り、世界を支配しようとしたのはX6のゲイトである。PlayStation 2版のパッケージ裏には「これはおもしろい!」と記載されている。後の『ロックマンゼクス アドベント』ではこの一文が町の人のセリフとしてオマージュされている。
出典:wikipedia
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