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ナゴヤドーム

ナゴヤドーム("Nagoya Dome")は、日本の愛知県名古屋市東区大幸南一丁目1番1号にあるドーム型野球場。また、同球場を運営する企業である。企業としての商号は、株式会社ナゴヤドーム("Nagoya Dome Company, Limited")。運営企業についての詳細は、後述の#運営企業を参照。プロ野球セントラル・リーグ(セ・リーグ)加盟球団の中日ドラゴンズが専用球場(本拠地)として使用している。1994年8月8日より三菱重工業名古屋工場の跡地で建設を着工(8月23日に起工)、1997年2月18日に完工し、同年3月12日に、同市中川区露橋にあるナゴヤ球場(旧・中日スタヂアム/中日球場)に代わる中日ドラゴンズの本拠地として開場した。球場名はナゴヤ球場の表記に倣い、カタカナの「ナゴヤドーム」となった。これは名古屋市の市章が漢字表記の8を丸で囲ったようなデザインの為、漢字ではなくカタカナなら字画が8であるという事からというものであった。プロ野球以外では高校野球や、大規模室内コンサート・イベント会場として使用されている。略記される場合、ドーム開場後も練習場や中日二軍の本拠地として使用されているナゴヤ球場との混同を避けるため、ナゴヤ球場の略記として使われてきた「ナゴヤ」ではなく「ナゴド」「ナゴヤD」とされることが多い。ベースボール・マガジン社から刊行される雑誌では、「ナゴヤド」「ナ・ド」の表記も見られる。また、中日が本拠地で強いことから他球団からは「鬼門のナゴド」とも言われている。両翼100m、中堅122m、左右中間116mと、日本国内で近年に建設されているプロ用の野球場としては一般的な大きさである。他のセ・リーグの本拠地球場に比べ、その広さと外野フェンスの高さによってホームランが出にくく投手が有利な球場となっており、ここをホームグラウンドとしている中日ドラゴンズはこのドームに移転したのちは投手力を前面に出したチーム編成としている。ファウルグラウンドは円形球場としては標準的な広さであるが、スタンドの設計の都合による弓形の出っ張りが特徴となっている。グラウンドは開場当初からショートパイル人工芝で、コンサートなどでは巻き取られて収納される。張替えは2002年春と2006年春、2011年春の3度行われている。3代目・4代目(現行)の人工芝は天然芝に近い感触の特殊な繊維を使った長短2種類のパイルとクッション材を使用している。初代と3代目・4代目のものは緑一色であるが、2代目のものは塁間やウォーニングゾーンに土色の着色を施した総天然芝風のものであった。また4代目は3代目以前より濃い緑色を採用している。なお初代のものは中京大学硬式野球部へ、2代目のものは三重中京大学野球部にへ、3代目は中京大中京高校野球部に譲渡された他、ナゴヤ球場のファウルグラウンド部にも再利用されている。設計時にサッカーの公式戦開催を視野にいれており、スタンドの移動で野球型(扇形)からフットボール型(縦型長方形)や展示会型(横型長方形)となる。プロサッカーの開催時には巻き取り式の台座に植えた天然芝(ビッグエッグターフ)の使用も考えられていたが、現在は使用の見込みはない(後述)。マウンドは固めで速球派の投手が投げやすいと言われている。中日以外の他球団の投手によると、3塁側ブルペンのものは高さ・傾斜が異なるという評判がある。ただし監督時代の落合は「ナゴヤドームにあるブルペンのマウンドは、グラウンドのマウンドと全く同じ状況を再現している。そのためホーム、アウェー関係なく投手はみな投げやすい。他球場のブルペンのマウンドは、言葉は悪いが適当な作りで、グラウンドのマウンドに立ったとき、投手たちの多くは軽く違和感を感じる」と否定する発言をしている。なおマウンドの土は2016年にリニューアルされ、掘りにくい固めの土が使われるようになる。ダッグアウトは2016年シーズンに改修され、オーソドックスなシッティングタイプからメジャー方式のスタンディングタイプに変更されている。フェンス際での観客によるトラブルを避けるため、フェンス最上部のやや奥に手すりがあり、プレイ域内に観客が手を出せないようになっている。また手すり付近およびフェンスと客席の間の隙間は、フェンスを越えた打球が跳ね返らないようにするほか、観客が落ちた際の安全性を確保するためにラバーで保護されている。この部分に当たった打球はフィールドに戻ってきたとしても本塁打になると定められている。2005年5月14日の中日対ソフトバンク戦では、7回裏に福留孝介の打球がフェンス上部に直撃、当初誤って三塁打と判定されたが、訂正され本塁打になるという一件があった。そのため当初水色だったラバーの色も、2006年の修繕時には白球に紛れにくい紺色に変更された。2016年シーズンより、外野フェンスの素材を京セラドーム大阪と同じクッション性のよい物に変更されている。開場時のファウルポールは高さ13.2m(グラウンドレベルからの高さは18m)であったが、本塁打かどうかを識別しやすいように2009年8月14日からポール(内側の金網はなし)を継ぎ足し高さを36.2m(グラウンドレベルからの高さは41m)とした。屋根からワイヤーでポール最上部を固定している。これは中日の落合博満監督の発案で、セントラル・リーグが2009年8月より試験的にホームランの判定材料にビデオ記録を導入したことに異論を唱えた落合が、「ビデオって簡単に言うが、野球はアメフットと違いプレーを止めるスポーツではない。それより審判が見やすいように改善するのが先決」として、ポールを高くしたという。解説者の中日OB木俣達彦は「ブランコポール」と名付けている。スタンドの基本的な設計は、横浜スタジアムや福岡 ヤフオク!ドームでも採用された可動席を持つフットボール兼用の円形球場のものである。ただしフットボール形態(公式サイトではサッカー・アメフト形態と表記)でのフィールドの方向は異なっている。固定スタンドは真円のドーナツ型であり、内部に三日月形の可動席1対(3,340席×2)とバックネット裏可動席(850席)を設置し、円状に回転(最大120度)することによって3つのスタイルに変えることができる。フットボール形態ではバックネット裏にある貴賓席や報道席をメインスタンド正面にできるようになっている(従来の2球場ではサイドスタンドになる)。真円のグラウンド面には3本のレールが同心円状に配置され、この上を鋼製車輪を持つ可動席が動いて所定の位置でロックされる。なお札幌ドームではこの方式からバックネット裏可動席を省いたものが採用されている。三日月形の可動席は前列中央に弓形の切り欠きをつくり最前列の座席数を増やすことによって、同じグラウンド規模の福岡 ヤフオク!ドームや後に建設された札幌ドームよりも固定スタンドや外野フェンスの高さを抑えている。ただ東京ドームなどに比べればやはり全般的にスタンドが高すぎると指摘されており、落下の危険性の他、自分の席に近い塀際が見えず、バックネットに近い内野席ではホームベースが、一塁(三塁)側内野席の一部では一塁(三塁)が見えにくいという意見も多い。内外野ともに三層式であるが、外野が二層以上の球場は同時期の1997年3月1日に開場した大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)とともに日本で初めての構造となった。下段席は1 - 3階、中段席は4階、上段席は5階に当たる。中段席は「プライムシート」と呼ばれ、他とは違ったシートが設置されている。各種イベントにも対応できるようにバックスクリーンにも段差と座席が設けられている。ホーム方向からは一面が中日ドラゴンズのチームカラーと同じ濃い青色に見えるように塗装が施されており、野球の試合時はバックスクリーンとして立ち入り禁止となる。観客が誤って侵入する事を防ぐ為に、同エリアの出入り口付近には警備員が常駐している。座席は基本的に内野は折りたたみ式、外野は固定式であるが、席割りの都合上折りたたみ式の座席の一部が外野席扱いとなっている。下段内野前列の可動席の全てが青色、下段内野中列・下段外野前列(2階スタンド内通路より下側)が水色、下段後列(2階スタンド内通路より上側)・プライムツイン(後述)が薄い緑色、上段はすべてクリーム色の座席となっており、座席の色がほぼ一色である他球場とは対照的である。ナゴヤドームのパンフレットによれば深海(2階下段)に太陽の光(5階席)が差しているのを座席色のグラデーションで再現したとのこと。3階コンコースへは、地下駐車場より直接来られるようになっており、車椅子席購入者専用の駐車スペースも用意され車での来場が容易となっている。4階には「プライムシート」が、3階に当たる下段席最上段には放送席(バックネット裏)と「アリーナビューレストラン」(センター後方)があり、他はコンコースとなっている。このコンコースは立見席(2,000席分)であり手すりも設置されていたが現在は一部を車椅子席とする他は使用されず、手すりも車椅子席部分以外は撤去され立見禁止の掲示もされている。2011年オフの改修によって、全席にカップホルダーが設置された。それまでは外野席には設置されていなかった。尚、内野と外野で、設置場所が異なっている。内野は前列の座席間の隙間、外野は座っている座席の真下後方。2013年より一部シーズンシートがリニューアルされた。ネット裏の年間予約席の名称変更がなされる(スーパーダイヤモンドシート→プラチナシート)のと同時に(ダイヤモンドシート・プラチナシート)がクッション性に優れたものに変更された。尚、このリニューアルによって、両シーズンシートの座席の色が赤に統一され、配置されているエリアは新たに仕切りで囲われて「高級感」を演出している。エリア自体にも「エグゼクティブエリア」という名称が付いている。このエリアは一般席としても運用されている他の内野席とは違い、公式戦では一般発売の対象外となっているが、シーズンシートが適用されないオープン戦で、安く観戦出来る。2014年オフの改修では、「車椅子・グループボックス」、「バラエティ・テラスシート」、「ドアラ・テラスシート」、「でら楽ペアシート」が新設された。2016年シーズンより一、三塁側ベンチ横にフィールドシートが設置される。3列あり、3列目のみ一般発売。また、スタンドの防球ネットを吊り下げ式として柱を無くし、試合を観えやすいように素材を細い物に変更し、網の色もブラウンにしてプレーが見やすいようにしている。ドラゴンズが勝利した場合、1塁側シートに限り、防球ネットが開いて選手とハイタッチ出来る特典が用意されている。4階にあるプライムシートには、ホームベース側に「スイートルーム・プライム1」という法人向け専用(販売価格や販売方法は完全非公開)のバルコニーつき室内席、内野から外野にかけて「プライム・ツイン」という2人席(一般販売は外野のみ)、センター後方に「プライム・ボックス」と呼ばれる4人席がある。「プライム・ツイン(外野)」は弁当付き1ドリンク込みの価格、「プライム・ボックス」はオードブル付き1ドリンク込みの価格となっている。2階の入場ゲート外周に「プライム1」のエレベーターホールがあり(中央のひと際大きな空間の貴賓室は1階より)、ここを経由しないと入れない構造になっている。3階に当たる下段席最上段のセンター後方には「アリーナビューレストラン」があり、「レストラン・カウンターシート」と呼ばれる2人席、「レストラン・テーブルシート」と呼ばれる4人席がある。チケットはどちらも料金込みの価格となっている。3塁側内野Aエリア下段席最上部に4セット設置。介添え2名を含む3名までの利用だった従来の車椅子席を、2014年オフの改修で最大5名にした上で新設された。クッション性の高い座席シート、カップホルダー兼用のテーブルが用意されている。また、電源コンセントが備えられているので、医療機器の使用も可能になっている。2014年オフの改修にて新設。バックネット裏のダイヤモンドシート3塁側エリア内に、6名掛け席4セット、4名掛け席2セット、3名掛け席1セットの構成で設置。6名掛け席については、上段の2セットは床面がグラウンドと同じ人工芝になっており、中段の2セットはカーペット敷きに座布団と掘り炬燵が用意されている。4名掛け席は、8名座席分のスペースにドリンクホルダー兼用テーブルと座席が用意されている。他のシートとは異なり、事前予約にて別料金でオリジナル料理が注文できるオプションが用意されている。シーズンシートオーナー及び公式ファンクラブサイト限定での販売になっている。2014年オフの改修にて新設。3塁側内野S席エリア内に4名掛け席4セット設置。テラス内をドアラ一色で装飾されている。購入者には、ドアラとの記念撮影等の特典が用意されている。しかし、撮影場所はドーム1階の関係者専用エリア内にある為、ドアラ自身が同シートを試合中に訪れる事はせず、関係者が撮影希望者を撮影場所まで案内する形になっている。2014年オフの改修にて新設。3塁側内野S席エリア内に20セット設置。2016年からは1塁側にも設置される。名古屋弁の「でら」=最上級と、楽にするを掛け合わせた名前の通り、従来の3塁側内野S席3席分のスペースにテーブルを挟んだペア席仕様となっている。内野S席よりもクッション性が高くてゆったりとしたシート、ドリンクホルダー兼用のテーブル、荷物を置く網棚が用意されている。また、座席の隣に通路が用意されているのも大きな特徴である。2016年より設置。一、三塁側それぞれ64席あり、そのうち最前列(13組・26席)、第2列(12組・24席)はシーズンシート、第3列(14席)は一般向けとなる。試合中は防球ネットがセットされるが、終了後はこれが外される。バックスクリーン側(メイン)とバックネット側(サブ)に2台が対称するように置かれており、両方共に全画面での映像表示が可能である。当初はCRTであったが2008年シーズン前にLEDに置き換えられ、ハイビジョン対応となった。CRT式とLED式のどちらも三菱電機製オーロラビジョンであるが、当ドームでは「ライブビジョン」と呼称されている。下部に三菱電機の広告があったが一時期消滅、2007年より復活した(2015年より「MITSUBISHI ELECTRIC 三菱電機」と表記)。映像・各種演出に関しては、制作プロダクションの東通の子会社である名古屋東通が担当している。メインスコアボードは右側をスコア表示、左側を映像表示(プレー映像やスタンドの風景、また試合前や試合中のイニング間には応援メッセージが紹介されることもある)とするのが基本であるが必要に応じて全画面での映像表示となる。2015年ごろから打席に入る選手名は水色表記に変わっている(これまで同様打順ランプも表示)。CRT時代は左側にのみ映像表示が可能であった。スコア表示は得点経過などの他、出場選手、審判団、打者の背番号と氏名(フルネーム)、打撃成績(打率、本塁打、打点)、カウント、球速が表示される。LEDへの改修時には選手名の表示を一回り大きくし、さらに打席の選手のここまでの結果や本塁打の飛距離、試合経過時間を表示するようになり、また東京ドームのように選手交代時に選手名が回る演出も加えられている。イニングの表示は9回までで、10回以降は一旦消去した上で1回の部分から再び掲示される。ボールカウンターはビジョン内でCGによって表示されるようになっている(日本初)。サブスコアボードは得点経過、打者の背番号と氏名(フルネーム)、打撃成績(打率、本塁打、打点)、投手のカウント、球速が表示される。映像を表示する時はスコアを一旦消して対応している。なおフルカラーの大型映像装置が二面あるのは国内の球場では初めてであった。映像処理については2011年シーズン以降はそれまでのアナログ式からデジタル式に変更された。これに合わせて映像演出もリニューアルされ、ボールカウントも国際基準の慣習に合わせて『SBO』から『BSO』に変更された(ただし前述のようにビジョンにCGで出しているため、プログラム等の改修のみ)。2016年から左上に投球数を表示するようになった。2017年シーズン前までにビジョンの大リニューアルを行う予定で、既設のライブビジョンの両側にほぼ同じ大きさのビジョン2機を増設、横幅は約108mとなり福岡 ヤフオク!ドームに次ぐ日本国内球場では2番目の大きさとなる予定。なおこれに伴い外野5階席1200席分が撤去される。バックネット裏3階部分にある放送席のブースは、三塁側から順にJ SPORTS・CBCテレビ・東海テレビ・NHK(テレビ・ラジオ両方)・東海ラジオ・CBCラジオとなっている(在名放送局は系列局向けの放送など本放送以外の放送〔所謂裏送り〕ができるよう、1部屋をサブとして所有しているようである)。グランド側は開閉ができる窓がある。他にもドームに放送席を所有していない局(テレビ愛知・中京テレビ・メ〜テレ・サンテレビ等)のために、いくつかフリーの放送席が用意してある。テレビ愛知は中日新聞グループではあるが、主催試合の中継実績が殆ど無い為、専用の放送席は与えられていない。中京テレビとメ~テレは同グループには入っていないので、主催試合の中継が許可されてない上、関東キー局の日本テレビとテレビ朝日も使用する事はまず無い。独立UHF局のサンテレビ(兵庫県神戸市)は、制作スタッフを派遣し、自社制作で(サンテレビ・ボックス席)というタイトルで中日×阪神を近畿広域圏向けにローカル放送する。放送ブース前には机などが設けられた放送関係も使用できるマスコミ用の記者席が用意されている。テレビ局・ラジオ局にある副調整室(通称:サブ)に相当する部屋は、向かい側(反対側)にある。その他、CBCテレビと東海テレビが副音声企画などで使用する為の部屋も複数存在する。CBCテレビは、プロ野球中継のテーマソングをSKE48が歌っていたシーズンの副音声企画に於いて、(SKE48 野球場へようこそ→燃竜(もえどら)ナイト)「※MC・若狭敬一、出演・SKEメンバー若干名。」としてドーム内特設スタジオから放送していた。東海テレビは、土曜日のプレイボールが午後2時だった頃は、「ドラHOTプラス」の生放送をドーム内特設スタジオで行っていた。放送中に試合終了を迎えた場合、勝利した際にはヒーローインタビューを受けた選手や監督が特設スタジオに足を運んで生登場していた事もあった。午後3時の今は、プロ野球中継の副音声企画から、CMを挟まずにそのまま「ドラHOTプラス」の主音声に切り替わる。広島戦をTSSテレビ新広島との2局ネットとして行う日は、副音声ブースに「全力応援 スポーツLOVERS」からキャスターの青坂匠と西山穂乃加(共に、TSSアナウンサー。2015年9月までは青坂匠と衣笠梨代)、コメンテイターでTSS野球解説者の山内康幸が加わり、プロ野球中継終了後も17時22分頃まで、「ドラHOTプラス」と「全力応援 スポーツLOVERS」内で継続中継を行う。尚、プロ野球中継で解説を担当したOBは、中継終了と共に退席となる為に「ドラHOTプラス」へは出演せず、実況を担当した男性アナが「ドラHOTプラス」の出演メンバーと会話を交わしつつ、実況を続行する。2006年と2007年の頃は使用されなかったが、バックネット裏1階の1部屋(後述のトヨタ回転広告の近く)にテレビカメラが設置される場合もある。2009年頃からは遠隔操作のできるカメラを設置する放送局も出てきている。ドーム内のコンコースや喫煙所などには独自のテレビカメラで撮影された映像がテレビの試合中継のように放送されている(独自のカウント表示テロップを映像に表示している。神宮球場など他の球場ではCS放送用の映像をテロップ付きで流している場合が多い)。2011年の映像処理のデジタル化により、これらのモニターもブラウン管方式のワイド画面テレビ(三菱電機製)からハイビジョン対応の液晶テレビ(ソニー製)に交換された。ドーム内では名古屋地区で放送されているAMラジオ放送の電波の再送信を行っている。これによりドーム内でもAMラジオによる野球中継放送が良好に受信できる。一時期ラジオ局がこのことをCMで流していた。屋根は三角形の骨組み(一辺の長さ:10m、個数:792個)を格子状(ラチス)・単層に組み合わせた「単層ラチスドーム構造」である。ジオデシック・ドームの一種。高さは最高部で60m強であり他のドームと同じ位であるが、傾斜が緩やかなため打球を天井に当てた打者は3人ほどしかいない。中央部(屋根全体の17.2%)は特殊フィルムを貼った二重ガラスで自然光を取り入れられ、照明なしでもイベントや草野球を開催できる。タチカワブラインドのロール式の遮光幕「スカイロール」も設置されており、必要に応じて開閉が可能である他、開閉するパネルを制御して「飛行機」「兜」などのデザインにもできる。遮光幕は原則としてプロ野球開催時には試合前を含めボールが見やすいように全て閉じられるが、2011年に浜岡原子力発電所の運転が停止されたことで中部地方でも夏場の電力不足が懸念される事態となったことから、節電目的で打撃練習中の平日の昼間を中心に遮光幕を開き照明を通常の半分に減らすことがある。天井中央部にはフィールド用のスピーカー(メインクラスター)があり、やや離れた外側に客席用のスピーカー(サブクラスター、六角形状に一辺3個ずつの計18個、高さ50m)が設置されている。またメインクラスターの周りを囲むような位置にセンターリングが吊り下げられており、モニュメントやフラッグの吊り下げが可能である。打球が天井に当たった場合は基本的にボールインプレイであるが、サブクラスターのうち外野側の9ヶ所のものに当たった場合のみ認定ホームランとなっている。天井またはスピーカーに当たってホームランになった例は過去2度ある。CO削減への取組みの一環として、ドーム型の野球場屋根では世界初となる太陽光発電設備を設置することが発表され、2017年竣工予定で工事が始まっている。開場から2015年までは一塁側3階部分に「ドラゴンズミュージアム」が設けられ、ドラゴンズに関連する物品を展示し、その歴史を伝える博物館。試合開催日の開場から7回裏終了までにかけて公開している。歴代ユニフォーム、選手実使用のバット・ボール、トロフィー・優勝ペナントなどを展示している。また、ドラフト経由の新人選手による直筆のプロフィールを展示している。過去には、WBCの優勝トロフィーの巡回展示企画の際に、ガラス張りの容器に入れて試合観戦客が列を作りながら鑑賞する事も行っていた。同施設は2階の通常出入口を介さずに、ドームの外から直接入場出来る飲食施設を通過して入場出来る事も有って、入場ルートによっては、観戦チケットを係員に掲示する必要が有った。同展示企画の場合も、7回裏終了までの予定だったが、最大で約1時間以上の待ち列が出来る時も有った。待ち列が異様に長かった為に、写真撮影は1人1枚に限定された。2016年にリニューアルを行い、パノラマウォーク部と合わせて「ドラゴンズワールド」と改称した。「ミュージアム」でも展示された記念品の他、キッズ向けエリアやアトラクションエリアなど催事もここで行われるようになる。名古屋のFM放送局ZIP-FMなど各局のミュージック・ナビゲーター(DJ)であるジェイムス・ヘイブンスが作詞作曲した「HERE FOR YOU」というナゴヤドーム公式テーマソングがある。ドームで行われた1997年の大晦日カウントダウン・コンサートで演奏し、ビクターでCD化されている。ドムラ("Domra")が本ドームのマスコットキャラクターとして存在。ひょうきんなオランウータンと、優しくて力強いゴリラをイメージし、本ドームのスケールを表したキャラクターとしており、練習中のライブビジョンで放映される告知用VTR、グッズなどで登場することがあり、開場当時は外野上部看板の2番目と3番目の間にドムラのイラストを設置していた。外野上部看板のイラストは2008年以後は中日ファンには馴染み深いドラゴンズのマスコットのドアラ(レフト側)とシャオロン(ライト側)に変更されていたが、2015年現在はナゴヤドームのロゴとなっている。テレビ中継でよく映し出されるバックネット下のフェンス広告は、開場年からトヨタグループ(トヨタ自動車、トヨタホームなど。トヨタL&Fの広告も出されていた時期があった)が広告を掲出している。1999年より電動式となり、複数の広告パターンが出せるようになった。この電動式広告は後付けのため、手前にせり出した形で設けられている。2002年シーズン途中から電動式広告下部中央にトヨタのロゴマークを追加。2006年シーズンからはそれまでの青と白のモノクロ広告からカラー広告が中心となった。2007年シーズンからは、トヨタ専用電動広告の隣に、縦書きでビックカメラの広告ステッカーが貼られている(2009年度よりステッカータイプから外野フェンス広告と同じように白色で書かれている)。2010年7月19日の横浜戦からは、トヨタ電動広告の上に、東建コーポレーションの広告が設置された(試合により掲示されていない事がある)。2011年シーズンは、東日本大震災により自動車生産に多大な影響が出た事などを考慮してか、シーズン当初よりCM活動などとともに自粛(広告のない青一色の表示を掲出し、下部のトヨタロゴは消去)していた。当年7月22日のオールスターゲームで球宴スポンサーのマツダなどにより一時的に復活した後、8月30日の中日対阪神戦から復活した。ドラゴンズが出場した2011年の日本シリーズでは協賛スポンサーのコナミが広告を掲出した(2014年からは三井住友銀行)。天井そばにある広告は、中部日本放送の広告にのみ、ボールが当たった際には賞金1000万が贈られる。なお、推定飛距離170mのホームランを打たないと当たらないため、達成は非常に困難とされている。また2013年より2015年11月まで、スコアボードの左隣に設置しているエイチームの広告にボールが当たった場合は賞金1億円(日本の球場における広告の懸賞としては最高額)が贈られるという懸賞もあった。ここの場合も推定180m以上のホームランでないと到達できず、2015年シーズン終了時点で達成した選手はいない。ベンチ横のカメラマン席のCBC・東海テレビ・東海ラジオの広告はナゴヤ球場時代からの名残である(実際、ナゴヤ球場のベンチ横のカメラマン席に、上記3局の広告が掲示されていた)。鳴り物応援は午後11時以降も行える。ジェット風船や紙テープはゴミが増える事から許可制となっている。ジェット風船については、換気や清掃作業の妨げになるため、他球団が使う特殊な飛距離の飛ばない素材、あるいはハンドポンプの使用なども含めて普段は使用することができないが、特別に2012年8月8日の中日 - 広島戦において、初めて使用が許可された。ただしこの時も市販品の持ち込みは禁止で、球場で来場者に配られた専用の風船を利用した。以後もジェット風船解禁試合が設けられている。2005年から各球団がより透明性のある球団経営の定着を図るために、有料入場人員を1桁までの数字で発表しているが、中日だけは実数に近い数値で発表するとして下2桁を切り捨てて発表していた。これは中日主催ゲームのチケットが他球団のそれのように半券をもぎるスタイルではなく、チケットに入場を証明するスタンプを押す方式であり正確な人数が把握できないからだった。2006年からは他球団と同様、1桁までの発表に切り替えられている。入場者数の記録(公益法人のため実数発表の日本プロ野球機構主催試合および2006年以降)開場当初、中日主催試合では内野下段席の全てと外野下段席の多くがシーズンシート(年間予約席)となっていた。特に人気の高いライト側外野下段席は、数少ない自由席にドラゴンズ応援団が開門と同時にカードを置くなどして陣取っていたため不満の声が相次いでおり、「ライト外野側応援席は300席しか売られていない」とも言われた。さらに、順番待ち段ボール貼り(通称:段貼り)の場合でも、7ゲート付近の先頭組から始まって、6ゲート直前での折り返し位置までが下段席に座れるギリギリだといった話も流れていた。7ゲートの真横エリアは柵で囲うなどしていた部分が私設応援団専用の入場待ち優遇となっていたので、ここには一般ファンの立ち入りが禁止され、一般ファンの先頭組はこのエリアの後ろから並ぶことになっていた。全席指定になった2005年以降は、段ボール貼りは一切禁止である。2005年以前は手すりのあった下段最上部にある立見席が代替席として人気があり正式な席ではないが「パイプ席」と呼ばれていた。2005年からは全席指定化により希望の席が手に入りやすくなったため衰退し、立見の禁止が厳格となって完全に消滅した。現在は観戦できないようにそのスペースはプラスチック柵で囲われている。2003年以降は一般販売への開放が三塁側、次いで2005年以降は一塁側を中心に増えている(単純に年間契約者数が減少している可能性もある)。また、並行して上段席を中心に値下げが行われた。ただ、依然としてライト側下段外野席の競争率は高く、GWやお盆休みの試合、週末の巨人・阪神戦や首位攻防戦などの場合は販売開始5分かからずに完売となる場合がほとんどで、公式戦ではライト側外野応援の当日券が出回ることはまずない。2005年以降、右中間の最前列2ブロック(25通路の真下付近)・上段の3ブロック及び左中間の最前列2ブロックが削られ、私設応援団が応援機材を置いたり、横断幕を掲げるなどしている。逆のレフト側もビジターチームの応援団が応援機材を置くことが多く、2007年度からはビジター外野応援席が下段席の4ブロック分のみになり、競争倍率は上がっている。レフト側は基本的にビジターチームファン用の席であるが巨人・阪神戦以外はほとんどが中日ファンで埋まる。2006年までは、2階席に5ブロック分設置されていた。44・45番通路がメイン。内野のシーズンシートにはバックネット裏から順にプラチナ(旧称スーパーダイヤモンド)、ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、オパールといったように宝石名が冠されている(「ルビー」「サファイア」は一般販売の「内野S」と同等。同じく「エメラルド」と「内野A」、「オパール」と「内野B」は同等の席である)。2001年までは上段席にも設定されており同様の愛称がつけられていた。中段席のうち「スィートルーム・プライム1」は法人向け年間予約席のみで販売されていて、同席契約者専用のエレベーターホールが2階入場ゲートにある。「プライム・ツイン」の内野は年間予約席、外野は一般販売に分かれている。尚、プライム系(ツイン・ボックス)は販売担当部署が球団内(一般席)では無くナゴヤドーム内に置かれる。ただし、プライム1以外の年間予約席は、チケットぴあや中日新聞販売店での先行予約、地方遠征中止試合の振替などで一般販売されることがある(その場合、「スーパーダイヤモンド」「ダイヤモンド」は「内野SS」となる)。球弁(たまべん)とは、「駅弁」「空弁」を参考に付けられた、ナゴヤドームで売られている弁当を指す総称。2005年から使用。「球弁」は、中日ドラゴンズにちなんだ野球場らしいものが多く、「弁当屋が作ったもの」「仕出屋が作ったもの」「給食業者が作ったもの」があり、様々な味覚が楽しめるのも特徴である。中でも、ナゴヤ球場時代から販売されていた「ホームラン弁当」は、ドラゴンズの選手がホームランを打ったら翌試合には内容が豪華になる。この他にも対戦チームによって内容が変わり、常連を飽きさせない工夫の球弁もある。また、味噌カツ、名古屋コーチン、愛知県の特産品を使った名古屋めしの球弁もラインアップされている。オープン戦期間中にマスコミ向けに試食会が開催される。2008年の交流戦では、「味の交流戦」と題して、相手球団の球場で販売されている球弁の味を再現して販売している。隣接するイオンモールナゴヤドーム前店で飲食物を買ってドームに持ち込んだり、同店のフードコートや飲食店で食事をしてからドームに入場する人も多い。球弁はナゴヤドームおよび中日ドラゴンズの登録商標ではない。従って東京ドームやヤフオクドームなど、他球場でも少数使われている。他球団に先駆けて中日ドラゴンズのホームゲームが開催される試合のイニング間において、3アウトで守備交代時になった時などに独自のジングル『ROAD TO VICTORY』が流されている。中日広報の石黒哲男のアイディアらしく、気分を変えるためだという。使用されるジングルは、毎年アメリカで3 - 4種類ほど制作されている。『ROAD TO VICTORY』の一つ『CHARGE』がかかる時は、千葉ロッテマリーンズのファンがそれに合わせてロッテコール(L・O・T・T・E OH LOTTE)を行うことがある。そのため『CHARGE』以外のジングルを使うかロッテ投手の交代を狙って『CHARGE』を使用することが多い。また同様に、中日選手がヒットなどを打った時などにライブビジョン(正式名称・オーロラビジョン)に「アニメーション画面&ジングルや声(外国人)」を流し盛り上げるという手法も、早くから導入している。2011年は名古屋在住のDJ MITSU(nobodyknows+)がプロデューサーとなり、ドラゴンズのホームゲームにおける演出全般を統括している。中日ドラゴンズのスターティングメンバーの発表・スピードボールコンテスト・1回表の守備につく際の紹介における場内アナウンスは、東海ラジオ放送のスポーツアナウンサーが担当していた(当日の担当アナは試合前のホームラン賞のスポンサーなどが発表される時間帯の最後に紹介されている)。なおオープン戦での「CBC杯」に関しては、CBCのアナウンサーが担当する。それ以外の場内アナウンスは2013年まではウグイス嬢が担当していたが、2014年はフリーアナウンサーの堀江良信が球団から「ドラゴンズナビゲーター」に任命され、中日側の大部分をアナウンスしていた。2015年からはローカルタレントの長谷川巧が担当する。2015年は試合中の選手コールのみ両チームともにウグイス嬢による場内アナウンスに戻されたが、2016年には中日側の選手コールは長谷川が行っている。ビン、缶、ペットボトルの持込は安全上の理由から禁止されており、入場前に荷物検査をされる。もし持込していた場合、内容物をドームで用意した紙コップに移してもらう事になっている。その他飲食物も同様に持込禁止である(規則上はそうなっているものの、手荷物の奥に該当物品を隠すなどして、巧妙に検査をすり抜ける観客が多いのも事実である)。仮に内容物が空の場合でも、その場のゴミ箱に捨ててもらう。なお、イオンナゴヤドーム前店2階コンコースで購入した飲食物とオープンデッキにある「CoCo壱番屋ナゴヤドーム店」の商品は持ち込みが可能である。日本シリーズにおいては1997年の開場以来、2004年の日本シリーズまで中日の先発投手はおろか投手自体に勝ち星がなかった。2004年10月17日の日本シリーズ第2戦で、中継ぎのマーク・バルデスに中日初の勝ち星が、先発投手では2006年10月21日の日本シリーズ第1戦で川上憲伸が勝利を果たした。この球場での中日の日本シリーズ通算成績は2006年までは2勝7敗と悪く、プロ野球球団が本拠地とするドーム球場の中で大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)と並んで、日本シリーズの優勝ペナントが飾られたことがない球場であったが、2007年の日本シリーズでナゴヤドームで3勝0敗とし優勝したことによって初めて飾られることになった。ただそれ以降の成績は1勝6敗1分けと再び逆戻りしている。プロ野球では、過去に大阪近鉄バファローズやオリックス・ブルーウェーブ、西武ライオンズが主催試合を行ったことがある。ただし、このドームは中日の本拠地という性格上、5大ドームの中で唯一、同じセ・リーグの巨人の主催試合が行われたことはない。その他プロ野球の試合として、独立リーグ扱いとなる日本女子プロ野球機構の試合が2010年9月に1試合行われた。2005年には全国高等学校野球選手権愛知大会(夏の甲子園の愛知県予選)の準決勝・決勝戦が開催されている。地方大会決勝戦(県代表決定戦)がドームで開かれるのは史上初のことだった(大阪大会では、大阪ドームにて開会式と、その直後の数試合を行っている)。2006年も決勝戦が実施され、堂上直倫は愛工大名電高校の選手として2年連続で決勝戦に出場し、両年とも甲子園出場を果たし、このドームを本拠地とする中日ドラゴンズに入団している。なお2007年も決勝戦を行う予定だったが雨天順延などの影響により、7月27日(準決勝戦)・28日(決勝戦)の2日間に準々決勝戦を行ったのみとなり準決勝・決勝は岡崎市民球場で行われ、2008年以降は使用されていない。その他アマチュア向けに草野球の球場として貸し出しを行っている。手ぶらで来てもすぐ試合ができるように、有料でボール以外の野球用具のレンタル(要事前予約)が可能。また三塁(ビジター)側のロッカールーム・シャワールーム・マウンド(プロ野球シーズン中の利用は不可)・選手控室も併せて有料で利用可能。申し込みは2チームでの申し込みでもできる他、1チームでの申し込みでもナゴヤドーム側がマッチングをしてくれる(ただし、マッチング後に互いのチームで交渉する形になる)。利用時間は早朝から深夜(5:00 - 22:10)までで、早朝(5:00 - 8:00)のみ3時間まで、それ以外は2時間半までになっている。2011年4月、女子ソフトボールの日本リーグの開幕節(セントラル方式)が行なわれている。2012年から新設された大規模マラソン大会(マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知)において、「名古屋ウィメンズマラソン」のゴール地点になっている(スタート地点はドーム前道路)。また、ドーム前の道路は「名古屋シティマラソン」のスタート地点にもなっている。また、これに付随するイベントとして「マラソンEXPO」がマラソンが開催される2日前から行われる。元々はサッカー・アメリカンフットボールでの使用も視野に入れて建設されているが、現在までプロレベルの試合が行われたことはない。設計の頃には東京ドームでのプレシーズンマッチや1994年のワールドカップで人工芝の上に天然芝のシートを敷き詰めた例があったが、こうした仮設のピッチは選手には不評で近年では開催されることはなくなっている。なお2002 FIFAワールドカップの名古屋市の会場選考が難航した時に、候補としてあげられた事もあったが組織委員会から却下されている(後に名古屋市は会場が用意できなかったために撤退、代わりに愛知県が豊田スタジアムを会場にして立候補したが開催地選考で落選)。今後においても同県豊田市にほぼ同等の収容人数を持つ豊田スタジアムが完成したこともありプロサッカーの試合が開催される可能性は低いと見られる。ただし名古屋市中心部に近いため名古屋グランパスのファン感謝祭に使用されたことはある。アメフトは可動席を動かさなくても使用できるが現在は東海地区でのアメフトの人気は高いとは言えず、キャパシティや使用料の面からアメフトでの使用の見込みも少ない。中部地方における最大屋内コンサート会場として、ドームツアーの一会場としてコンサートで利用されている。札幌・東京・大阪・福岡とともに「5大ドームツアー」と称されることが多いが、公演回数が絞られる場合は地理的な問題で開催されないことも多い(名古屋飛ばしを参照)。※の年は開催予定であることを表すナゴヤドームでは展示会や見本市、運動会などでの貸し出しを行っている。2年に一度の正月に『サークルKサンクスPresents テレビキャラクター夢ドーム』という特撮およびアニメーション関連のイベントが開催される。他にも『次世代ワールドホビーフェア』や『フラワードーム』などが毎年開催されている。また、AKB48が年に数回、握手会・イベントの会場として利用・開催される。ドーム内施設を見学できる「ドームツアー」は開場からしばらくの間は実施されていたが、現在は開催されていない。その為ドーム内を見るには、何らかのイベントで入場するしかない。現状、5大ドームの中では唯一ドームツアーが開催されていない。※ナゴヤドームの地下には名古屋市営地下鉄の名城線・名港線の車両基地として使用されている大幸車庫の敷地の一部が存在している。ナゴヤドームの運営企業である「株式会社ナゴヤドーム」は、元々1973年に経営破綻した「株式会社中日スタヂアム」(当時中日ドラゴンズの本拠地球場だった中日スタヂアムの管理・運営会社)に代わる受け皿企業「株式会社ナゴヤ球場」として1975年10月1日付けで中日新聞社をはじめとした地元財界の共同出資によって設立された。これを機に、球場名もナゴヤ球場へ変更して営業を本格開始した。1997年1月1日からナゴヤドームの営業開始に当たり、社名も「株式会社ナゴヤドーム」とし、ナゴヤドームと二軍のホームスタジアムとして引き続いて使用されることが決まったナゴヤ球場の2ヶ所を運営することとなった。その為、オフィスはナゴヤドーム(本社)とナゴヤ球場の2ヶ所に置いている。中日ドラゴンズ共々中日新聞社のグループ企業である。また、2004年頃より白井文吾(中日新聞社会長)が株式会社ナゴヤドーム社長(2004年頃就任)と中日ドラゴンズオーナー(2000年より、大島宏彦の後任)を兼務しており、事実上両者の経営は一体となっている。中日ドラゴンズは株式会社ナゴヤドームの経営支援のため、年間40億円以上の球場レンタル料を支払っている。なお、ナゴヤドームは2007年5月1日現在、三重テレビ放送の株式32.79%を保有する筆頭株主である。などナゴヤドーム着工以前にも、名古屋市にはドーム球場の建設構想が存在した。1979年、名古屋に本社を置く陶磁器・砥石メーカーの日本陶器(1981年より、ノリタケカンパニーリミテド)が、日本初の本格的ドーム球場でありナゴヤ球場に代わるドラゴンズの本拠地球場として、名古屋市西区則武新町に「ノリタケドーム」の建設計画を発表。1980年3月24日に現況調査計画書、1981年4月27日に環境影響評価準備書それぞれの届出が行われたが、1984年1月26日に指定事業廃止届が出され中止となった。

出典:wikipedia

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