『ウルトラマン怪獣大決戦』(ウルトラマン かいじゅうだいけっせん)は、テレビドラマ『ウルトラマン』第2話・第3話・第8話・第16話・第25話をオムニバス形式に再編集して作られた日本の映画作品で、1979年7月21日に松竹系で公開された。同時上映は『ウルトラマンレオ かなしみのさすらい怪獣』。ウルトラシリーズが3度目のブームを迎える中、『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』、『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』の後を受け、「ウルトラ映画第3弾」として劇場公開された。『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』が監督の作風のために比較的異色作の印象が強いエピソードを中心に構成されたため、本作においてはウルトラマンと人気怪獣の対戦をセールスポイントにした娯楽色の強いエピソードが選択された。また、プロローグをはじめとするいくつかのシーンが新規撮影され、公開当時のウルトラファミリーが勢揃いしている。その際、本来はアニメ『ザ☆ウルトラマン』の登場ウルトラマンであるウルトラマンジョーニアスが実写としてもデビューを飾っている。キャッチコピーは「ウルトラ12人ファミリーと10大怪獣… 画面を揺さぶる最後の闘い!」。プロローグでウルトラファミリーが集合し、ウルトラ兄弟が紹介される。そして、その中から選ばれる形で、初代ウルトラマンがウルトラマンキングに地球派遣を命じられる。この場面で、ウルトラマンジョーニアスとベドランの戦闘シーンが新規撮影され、初めて実写で紹介された。本編では、東京・聖徳記念絵画館前での地上戦シーンが新規撮影され、バルタン星人が分身の術を駆使してウルトラマンを苦しめる描写などが追加された。バルタン星人の宇宙船を爆破したウルトラマンの安否をウルトラファミリーが気遣うシーンと、その生存を確認して喜ぶシーンもあったが、カットされた。この映像は1990年代に発売された円谷特撮作品の編集ビデオ『THE ウルトラ伝説 ベストメモリアル・コレクション』(パック・イン・ビデオ)で確認できる。
出典:wikipedia
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