スピアー()あるいはスピアー・タックル()はプロレス技の一種である。助走を付けて走り、ラグビーやアメリカンフットボールのタックルの様に低い姿勢で相手の腹部へ肩、頭からぶつかっていく体当たり技、テイクダウン技である。この技の使い手として知られるビル・ゴールドバーグは、スピアーのことを「頭を武器とする危険なタックル」と定義している。起源はラグビーで使用されるタックルの一種であるスピアー・タックルをプロレスに応用したものである。また、当初のものはゴールドバーグ以降に使用されるスピアー・タックルとは異なり、相手に低い体勢で飛びつくと同時に両腕で相手を抱えて持ち上げるものであった。1980年代までは使用者も少数な繋ぎ技であったが、1990年代にアメリカンフットボール選手からプロレスラーに転向したビル・ゴールドバーグの得意技として一躍知名度、使用頻度が高まった。その後もエッジやバティスタ、ビッグ・ショー、ボビー・ラシュリー、ライノ(ライノはゴアという名前で使用)、中西学、杉浦貴、井上亘とらがフィニッシャーとして使用している。アメリカのキャッチ・アズ・キャッチ・キャンレスラーマーティン・ファーマー・バーンズ () は1912年の著作"Lessons in Wrestling & Physical Culture"において、自らが発明した技としてバック・ホールド・ウィズ・ヘッド・アゲンスト・オポーネンツ・チェスト (Back hold with head against opponent's chest) というスピアーに似たテイクダウン技を紹介している。また、アマチュアレスリングでも自らの頭を相手の胸や腹に押し付けながらダブルレッグダイブを決めるスピアー・ダブルレッグという技があり、これを遠い間合いから決める場合スピアーと同様のフォームとなる。
出典:wikipedia
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