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カーバイン

カーバイン("カービン"、")は、ニュージーランドで生まれ、ニュージーランドとオーストラリアで走った競走馬。ファーラップと並ぶオセアニア競馬史に残る名馬で、さらに南半球史上最高の競走馬の一頭といわれる。種牡馬としてもオーストラリア、イギリスで成功した。馬名の由来は銃の名を持つ父マスケット(マスケット銃)にちなみ、カービン銃よりとられた。半弟にヴィクトリアダービーに優勝したカーネージがいる。2000年、オーストラリア競馬名誉の殿堂の初年度の殿堂選定馬に選出。2006年、ニュージーランド競馬名誉の殿堂の初年度の殿堂選定馬に選出。カーバインの父マスケットの元の所有者であったグラスゴー卿は絶対に他人に馬を売らず、しかも生産馬のうち牡馬のほとんどと気に入らない牝馬を射殺していたと伝えられる人物である。マスケットもグラスゴー卿に射殺されかけたが、彼の死によって難を逃れた。マスケットはその後ニュージーランドで種牡馬として数々の活躍馬を輩出し、イギリスから輸入された繁殖牝馬マーシーと交配した。その結果誕生したのがカーバインである。セリ市に出品されたカーバインは調教師のD.オブライエンによって620ギニーで落札された。1887年11月にニュージーランドでデビューしたカーバインは翌1888年4月にかけて5連勝を飾り、同年11月にオーストラリアへ遠征した。カーバインは遠征初戦のヴィクトリアダービーではエンサインの2着に敗れ、その直後D.オブライエンは同馬の売却を決めた。オブライエンはヴィクトリアダービー出走時にブックメーカーと巨額の賭けをしており、カーバインが敗れたことで財政状態が悪化したことが原因であったともいわれている。カーバインはD.ウォーレスによって3000ギニーで購入され、調教はW.ヘギンボーサムが担当することになった。売却後カーバインは1889年の3月から4月末にかけて10回出走し、当時のオーストラリア最大のレースの一つであったシドニーカップを優勝するなど7勝を挙げた。1889年後半は5戦して1勝と勝ちきれなかったが1890年前半に入ると復調し、シドニーカップ連覇を達成するなど9戦8勝の成績を収めた。1890年後半から1891年前半にかけてのシーズンで、カーバインは常に重い斤量を課されながら通算成績は11戦10勝2着1回の成績を残した。1890年9月のクレイヴンプレートでは斤量が23ポンド(10.4kg)も軽いメガフォンとの叩き合いを制し、同年11月にはレース史上最最も重い145ポンド (65.8kg) の斤量を課されたメルボルンカップをレコードタイムで走破し優勝した。この時の観衆の興奮はすさまじいものだったと記録されている。カーバインは1891年4月にAJCプレートに出走し優勝した後、装蹄師のミスが原因で蹄に重傷を負い、引退を余儀なくされた。競走馬生活を通じての獲得賞金2万9476ポンドという記録はその後30年余りの間破られることがなかった。引退後は種牡馬となり、D.ウォーレスが所有していたラーダーバーグ牧場に繋養された。初年度は競走馬時代に蓄積した疲労が考慮され種付け頭数はわずか3頭であったが、その中から代表産駒の一頭であるウォーレスを送り出すなど、種牡馬成績は当初から非常に良好であった。それを受けて1895年には当時セントサイモンを所有していたポートランド公爵に1万3000ギニーで購入され、ポートランド公爵がイギリスに所有する牧場(ウェルベック・アベー牧場)で供用されることになった。カーバインを載せた船が出港した際には2000人が見送ったといわれている。イギリスでのカーバインの種牡馬成績は期待ほどのものではなく、リーディングサイアーは4位が最高で、輸入直後の1896年に200ギニーだった種付け料は最後は48ギニーにまで低下した。イギリスで輩出した代表産駒はスペアミント(エプソムダービー、パリ大賞典)で、スペアミントがキャトニップ(ネアルコの母の母)やプラッキーリエージュ(アドミラルドレイク、サーギャラハッド、ブルドッグ、ボワルセル4兄弟の母)を輩出したことでカーバインは現代へも少なからぬ影響を残した。ただし現在その直系は絶えている。1914年5月、カーバインは放牧場で脳出血により倒れ、死亡した。死後、カーバインの体はポートランド公爵の指示によって分解された。骨はメルボルン博物館へ寄贈され、現在も陳列されている。皮は椅子カバーや煙草ケースに加工され、椅子カバーは現在オークランドレーシングクラブの会長室にある。さらに4つの蹄はインクスタンドに加工され、現在はニュージーランド政府の首相室の机の上に置かれている。

出典:wikipedia

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