戸田 久和(とだ ひさよし、1956年1月24日 - )は政治家。大阪府門真市議会議員(無所属・革命21)。全日本建設運輸連帯労働組合(連帯ユニオン)近畿地方本部顧問。秋田県南秋田郡天王町(現潟上市)出身。秋田県立秋田高等学校から大阪大学人間科学部に進学。在学中は新左翼のノンセクト・ラジカルとして学寮廃止阻止などの運動に従事。卒業後、連帯ユニオンの委員などを経て、1999年門真市議会議員選挙に立候補、最下位で当選。所属会派はないが辻元清美らの支援を受ける。2003年の門真市議会議員選挙ではトップ当選し、二期目を務める。かつては「鮮烈市民派」と称していたが、現在は「鮮烈左翼」と称している。2005年12月、関係する労組(連帯ユニオン)からの資金受け取りを巡り、政治資金規正法違反容疑で逮捕される。公職選挙法に抵触しかねないコンテンツを「確信犯」的にネットで発信したり、市議会議員として在職中に市議会議長や市長を訴えたり、議員の多くを実名で登場させる漫画『チホー議会の闇の奥』を青木雄二と共著し出版するなど注目を集める活動が多く、その為逮捕時には大々的に報道された。2006年8月24日大阪地方裁判所から、控訴審で2007年4月25日大阪高等裁判所から政治資金規正法違反で有罪と公民権停止の判決が出されており、上告中であったが、2009年3月9日付をもって上告が棄却され、公民権停止2年が確定し、議員失職となった。一方、戸田の支援者などの中には、戸田の議員失職を政治的な弾圧と規定している意見もある。逮捕後の2007年4月に行われた門真市議会議員選挙でトップ当選している。公民権復活後の2011年4月に行われた門真市議会議員選挙に再び立候補し、2126票を獲得し8位で当選した。戸田は事前に掲げていた「3000票三連続トップ当選」に「遠く及ばなかった」ことの「責任を取る」とし、髪型を丸坊主にするパフォーマンスを行った。政治活動にインターネットを積極的に活用しており、自前のホームページ・掲示板・メールマガジンを持っている。また、彼が運営しているわけではないが、ネット掲示板や、2ちゃんねるにおいても積極的に書き込むといった行動も見られる(ハンドルは「ヒゲ戸田」、「コマンダンテ戸田」=司令官の意味、「門真市議・戸田」など)。とはいえ、戸田は荒らしとみなされることが多い。また、todajimushoというアカウント名でさかんにYoutube上に動画をアップしている。それらの動画の中には、バックに革命歌を流しながらあるいは革命家の肖像をバックにしながら、本人がカメラに向かって自らの意見を表明しているものもある。特に、2ちゃんねるにて、若竹綾子(元東京都小金井市議会議員)に関する話題がなされていた板において、2ちゃんねるの削除基準に該当しないような理由を掲げ、スレッド全体の削除を要求したり、戸田が運営しているわけではないネット掲示板においても、かなり尊大な態度で発言をしてきたりもしたため、一部ネットワーカーに煙たがられたりもしていた。同様に、ネット掲示板で発言しつつも、「議員は忙しい」を口実に、それに対する反論を掲示板では受け付けず、電子メール、電話、FAXの送付を求めたりすることを常としてきたうえ、文体が頭ごなしであり、過去の戸田自身の発言とはまったく異なる発言を多発するため、ネットでのやりとりをかなり軽視するようにも見えることも、反発を買う理由となっている。自らYouTubeに動画を投稿することもあり、「橋下は極めて下劣なファシスト」などと大阪府知事となった橋下徹への敵意をむき出しにしている。新左翼の活動に携わっていた経歴からも分かるように、右派・保守系に批判的な発言をすることが多い(例えば産経新聞に対しては「“ウヨ新聞”と揶揄嘲笑されている新聞」と言い切っている)。『産経新聞』が門真市立第三中学校で君が代斉唱の際に生徒一人を除いて全員が起立しなかった問題について報じたことに関し独自に調査をおこなった結果、産経新聞が実際には取材をしていなかった疑いがあると主張し、さらにこの記事が右翼団体の街宣活動及び市教育長への“抗議”を誘発したとして批判をおこなっている。宮崎学の熱烈なファンであることで知られている。かつて、宮崎のスパイ疑惑が持ち上がったときに宮崎を擁護したため、この問題を重視している立場の人々とは敵対的な関係になるに至った。同時に、彼と異なる見解を掲載した出版社(社会批評社)や新聞社(朝日新聞社)に対して、執筆者の個人情報を探ろうとしたり、批判記事の削除要求や「同等以上の記事で書いてください!」などと要求するといった、いわゆる反論権を主張したことから、自由言論戦士を自称していながら基本的人権、特に言論の自由に関する認識がきわめて乏しいことが露呈された。
出典:wikipedia
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