新安城駅(しんあんじょうえき)は愛知県安城市東栄町一丁目にある、名古屋鉄道の駅である。駅番号はNH17。安城市の北部に位置する駅で、名鉄名古屋本線・西尾線の接続点に位置する。西尾線の起点にあたり乗換客が多く、周辺の市街地化が進んでいることから、安城駅(乗車人員2009年度10,580人。愛知県統計年鑑)と並んで安城市で乗降客の多い駅になっている。1923年(大正12年)に愛知電気鉄道(現・名古屋本線)の今村駅として開業。1926年(大正15年)に米津駅まで結ぶ碧海電気鉄道(現・西尾線)が開通した。1970年(昭和45年)に新安城駅に改称された。島式3面6線ホームの地上駅で、2011年(平成23年)2月現在改札口は3ヶ所。エスカレーター、スロープは設置されていない。2010年(平成22年)12月に建設された橋上駅舎には各ホームとの間にエレベーターが設置されている。北改札口と南改札口へは階段が設置されておらず、エレベーターのみで連絡している。また、橋上駅舎完成後も従来からある地下改札口は存続するため、ここの発車案内も更新された。名古屋本線ホーム(3番 - 6番)は8両編成、西尾線ホーム(1番・2番)は4両編成に対応し、1番線の名古屋寄りは当駅で行き止まりとなっている(トイレはこの奥にあり)。西尾線からの名古屋方面直通は3番線に進入し、名古屋方面からの西尾線直通は名古屋寄りの踏切手前から下り本線を平面交差して2番線に入る。西尾方面へ向かう6両編成の臨時列車が増解結を行う場合、3番線を使う(代わりに名古屋方面の列車は2番線から発車する)こともあるが、特急を除いた西尾方面へ向かう定期列車は全て4両または2両のため2番線を使う。西尾線と名古屋本線を分ける分岐器の配置上、3番線に8両編成が停車する場合は名古屋寄りにずれて停車する。なお、3番線の名古屋寄り2両分は8両編成の停車がないときは柵で閉鎖されている。2番線と3番線の間、東岡崎・西尾寄りに留置線を有する。発車案内はフルカラーLED式2段表示。2010年(平成22年)10月7日に設置され、一時動作試験を行った後、10月24日から本格作動した。これにより、布袋駅、堀田駅、青山駅に次いで4番目にフルカラーLED式2段表示が設置された。なお、2010年(平成22年)10月23日までは、ソラリー式2段表示が設置されていた。ソラリー式2段表示は、改札口以外は、全て撤去された(改札口は、工事中の張り紙が貼られた)。西尾線の発車案内は本線のものとは表示の仕方が異なり、1番線と2番線が別々に表示された(上に1番線、下に2番線の案内がある。1番線から発車しない時間帯は1番線の欄に「当駅止まり」と表示されていた。備考欄もあり、急行以下の列車では「吉良吉田で蒲郡行に連絡」と表示することもあった)。かつて、西尾方面と東岡崎方面との臨時直通列車(主に岡崎観光夏まつり花火大会開催時の東岡崎 - 西尾間の普通)があった頃は、上下線とも唯一双方へ出入り可能な3番線を使っていた。2008年(平成20年)6月29日から西尾線にも1200系を使った一部特別車特急が運転されるようになり、特急西尾行きが8両対応の3番線に入線するようになった。3・4番ホームのみ3番線の8両対応化時に拡幅され、他のホームより若干広かったが、バリアフリー化工事に伴って2010年(平成22年)に6番線と工事用車両の留置線が移設され、5・6番ホームも拡幅された。同じく120km/h区間の途中にある国府駅、新木曽川駅と同様に、本線の構内分岐器は全て弾性ポイントである。これにより、上下各毎時2本ずつの快速特急は速度制限を受けずに通過する。駅自動放送は、「種別・行き先」の順に読み上げるタイプのもので、1・2・4番線が女声、3・5・6番線が男声のアナウンスである。下り線のホーム(3番線)にも男声のアナウンスが使われている(金山駅や東岡崎駅など、他の駅では通常下り(岐阜方面)が女声、上り(豊橋方面)が男声)。快速特急は停車せず、特急以下の列車が停車する。西尾線内の普通はほとんど当駅で折り返しとなる。名古屋本線にも、当駅止まりの列車がごく僅かに存在する。当駅を出ると、名古屋方面は豊明駅(知立駅では待避不可、ただし高架化後は待避線が設けられる予定)、豊橋方面は東岡崎駅(矢作橋駅は名古屋方面のみ待避可能)まで待避ができないため、当駅で緩急接続や通過待ちをすることが多い。また平日朝は4本が西尾線からの列車と東岡崎方からの列車が当駅で連結する。平日朝ラッシュ時間帯の下りは名古屋方面への速達性を図っていることと、当駅や西尾線から名古屋方面への利用者を急行に振り分けるため、当駅に停車する特急列車は7時台で2本となっている。(近年のダイヤ改正で数本の快速特急から特急に格下げされ、停車する特急は増えた)。7時台の1本を除き下りの急行は快特に抜かされない。朝時間帯は西尾線からの乗り換えが多くなるため非常に混雑する。深夜になると快速特急は特急になるため、特急の停車本数が増える。2003年(平成15年)以前は下り急行の半数が当駅で特急(現在の快速特急)の通過待ちをしていた。2005年(平成17年)以前の正月に運転されていた豊川稲荷発着の臨時特急も当駅を通過していた。かつては国府宮駅と当駅に停車し、国府駅を通過する特急も存在したが、2000年3月21日改正からは国府駅にも特別停車するようになり、2005年1月29日白紙改正で当駅と共に特急停車駅となった。このほか、1999年(平成11年)までは西尾線からの直通特急で当駅に停車し、知立駅を通過するものも存在した。駅のすぐ北を国道1号が走っており、駅周辺にはロードサイド店舗が多く見られる。一方で駅の南には、商店が立ち並んでおり、さるびあプラザ(イトーヨーカドー)やアンディショッピングセンターなどの大型商業施設が点在する。安城市コミュニティバス(あんくるバス)名鉄バス安城市コミュニティバス(あんくるバス)
出典:wikipedia
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