三方五湖レインボーライン（みかたごこレインボーライン）は、福井県三方郡美浜町笹田から同県三方上中郡若狭町海山に至る、延長11.24kmの有料道路（道路運送法上の一般自動車道）である。正式名称は三方五湖有料道路である。美浜町と若狭町の両町にまたがり、若狭湾国定公園の観光名所である三方五湖を眼下に望み、梅丈岳（ばいじょうだけ）の山頂まで行くことができる観光道路である。福井県道路公社が管理しているが、実際の管理業務は梅丈岳山頂の施設を運営している株式会社レインボーラインが行っている。主に観光客の利用が多い。夏期・冬期・春期と秋期でそれぞれ営業時間が設定されているため、その時間内に出場する必要がある。通年夜間の走行はできない。通常、1回あたり下記の通行料金が設定されている。毎年4月に開催される「山開き」では、通行料金が半額になる。三方五湖有料道路全線のうち、日向料金所以東にあたる美浜町笹田から日向料金所までが無料開放区間である。山岳道路のように急勾配とカーブの連続で、三方五湖と若狭湾に挟まれた緑豊かな丘陵地帯を登って行く。日向湖至近に位置する日向料金所（美浜側）へは若狭梅街道が、海山料金所（三方側）へは国道162号がそれぞれ至近である。

出典:wikipedia